ヒュパティア―後期ローマ帝国の女性知識人 [単行本]
    • ヒュパティア―後期ローマ帝国の女性知識人 [単行本]

    • ¥3,960119 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年12月16日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003489413

ヒュパティア―後期ローマ帝国の女性知識人 [単行本]

価格:¥3,960(税込)
ゴールドポイント:119 ゴールドポイント(3%還元)(¥119相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年12月16日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:白水社
販売開始日: 2021/11/16
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ヒュパティア―後期ローマ帝国の女性知識人 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    四世紀後半~五世紀初頭のアレクサンドリアで、優れた数学者・哲学者として弟子から政界と宗教界に要人を輩出しつつも、激動の時代の政治的対立に巻き込まれ非業の死を遂げた女性の、伝説と実像。
  • 目次

    大斎の殺人
    第1章 アレクサンドリア
    第2章 幼年時代と教育
    第3章 ヒュパティアの学校
    第4章 中年期
    第5章 哲学の母とその子どもたち
    第6章 公共的知識人
    第7章 ヒュパティアの姉妹たち
    第8章 路上の殺人
    第9章 ヒュパティアの記憶
    第10章 近代の象徴
    エピローグ 伝説を再考する
    謝辞/訳者あとがき/図版一覧/参考文献/原註/索引
  • 出版社からのコメント

    優れた数学者・哲学者として弟子から政界と宗教界に要人を輩出しつつも、政治的対立に巻き込まれ非業の死を遂げた女性の伝説と実像。
  • 内容紹介

    象徴としてだけでなく、何を成し遂げたかを考察

     ヒュパティアは4世紀後半~5世紀初頭、ローマ帝国のアレクサンドリアで、優れた数学者・哲学者として弟子から政界と宗教界に要人を輩出しつつも、キリスト教徒の政治的対立に巻き込まれて415年に非業の死を遂げた。本書はその生涯に加えて、死後まもなくから21世紀にいたるまでの伝説と受容の長い歴史を紹介するとともに、ともすればそれらに埋もれがちな、彼女が実際に成し遂げたこと、その時代において達成したことは何なのかを考察する。
     当時の知識階層における男女それぞれの教育の異なる傾向とその社会的な事情は、女性哲学者たちを生み出す土壌となった。高名な数学者テオンの娘に生まれて学塾を率い、「公的知識人」の役割を担った新プラトン主義者ヒュパティアの活動を、著者は、教義論争と党派間対立に揺れる当時のアレクサンドリアの知的風土と、古代末期ローマ帝国のエリート層の生態のうちに位置づけて、簡明に論じる。
     時代の制約のなかに生きる女性知識人をあたたかいまなざしで見つつ、ヒュパティアを過剰に聖女や悲劇のヒロインとして美化することがない視点で描かれた評伝。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ワッツ,エドワード・J.(ワッツ,エドワードJ./Watts,Edward J.)
    古代末期地中海世界における宗教史・社会史・インテレクチュアル・ヒストリーを専門領域とし、イェール大学で博士号(Ph.D)を取得。カリフォルニア大学サンディエゴ校教授。人文学部歴史学科長、アルキヴィアディス・ヴァシリアディス・ビザンツ史寄付講座長

    中西 恭子(ナカニシ キョウコ)
    東京大学大学院人文社会系研究科研究員。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て津田塾大学ほか非常勤講師。東京大学文学部西洋史学科卒業、東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻西洋史学専門分野修士課程修了、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。古代末期地中海宗教史。西洋古典受容史
  • 著者について

    エドワード・J・ワッツ (エドワード ワッツ)
    カリフォルニア大学サンディエゴ校教授、同校歴史学科長、アルキヴィアディス・ヴァシリディス・ビザンツ史寄付講座長。古代末期地中海世界における宗教史・社会史・インテレクチュアル・ヒストリーを専門領域とし、イェール大学で博士号(Ph.D)を取得。著書は他にThe Final Pagan Generation (University of California Press, 2015)など。

    中西 恭子 (ナカニシ キョウコ)
    東京大学大学院人文社会系研究科研究員。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て津田塾大学ほか非常勤講師。東京大学文学部西洋史学科卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は古代末期地中海宗教史・宗教文化史、日本語詩歌における西洋古典受容・キリスト教表象受容研究。おもな著書に『ユリアヌスの信仰世界――万華鏡のなかの哲人皇帝』(慶應大学出版会)。論文多数。

ヒュパティア―後期ローマ帝国の女性知識人 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:エドワード・J. ワッツ(著)/中西 恭子(訳)
発行年月日:2021/11/20
ISBN-10:4560097941
ISBN-13:9784560097946
判型:B6
発売社名:白水社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:276ページ ※218,58P
縦:20cm
その他: 原書名: HYPATIA:The Life and Legend of an Ancient Philosopher〈Watts,Edward J.〉
他の白水社の書籍を探す

    白水社 ヒュパティア―後期ローマ帝国の女性知識人 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!