たそがれてゆく子さん(中公文庫) [文庫]
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たそがれてゆく子さん(中公文庫) [文庫]

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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2021/11/19
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たそがれてゆく子さん(中公文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    親を見送り、子育てを終えたら、夫の介護が待っていた。「ずんずん老いていました」と口火を切り、「更年期は楽しかった」と振り返る。肩、膝、腰は凍りつき、なくす探すをくり返す。もんもんと考え、るると書く。犬どもを従えて荒れ地を歩く。男が一人、老いて死んでいくのを看取るのは、ほんとうによかった。“あたしの今”を記す秀逸なエッセイに、三編の詩を収録。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    何も残さず死んでみたい
    野ざらしを心に今日も枯野ゆき
    凍りつく肩に膝、腰も頭も
    いつもポケットにうんこ袋
    やり直すったって
    あれからぼくたちは
    年取ったお婆さんがものすごく年取ったお爺さんを
    野沢那智だった
    夫、マジでやばい
    夫、さらにやばい、そして熊本も〔ほか〕
  • 内容紹介

    男が一人、老いて死んでいくのを看取るのは、本当によかった――

    夢に見た専業詩人の生活、ぽっかりとした自由。

    もんもんと考え、るると書く。

    カリフォルニアのキャニヨンを犬どもを従えひたすら歩く。

    料理や洗濯は、しないことにすぐ慣れた。

    山賊のように台所で立って食べた。卵ばっかり食べていた。


    のしかかるローンに光熱費、熊本地震、石牟礼道子さんのこと、末っ子の結婚、

    そして……日本に帰ろう。


    「みんなホルモンのせいでしたと、今は言い切りたい」――

    女のための戦記『閉経記』から五年。

    書くことで生き抜いてきた詩人の眼前に、今、広がる光景は。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 比呂美(イトウ ヒロミ)
    1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。性と身体をテーマに八〇年代の女性詩人ブームをリードし、同時に『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。近年は介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)などを発表
  • 著者について

    伊藤 比呂美 (イトウヒロミ)
    伊藤比呂美

    一九五五年、東京都生まれ。詩人。七八年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。性と身体をテーマに八〇年代の女性詩人ブームをリードし、同時に『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。近年は介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)、お経の現代語訳に取り組んだ『読み解き「般若心経」』などを発表。その他の著書に『切腹考』『たそがれてゆく子さん』『道行きや』などがある。

たそがれてゆく子さん(中公文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:伊藤 比呂美(著)
発行年月日:2021/11/25
ISBN-10:4122071356
ISBN-13:9784122071353
判型:文庫
対象:教養
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:267ページ
縦:16cm
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