きのこの生物活性と応用展開(食品) [単行本]
    • きのこの生物活性と応用展開(食品) [単行本]

    • ¥60,5001,815 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003492441

きのこの生物活性と応用展開(食品) [単行本]

河岸洋和(監修)
価格:¥60,500(税込)
ゴールドポイント:1,815 ゴールドポイント(3%還元)(¥1,815相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:シーエムシー出版
販売開始日: 2021/10/20
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

きのこの生物活性と応用展開(食品) [単行本] の 商品概要

  • 目次

    【第Ⅰ編 基礎】
    第1章 きのこの種類と人とのかかわり  
    1 はじめに
    2 きのこの分類学的位置
    3 きのこの識別は容易ではない
    4 人とのかかわり-シイタケについて-
    4. 1 シイタケの利用の始まり
    4. 2 シイタケの分布
    4. 3 シイタケの分類
    4. 4 シイタケの分類学研究の歴史
    4. 5 シイタケ栽培

    第2章 きのこの分子生物学  
    1 はじめに
    2 きのこのゲノム
    3 きのこの遺伝子の特徴
    3. 1 プロモーター
    3. 2 イントロン
    3. 3 ターミネーター
    3. 4 ベクターの互換性
    4 きのこの遺伝子組換え
    4. 1 形質転換
    4. 2 遺伝子ターゲッティング
    4. 3 組換え遺伝子発現
    5 きのこのゲノム編集
    5. 1 きのこへのCRISPR/Cas9法の導入
    5. 2 CRISPR/Cas9によって導入される変異
    6 基礎から応用に向けて

    第3章 きのこの酵素学  
    1 きのこが生産する菌体外酵素
    2 セルロース分解酵素
    3 ヘミセルロース分解酵素
    4 ペクチン分解酵素
    5 アミロース分解酵素
    6 リグニン分解酵素
    7 β-1,3/1,6グルカナーゼ
    8 キチナーゼ
    9 プロテアーゼ
    10 おわりに

    第4章 きのこのレクチン学  
    1 はじめに
    2 レクチンの定義
    3 研究ツールとしてのきのこレクチン
    3. 1 ヒイロチャワンタケレクチン(AAL):フコースの検出としての利用
    3. 2 マッシュルームレクチン(ABA):T抗原の検出としての利用
    3. 3 ヤナギマツタケレクチン(ACG):Sia2-3Galの検出に利用
    3. 4 ハイイロシメジ(CNL):A型特異的レクチン
    3. 5 シバフタケレクチン(MOA):B型特異的レクチン
    3. 6 ムジナタケレクチン(Psathyrella velutina lectin:PVL):GlcNAcの検出
    3. 7 アイカワタケレクチン(LSL):溶血性のレクチン
    3. 8 スギタケレクチン(PhoSL):コアフコースの検出
    3. 9 アミヒラタケレクチン(PSL):Sia2-6Lcacの検出
    4 きのこレクチンの役割
    5 レクチンの分類
    5. 1 Mäkeläによる分類法
    5. 2 内務型レクチン(domestic lectins)と外務型レクチン(foreign lectins)
    5. 3 高次構造解析に基づくファミリーによる分類

    第5章 きのこの安全性  
    1 はじめに
    2 アレルギー
    2. 1 椎茸皮膚炎
    2. 2 屋内の胞子または菌糸によるアレルギーや感染症
    2. 3 きのこ栽培を職業とする人に起こるアレルギー
    2. 4 その他のアレルギーと思われるきのこ中毒
    3 横紋筋融解症
    4 突然死

    第6章 きのこの遺伝資源と育種技術  
    1 きのこの遺伝資源
    1. 1 遺伝資源の評価
    1. 2 遺伝資源の分布と変異
    1. 3 同一の自然腐朽木内に存在する野生株間の遺伝的関係
    2 育種技術
    2. 1 育種目標
    2. 2 導入育種
    2. 3 交配育種
    2. 4 突然変異育種
    2. 5 プロトプラストの利用
    2. 6 細胞質の影響を考慮した育種
    2. 7 不和合性因子突然変異系統の作出と育種への応用

    第7章 きのこ産業及び関連産業  
    1 きのこ生産の現状
    2 きのこ生産者及び関連産業の現状
    2. 1 生産者
    2. 2 関連産業
    2. 2. 1 きのこ種菌メーカー
    2. 2. 2 きのこ資材メーカー
    2. 2. 3 加工品メーカー
    2. 2. 4 消費宣伝
    2. 2. 5 知的財産
    2. 2. 6 長野県内の関連産業例
    2. 3 支援機関
    2. 3. 1 きのこ行政
    2. 3. 2 研究機関
    2. 3. 3 関係団体
    2. 3. 4 きのこに関する主な資格検定事業
    3 今後の方向とまとめ

    【第Ⅱ編 素材】
    第1章 シイタケ  
    1 はじめに
    2 炭水化物
    3 たんぱく質
    4 脂質
    5 灰分
    6 その他

    第2章 エノキタケ  
    1 はじめに
    2 抗腫瘍作用
    2. 1 子実体熱水抽出物の抗腫瘍活性
    2. 2 抗腫瘍活性多糖体と作用機序
    2. 3 菌糸体の抗腫瘍活性
    2. 4 臨床での実証
    2. 4. 1 症例1:FEH-G単独経口投与(65歳,男,直腸がんRb, Stage I)
    2. 4. 2 症例2:凍結手術とFEH-G経口投与の併用(67歳,女,両側初発進行乳がん)
    2. 5 エノキタケ食の疫学研究例
    2. 5. 1 エノキタケ食とがん死亡に関する疫学調査
    2. 5. 2 長野県の低がん死亡率と農作物(きのこ)との関連についての疫学
    3 血流改善作用
    4 脂肪蓄積抑制作用
    5 注目成分“GABA”
    6 おわりに

    第3章 ブナシメジ  
    1 はじめに
    2 抗腫瘍作用
    2. 1 制がん作用
    2. 2 発がん予防作用
    2. 3 発がんプロモーション抑制効果
    3 抗酸化作用
    3. 1 ブナシメジ摂取マウス血漿の抗酸化活性
    3. 2 ブナシメジ摂取担がんマウス血漿の抗酸化活性
    4 抗アレルギー作用
    5 血圧降下作用
    6 抗・脱メタボ体型の可能性
    7 おわりに

    第4章 エリンギ  
    1 はじめに
    2 エリンギの成分
    2. 1 食物繊維
    2. 2 カリウム
    2. 3 ビタミンB群
    2. 4 トレハロース
    2. 5 その他
    2.5.1 エルゴステロール
    2.5.2 エルゴチオネイン
    3 健康機能性
    3 .1 エリンギの肥満に対する予防・改善作用
    3. 2 エリンギの健康機能性研究動向
    3. 2. 1 生活習慣病予防
    3. 2. 2 がん予防
    3. 2. 3 抗炎症作用
    3. 2. 4 動脈硬化予防
    3. 2. 5 肝障害予防・肝保護作用
    3. 2. 6 便秘改善効果
    3. 2. 7 その他の生理機能
    3. 2. 8 プレバイオティクス効果・腸内細菌叢改善作用
    4 おわりに

    第5章 ナメコ  
    1 はじめに
    2 主成分
    3 特性・機能
    3. 1 血液流動性改善効果
    3. 2 抗酸化性
    4 生産経過と利用特性
    5 製造技術
    5. 1 菌床栽培
    5. 2 原木栽培
    6 ナメコの味の数値化
    7 おわりに

    第6章 マイタケ  
    1 はじめに
    2 生理活性及びその活性成分・画分
    3 応用
    3. 1 免疫増強と抗腫瘍
    3. 2 メタボリックシンドロームの改善
    3. 3 多嚢胞性卵巣症候群の改善
    4 安全性
    5 おわりに

    第7章 タモギタケ  
    1 はじめに
    2 タモギタケの栽培方法を含む特性
    3 学習・記憶向上作用を有する抗酸化活性成分“エルゴチオネイン”
    4 機能性多糖類
    5 その他の機能性活性
    6 おわりに

    第8章 ヤマブシタケ  
    1 はじめに
    2 生物活性物質に関する研究
    2. 1 神経成長因子合成促進活性物質
    2. 2 小胞体ストレス誘導神経細胞死抑制活性物質
    2. 3 HeLa細胞に対する毒性物質
    2. 4 植物成長調節物質
    2. 5 菌糸体成長調節物質と子実体形成誘導物質
    2. 6 その他の生物活性物質
    3 抗認知症効果の実証
    3. 1 動物実験
    3. 2 臨床研究
    4 おわりに

    第9章 ヒメマツタケ  
    1 はじめに
    2 子実体由来の活性物質
    3 菌糸体由来の活性物質
    4 最近の研究事例
    5 おわりに

    第10章 カバノアナタケ  
    1 はじめに
    2 カバノアナタケとは
    3 日本種とロシア種のカバノアナタケにおける遺伝子解析
    4 きのこ(菌核)と菌糸体の化学成分および安全性に関して
    5 抗HIV活性に関して
    6 抗酸化活性に関して
    7 抗腫瘍活性に関して
    8 今後の可能性(菌糸体を中心に)
    9 おわりに

    第11章 ハタケシメジ  
    1 はじめに
    2 主成分
    3 特性・機能
    3. 1 血圧降下作用
    3. 2 コレステロール低下作用
    3. 3 抗腫瘍効果
    3. 4 その他の効果
    4 安全性
    5 栽培技術
    5. 1 空調ビン栽培
    5. 2 菌床埋め込みによる簡易栽培
    5. 3 菌床袋栽培
    5. 4 野外栽培
    6 応用

    第12章 ハナビラタケ  
    1 はじめに
    2 含有成分
    3 ゲノム解析に基づく系統進化
    4 特性・機能
    4. 1 自然免疫亢進作用
    4. 1. 1 単球の免疫・凝固関連因子の発現促進作用
    4. 1. 2 単球・マクロファージの異物貪食促進作用
    4. 1. 3 マウス小腸上皮細胞の自然免疫促進作用
    4. 2 抗腫瘍作用
    4. 2. 1 腫瘍増殖抑制作用
    4. 3 アレルギー症状改善作用
    4. 4 コラーゲン産生促進作用
    4. 5 美白作用
    4. 6 血圧上昇抑制作用
    4. 7 血中コレステロール低下作用
    4. 8 血糖値上昇抑制・抗肥満・抗高脂血症作用
    4. 9 抗酸化作用
    4. 10 抗菌作用
    5 安全性
    6 栽培技術
    7 応用

    第13章 ブクリョウ  
    1 はじめに
    2 菌学的特徴
    2. 1 学名について
    2. 2 自生地
    2. 3 生活史
    2. 4 菌核
    2. 5 子実体
    2. 6 交配
    2. 7 木材腐朽
    3 栽培および生産技術
    3. 1 産出の歴史
    3. 2 野生品採取
    3. 3 中国での栽培
    3. 4 国内での栽培
    4 成分
    4. 1 多糖類
    4. 2 トリテルペン類
    5 薬理作用
    5. 1 水分代謝作用
    5. 2 消化器系に対する作用
    5. 3 鎮静・精神安定(中枢神経)作用
    5. 3. 1 催眠・鎮静・抗癲癇作用
    5. 3. 2 抗うつ作用
    5. 3. 3 中枢神経保護作用・認知機能低下抑制作用
    5. 3. 4 学習・記憶強化作用
    5. 4 抗腫瘍作用・免疫調節作用
    5. 4. 1 抗腫瘍作用
    5. 4. 2 免疫調節作用
    5. 5 その他の薬理作用
    6 今後の応用展開
    6. 1 ポストゲノム解析(多次元的解析)
    6. 2 おわりに

    第14章 ブナハリタケの生物活性  
    1 はじめに
    2 降圧効果
    3 神経保護活性
    4 神経成長因子の合成促進
    5 抗酸化活性
    6 植物病原菌に対する抗菌活性
    7 抗喘息作用
    8 その他
    9 終わりに

    第15章 メシマコブ 
    1 はじめに
    2 メシマコブとは
    3 遺伝子解析と優良菌株の選定に関して
    4 子実体と菌糸体の化学成分および安全性に関して
    5 抗酸化活性に関して
    6 抗アレルギー活性に関して
    7 抗腫瘍活性(in vivo,in vitro)に関して
    8 インフルエンザワクチンに対するアジュバント作用
    9 脳血管障害(脳梗塞)の改善作用:実験的局所脳虚血巣縮小効果
    10 今後の可能性(新たな医療応用を目指したiPS細胞の樹立効率改善作用)
    11 おわりに

    第16章 霊芝(マンネンタケ)の臨床研究と含有成分  
    1 はじめに
    2 臨床試験
    2. 1 抗酸化
    2. 2 運動機能改善
    2. 3 インスリン抵抗性
    2. 4 排尿障害関連
    2. 5 免疫力
    2. 6 精神疾患
    2. 7 安全性試験
    2. 8 抗腫瘍
    2. 9 認知機能
    2. 10 その他
    3 含有成分
    4 おわりに

    第17章 冬虫夏草 
    1 はじめに
    2 代表的な冬虫夏草
    2. 1 オフィオコルディセプス・シネンシス(O. sinensis)
    2. 2 サナギタケ(Cordyceps militaris)
    3 冬虫夏草類の含有する化合物
    4 核酸
    4. 1 コルジセピンの機能 ―プリン生合成阻害,転写抑制およびAMPKの活性化―
    4. 2 コルジセピンの機能 ―アポトーシス誘導および細胞周期の制御―
    4. 3 コルジセピンの機能 ―癌転移の抑制および抗炎症活性―
    5 ステロールおよび脂肪酸
    6 多糖類
    7 その他
    8 おわりに

    第18章 アンニンコウ  
    1 はじめに
    2 成分
    3 生理活性
    3. 1 抗骨粗鬆症作用と破骨細胞形成抑制
    3. 2 抗動脈硬化症作用と抗炎症
    3. 3 抗糖尿病作用とグルコースの取込み促進
    4 おわりに

    第19章 マツタケ 
    1 はじめに
    2 培養株を用いた菌根合成法の利用
    2. 1 培養株の確立
    2. 2 接種源菌糸体の調製
    2. 3 菌発芽実生の作出
    2. 4 菌根合成
    2. 5 菌根苗の解析および苗の移植操作
    3 菌株選抜と育種に向けた取り組み
    4 菌糸体集団により構成されるシロの作出
    4. 1 シロを構成する菌糸体の遺伝的背景
    4. 2 菌根合成苗に対する胞子接種
    5 菌根合成法の応用と菌根苗の作出
    5. 1 母樹苗を用いた菌根苗の作出
    5. 2 土壌接種源を用いた菌根合成
    6 菌根苗の野外植栽
    7 マツタケ山の管理技術に関する今後の展望
    8 おわりに

    第20章 バカマツタケ  
    1 はじめに
    2 宿主と生育環境
    3 組織分離と培養特性
    4 担子胞子
    5 厚壁胞子
    6 土壌からのバカマツタケの検出
    7 林地への人工接種
    7. 1 接種用種菌作成
    7. 2 林地への接種

    【第Ⅲ編 きのこの可能性】
    第1章 きのこの発酵能による機能性食品の開発  
    1 はじめに
    2 アルコール発酵
    2. 1 パンの発酵を促したきのこ
    2. 2 アルコール飲料(ワイン,ビール,清酒)の生産
    2. 3 きのこにおけるアルコール発酵の特徴
    2. 3. 1 外観上の違い
    2. 3. 2 発酵メカニズムの違い
    2. 3. 3 糖化とアルコール発酵を一種類のきのこが行う
    3 チーズ
    4 発酵大豆および発酵黒大豆
    5 味噌
    6 発酵梅
    7 発酵豆乳
    8 発酵肉
    9 後発酵茶
    10 きのこの発酵能で製造した発酵食品の生理活性
    11 まとめ

    第2章 きのこによるバイオマスの変換技術  
    1 はじめに
    2 白色腐朽菌とバイオマス分解
    3 リグノセルロース糖化のための生物的前処理
    4 バイオマス変換ステップの微生物反応への統合
    5 白色腐朽菌によるセルロースの直接発酵
    6 白色腐朽菌による脱リグニン同時糖化発酵 ~Integrated Fungal Fermentation~
    7 きのこ廃菌床の発酵基質としての可能性
    8 白色腐朽菌機能向上のための代謝工学的アプローチ
    9 白色腐朽菌と細菌との複合微生物系によるバイオマス変換
    10 おわりに

    第3章 きのこによる環境汚染物質浄化  
    1 はじめに
    2 白色腐朽菌による環境汚染物質の分解
    2. 1 医薬品
    2. 2 農薬
    2. 3 環境ホルモン
    2. 4 ダイオキシン及びPCB
    3 おわりに

    第4章 国産トリュフ栽培に向けた試み  
    1 はじめに
    2 トリュフとは?
    3 トリュフの香り
    4 トリュフの発生する環境
    5 トリュフの栄養生理
    6 トリュフの栽培化に向けて
    7 トリュフ菌を共生させた苗木を作る
    8 トリュフ苗木の野外植栽
    9 おわりに

    第5章 フェアリー化合物の発見,基礎研究,そして実用化 ~機能性化粧品原料としてのAOH製品開発~  
    1 フェアリーリング(妖精の輪)との出会い
    2 妖精たちの正体の解明(フェアリー化合物の発見)
    3 フェアリー化合物が新しい植物(そしてキノコ)ホルモンである可能性
    4 フェアリー化合物の農業への実用化への試み
  • 内容紹介

    きのこの世界を様々な角度から概観。生産量の多いきのこと薬用・機能性きのこについては個々に機能性を解説。応用として、新たな視点からきのこに可能性を見出した研究を紹介。

きのこの生物活性と応用展開(食品) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:シーエムシー出版
著者名:河岸洋和(監修)
発行年月日:2021/11
ISBN-10:4781316220
ISBN-13:9784781316222
判型:B5
発売社名:シーエムシー出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:その他工業
言語:日本語
ページ数:360ページ
他のシーエムシー出版の書籍を探す

    シーエムシー出版 きのこの生物活性と応用展開(食品) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!