未来の科学者たちへ [単行本]

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未来の科学者たちへ [単行本]

価格:¥1,760(税込)
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出版社:KADOKAWA
販売開始日: 2021/11/26
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未来の科学者たちへ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「先生、こんな役に立たない研究、していていいんでしょうか」「失敗しないためにはどうすればいいですか」最短、最速での「成果」が求められる社会で学生たちから尋ねられるこんな質問。その現状に、基礎科学の第一線を走ってきた研究者の2人は、疑問を投げかける。役に立つかどうかの指標が、あらゆるところに入り込む風潮に警鐘を鳴らし、新たな価値観を提示。未来を歩む読者へ科学の魅力と楽しさを伝える。
  • 目次

    ◆序章 こんなに楽しい職業はない(対談)
    サイエンスの世界にようこそ
    科学は人の営み
    日本のサイエンスのいま
    最初から専門を決めなくてOK
    サイエンスは社会的な存在である

    第1部 研究者の醍醐味--世界で自分だけが知っている

    ◆第一章 研究は「おもろい」から(永田)
    選択はおもしろいほうを
    やはり研究者になろう
    ワンオブゼムではおもしろくない
    種を蒔こうとするスタンスが基礎研究
    研究現場は大股で歩け
    ゼロから始めることで得る喜び
    科学者は楽観主義であれ
    おもしろさを追求できる自由
    驚きと感動をこそ大切にしたい

    ◆第二章 一番乗りよりも誰もやっていない新しいことを(大隅)
    終戦の年に生まれて、自然の中で
    分子生物学との出会い
    渡米、ニューヨークでの留学生活
    人のやらないことをやろう
    間違いなくおもしろい現象に出会った!
    オートファジーに関わる遺伝子を特定
    次々に明らかになる事実で世界を独走
    その折々にベストを尽くす

    第2部 効率化し高速化した現代で

    ◆第三章 待つことが苦手になった私たち(永田)
    知るために費やす時間
    非効率な時間が興味を膨らませる
    「思いがけない」が失われている
    乗り遅れ症候群
    与えられる知から、欲する知へ
    〈知へのリスペクト〉
    プロセスにこそ喜びはある
    パラダイムを示してくれる人との出会い
    素晴らしき「ヘンな奴ら」

    ◆第四章 安全志向の殻を破る(大隅)
    好きなことができていい?
    研究者は何が楽しい?
    研究とお金
    科学者には多様性が必要だ
    得意なことではなく苦手なことで決められる進路
    研究者を育てる環境
    議論する日常、閉じこもる日常
    若者の特権と安全志向
    失敗を恐れる必要はない
    未知の世界は先が見えないからこそ楽しい

    第3部 「役に立つ」の呪縛から飛び立とう

    ◆第五章 「解く」ではなく「問う」を(永田)
    答えられるより問えることが大切
    いかに問えるか
    答えの先に新たなる問い
    すぐに納得しないで
    孔子の過激な教育観
    非効率な体験が想定外の対応力を養う
    失敗へのチャレンジ
    自分の仕事と同じように人の仕事をおもしろがれるか

    ◆第六章 科学を文化に(大隅)
    科学を身近に感じるために
    終わりのない仮説と検証のサイクル
    現代における科学の役割
    まずは科学とは何かを考えてみよう
    科学や技術の評価には時間がかかる
    国に依存しない基礎科学研究の支援

    終章(対談)
    先が見えない不安
    大学の専門学校化
    いい失敗と悪い失敗
    ゲノム編集や再生医療
    役に立たなくてもサイエンスには喜びがある
    大隅財団という社会実験
  • 出版社からのコメント

    この世の理を見出す科学研究の魅力を、第一線を走ってきた二人が伝える!
  • 内容紹介

    (目次)
    序章 こんなに楽しい職業はない(対談)

    第1部 研究者の醍醐味--世界で自分だけが知っている
    第一章 研究は「おもろい」から(永田)
    第二章 一番乗りよりも誰もやっていない新しいことを(大隅)

    第2部 効率化し高速化した現代で
    第三章 待つことが苦手になった私たち(永田)
    第四章 安全志向の殻を破る(大隅)

    第3部 「役に立つ」の呪縛から飛び立とう
    第五章 「解く」ではなく「問う」を(永田)
    第六章 科学を文化に(大隅)

    終章(対談)

    図書館選書
    役に立つ成果や効率性が求められる昨今、基礎科学は苦境に立たされているが、第一線を走ってきた二人の研究者はその風潮に警鐘を鳴らす。疑問を持ち、考え、失敗から再び歩み出す、基礎研究の魅力を縦横無尽に語る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大隅 良典(オオスミ ヨシノリ)
    1945年、福岡県生まれ。東京工業大学栄養教授、同大学科学技術創成研究院細胞制御工学研究センター特任教授。公益財団法人大隅基礎科学創成財団理事長。東京大学卒業、同大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。ロックフェラー大学研究員、岡崎国立共同研究機構(当時)基礎生物学研究所教授などを経て、2009年より東京工業大学へ。16年、オートファジーの仕組みの解明により、ノーベル生理学・医学賞を受賞。文化勲章受章、日本学士院会員

    永田 和宏(ナガタ カズヒロ)
    1947年、滋賀県生まれ。京都大学名誉教授、京都産業大学名誉教授。JT生命誌研究館館長。京都大学理学部物理学科卒業。アメリカ国立がん研究所でコラーゲン特異的分子シャペロンHSP47を発見。帰国後、京都大学教授に。日本細胞生物学会会長などを歴任。ハンスノイラート賞など受賞、紫綬褒章受章。歌人としては宮中歌会始や朝日歌壇の選者を務める。著書も多数。『歌に私は泣くだらう 妻・河野裕子 闘病の十年』(新潮文庫)で講談社エッセイ賞受賞
  • 著者について

    大隅 良典 (オオスミ ヨシノリ)
    1945年福岡県生まれ。東京工業大学栄誉教授、同大科学技術創成研究院細胞制御工学研究センター 特任教授。大隅基礎科学創生財団理事長。東京大学教養学部基礎科学科卒業、同大大学院理学系研究科博士課程単位取得後退学。アメリカロックフェラー大学研究員、基礎生物学研究所教授などを経て、2009年より東京工業大学へ。2016年、オートファジーの仕組みの解明により、ノーベル生理学・医学賞を受賞。文化勲章、日本学士院会員。

    永田 和宏 (ナガタ カズヒロ)
    1947年滋賀県生まれ。京都大学名誉教授、京都産業大学名誉教授。JT生命科学館館長。京都大学理学部物理学科卒業。森永乳業を経て、京都大学大学院へ。アメリカ国立がん研究所客員助教授となり、コラーゲン特異的分子シャペロンというタンパク質を発見。帰国後、京都大学再生医科学研究所教授などを歴任。歌人としても活躍し、歌会始詠進歌や朝日歌壇の選者を務める。著書『歌に私は泣くだらう 妻・河野裕子 闘病の十年』(新潮文庫)で第29回講談社エッセイ賞受賞。ほか『声明の内と外』(新潮選書)など多数。

未来の科学者たちへ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:大隅 良典(著)/永田 和宏(著)
発行年月日:2021/11/26
ISBN-10:4041081475
ISBN-13:9784041081471
判型:B6
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:213ページ
縦:19cm
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