紙に描いた「日の丸」―足下から見る朝鮮支配 [単行本]
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紙に描いた「日の丸」―足下から見る朝鮮支配 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/11/29
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紙に描いた「日の丸」―足下から見る朝鮮支配 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    植民地支配下の朝鮮でどのような暴力がふるわれ、日々の暮らしは変容したのか。人びとはどのように支配に抗い、破壊された社会関係の再構築をめざしたのか―土地の収奪や労働動員、「日の丸」の強制、頻発する公害とそれに対する闘争などを切り口に、支配をうけた地域とそこに暮らす人びとの視点から、支配の実態を描き出す。
  • 目次

     はじめに
      朝鮮民主主義人民共和国のある海辺の町から
      国境を行き来する人びと
      足下から歴史を考える

     凡 例

    第一章 奪われた土地──日露戦争と朝鮮
     カキ会社への怨み
     ある日、突然やってきた日本軍
     日露戦争と朝鮮
     日露戦争下の土地略奪問題
     永興湾の軍事基地建設と住民
     【コラム1】 三・一運動

    第二章 紙に描いた「日の丸」──天皇制と朝鮮社会
     平壌の街で
     天皇制・同化・差別
     地域に入り込んだ監視──「即位の礼」の光景
     三・一運動後の朝鮮社会と「日の丸」
     朝鮮人にとっての天皇・天皇制
     【コラム2】 植民地下の新聞

    第三章 水俣から朝鮮へ──植民地下の反公害闘争
     二〇一一年三月の水俣
     チッソの公害
     植民地でなぜ公害が?
     チッソの朝鮮進出
     工場・ダム建設と地域社会
     チッソと地域支配
     チッソと性買売
     植民地下のセメント工場の公害事件
     稷山鉱害事件
     工場が設立された地域の状況
     被害の実態と住民の抗議運動
     住民の大規模な検挙
     住民の全面的な妥協
     日本公害史の再検討
     【コラム3】 植民地期朝鮮の地方制度

    第四章 忘れられた労働動員──棄民政策と荒廃する農村
     韓国地方踏査
     死ぬよりはよい
     「過剰人口」?
     斡旋数と斡旋先
     「移動紹介事業」の準備過程
     斡旋先の状況
     一九三四年の斡旋
     労働者斡旋の方法
     労働者の収容難と賃金の低下
     労働者に対する使用者側の不満
     一九三五~三六年の斡旋
     棄民政策としての「移動紹介事業」
     朝鮮人労働動員はいつからはじまったか?
     【コラム4】 植民地収奪と朝鮮農民

    第五章 空き地だらけの都市──越境する人びと
     清津の街で
     「裏日本」という観念
     空き地だらけの「都市」羅津
     鉛筆道路
     羅津建設事業の停滞
     強権的な都市計画法令
     市街地計画と住宅強制撤去
     強権性の行き着くところ
     羅津は「寒々とした地域」「ゴーストタウン」か?
     朝鮮側にとっての地域社会とは
     交易の拠点としての慶興
     慶興にとっての地域発展とは?
     植民地的に再編される慶興、そして雄基
     雄基の朝鮮人地域有力者
     下からの社会運動と新たな地域形成の試み
     地域内部における支配とのたたかい
     越境する抵抗
     下からのエネルギーの行方

     おわりに
      「豚殺し」の歌
      分かちがたく結びついた歴史
      村々を想起すること
      被害を問い直す
      朝鮮人側にとっての世界
      足下からの世界史を目指して

     注
     あとがき
  • 出版社からのコメント

    植民地朝鮮でどのような暴力がふるわれ、日々の暮らしは変容したのか。人びとの視点から描く支配の実態。
  • 内容紹介

    植民地支配下の朝鮮でどのような暴力がふるわれ、日々の暮らしは変容したのか。人びとはどのように支配に抗い、破壊された社会関係の再構築をめざしたのか--土地の収奪や労働動員、「日の丸」の強制、頻発する公害とそれに対する闘争などを切り口に、支配をうけた地域とそこに暮らす人びとの視点から、支配の実態を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 圭木(カトウ ケイキ)
    1983年埼玉県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。一橋大学大学院社会学研究科准教授(朝鮮近現代史・日朝関係史)。Fight for Justice日本軍「慰安婦」問題サイト常任委員。一般社団法人希望のたね基金理事
  • 著者について

    加藤 圭木 (カトウ ケイキ)
    加藤圭木(かとう けいき)
    1983年埼玉県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。一橋大学大学院社会学研究科准教授(朝鮮近現代史・日朝関係史)。『植民地期朝鮮の地域変容──日本の大陸進出と咸鏡北道』(吉川弘文館、2017年)、『だれが日韓「対立」をつくったのか──徴用工、「慰安婦」、そしてメディア』(共編著、大月書店、2019年)、『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(監修、大月書店、2021年)など。Fight for Justice 日本軍「慰安婦」問題サイト常任委員。一般社団法人希望のたね基金理事。

紙に描いた「日の丸」―足下から見る朝鮮支配 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:加藤 圭木(著)
発行年月日:2021/11/26
ISBN-10:4000615017
ISBN-13:9784000615013
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:304g
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