西大門刑務所の黙示録―分断克服に生命を賭した在日の行動する良心 [単行本]

西大門刑務所の黙示録―分断克服に生命を賭した在日の行動する良心 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  康宗憲（７０）。故国・日本で展望が持てず、７０年代初頭、あこがれの祖国のソウル大学医学部に入学したのに「北のスパイ」疑惑で死刑判決。民主化の進展で１３年で解放されたが、その後も無罪判決の言い渡しと国家による謝罪を求めて２０１９年まで闘い、いまなお、再審中の良心囚の救援活動を続ける。毎日放送記者時代にドキュメンタリー「獄中１３年」を制作した著者が、その後の綿密な取材も経て、壮絶な人生すべてを描ききる。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  プロローグ　Ｄ‐ｄａｙ
  国家の謝罪
  見果てぬ故郷
  ＣＡＲＰＥ　ＤＩＥＭ―今を生きる
  帰郷
  自我の捏造
  自己の再生
  蘇る受難
  分断の最前線
  監視国家〔ほか〕

• 出版社からのコメント

  70年代初頭、祖国のソウル大学に入学したが北のスパイ疑惑で死刑判決を受けた在日、康宗憲が無罪を勝ち取るまでの人生を描ききる。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  坪井 兵輔(ツボイ ヒョウスケ)
  １９７１年生まれ。ジャーナリスト・大学教員。慶応大学経済学部卒。１９９５年毎日放送入社。ベルリン支局特派員などを経て現職。放送作品に「獄中１３年」（アジア太平洋放送連合賞）、「見えない基地」（平和・協同ジャーナリスト基金賞）、「家族づくり」（放送文化大賞準グランプリ）、「知られざる最前線」（坂田記念ジャーナリズム賞）ほか多数。著書に『歌は分断を超えて』（新泉社、山本美香記念国際ジャーナリスト賞）など

• 著者について

  坪井　兵輔 (ツボイヒョウスケ)
  1971年生まれ。神戸市在住。ジャーナリスト・大学教員。慶応大学経済学部卒。1995年毎日放送入社。ベルリン支局特派員などを経て現職。

西大門刑務所の黙示録―分断克服に生命を賭した在日の行動する良心 の商品スペック