人間と宗教あるいは日本人の心の基軸 [単行本]
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人間と宗教あるいは日本人の心の基軸 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/11/29
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人間と宗教あるいは日本人の心の基軸 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    極端なまでに政治権力(国体)と一体化した国家神道の時代への反動から、ひたすら経済の復興・成長を最優先する「宗教なき社会」を生きてきた戦後日本。しかし、「宗教ではなく繁栄を通じた幸福」を支えた二〇世紀型の工業生産力モデルは、デジタル時代のいま機能不全に陥り、コロナ禍の下、日本の埋没は著しい。イラン革命の衝撃に揺れる中東、また現代のバベルの塔たる米国と、世界を歩いてきた経済人が、生命の意味を再考し、日本人の心の基軸の再構築を問い返す、体験的宗教論。
  • 目次

    はじめに--三つのプロローグ
     1 ゴルゴダの丘への道--世界を変えた男の死について
     2 高野山・奥の院への道--そして本居宣長の鈴屋での黙考
     3 バベルの塔とニューヨーク摩天楼--そして日本近代史への想い

    Ⅰ 人類史における宗教--ビッグ・ヒストリーの誘い
     ビッグ・ヒストリーにおける人類史
     グローバル・ヒストリーへの入口を探って
     アイスマンの衝撃
     人類史における宗教の淵源
     世界宗教の誕生とその同時性

    Ⅱ 世界化する一神教--現代を規定する宗教
     キリスト教の世界化とローマ帝国--欧州史の深層底流
     キリスト教の東方展開の基点としてのビザンツ帝国
     中東一神教の近親憎悪イスラム教 vs.キリスト教、ユダヤ教
     イスラムの世界化とアジア、そして日本

    Ⅲ 仏教の原点と日本仏教の創造性
     仏教の原点と世界化への基点
     仏教伝来の道 漢字になった経典の意味
     仏教の日本伝来とは何か
     親鸞によるパラダイム転換--その仏教史的な意味
     日蓮--日本の柱たらんとする意識の意味

    Ⅳ キリスト教の伝来と日本--日本人の精神性にとっての意味
     宗教改革が突き動かしたもの--西洋史理解に不可欠の視界
     キリスト教の伝来と禁制
     織田信長時代におけるキリスト教と仏教の邂逅
     それからのキリシタン--江戸期の苦闘とその闇の中での光
     内村鑑三 キリストに生きた武士--明治期の知性
     「われ太平洋の橋とならん」--憂国の国際人、新渡戸稲造

    Ⅴ 神仏習合--日本宗教史の避けがたいテーマ
     江戸期の仏教への再考察--日本人が身につけたもの
     日本と天皇の始まり--天武・持統期の革命性
     中世における神道の形成--神道の本質を考える
     天皇と仏教--泉涌寺を訪れ、理解を深める

    Ⅵ 江戸から明治へ--近代化と日本人の精神性
     新井白石と荻生徂徠--時代と正対した二人の儒学者
     本居宣長とやまとごころ
     明治近代化と日本人の精神
     明治維新とは何だったのか--埋め込まれた国家神道
     国家神道による天皇親政という呪縛--埋め込まれた密教が噴出した昭和期

    Ⅶ 現代日本人の心の所在地--戦後日本を問い直す
     戦後日本--希薄な宗教性がもたらすもの
     鈴木大拙が戦後日本人に語りかけたもの--禅の精神と「世界人としての日本人」
     司馬遼太郎を必要とした戦後日本
     国家神道への視界--萌芽と展開、そして残影
     戦後日本人としての宗教再考--問われる新たなレジリエンス

    おわりに--一つのエピローグ 比叡山の星空を見上げて
  • 出版社からのコメント

    「宗教なき経済主義社会」の工業生産力モデルが力を失う今、世界を歩いてきた経済人が宗教を問い返す。
  • 内容紹介

    極端なまでに政治権力と一体化した国家神道の時代への反動から、物質的繁栄を最優先し、「宗教なき社会」を築いた戦後日本。しかし二〇世紀型の工業生産力モデルは力を失い、コロナ禍の下、日本の埋没は顕著だ。「日本人の精神性とは何か」、イラン革命の衝撃、現代のバベルの塔たる米国、世界を歩いてきた経済人がいま問い返す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    寺島 実郎(テラシマ ジツロウ)
    1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員、三井物産戦略研究所会長等を経て、現在は(一財)日本総合研究所会長、多摩大学学長、(一社)寺島文庫代表理事。国土交通省・国土審議会計画部会委員、経済産業省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員等を務める
  • 著者について

    寺島 実郎 (テラシマ ジツロウ)
    寺島実郎(てらしま じつろう)
    1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員、三井物産戦略研究所会長等を経て、現在は(一財)日本総合研究所会長、多摩大学学長、(一社)寺島文庫代表理事。国土交通省・国土審議会計画部会委員、経済産業省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員等を務める。
    著書に『脳力のレッスンI~V』『日本再生の基軸』『シルバー・デモクラシー』(岩波書店)、『中東・エネルギー・地政学』(東洋経済新報社)、『世界を知る力』(PHP新書)他。

人間と宗教あるいは日本人の心の基軸 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:寺島 実郎(著)
発行年月日:2021/11/26
ISBN-10:400061505X
ISBN-13:9784000615051
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:276ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:434g
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