映像が動き出すとき―写真・映画・アニメーションのアルケオロジー [単行本]
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映像が動き出すとき―写真・映画・アニメーションのアルケオロジー [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2021/11/18
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映像が動き出すとき―写真・映画・アニメーションのアルケオロジー の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “動く”イメージの視覚文化論を鮮やかに展開し、映画・写真・アニメーションの映像文化圏を見晴らす。「アトラクションの映画」で知られる泰斗ガニング初の論文集。日本語版オリジナル編集。
  • 目次

    はじめに  長谷正人
    凡例

    第一部 遊戯するイメージ
    第1章 視覚の新たな閾――瞬間写真とリュミエールの初期映画
    未来の前夜(イヴ)について
    アマチュア写真文化──知のまなざしと自己イメージ
    悪戯好きか、規律訓練か? アマチュア写真文化の危機
    発明なき未来?

    第2章 インデックスの何が問題なのか? あるいは、さまざまな偽造写真

    第3章 継起性の芸術――コミックを読むこと、書くこと、見ること
    メディアの雑種性としてのパノラマ──展開するイメージ
    ページ上での動きのフレーミング
    線の間で書くこと
    エピローグ──未来の穴居人

    第二部 〈動き〉としてのイメージ
    第4章 インデックスから離れて――映画と現実性の印象
    インデックス的リアリズムと映画理論
    インデックスを越えて──映画的リアリズムとメディウムの混淆
    私を本当に動かすものは……
    メッツと映画的運動
    ファンタジーの現実的(リアリスティック)な運動

    第5章 動きのアトラクション――近代的表象と運動のイメージ
    リュミエールと運動ジャンル
    ファントム・ライド

    第6章 静止したイメージと動くイメージのあいだの戯れ――19世紀の「哲学玩具」とその言説
    視覚の持続──視覚とその誤謬
    視覚と戯れること──ソーマトロープ
    生命の輪転──明滅する動くイメージ
    動くイメージ──錯覚(イリュージョン)以上のもの

    第三部 アニメーションという魔術
    第7章 変容=変形する(トランスフォーミング)イメージ――運動とメタモルフォーゼというアニメーションの起源
    写真像の外へ──変容=変形するイメージ
    「この本には、あなた方がお考えのように、絵が描かれているわけではございません」──ブロウ・ブック
    手に持つ運動機構──フリップ・ブック
    メタモルフォーゼからモーフィングへ──現代の魔術としての変容する映像

    第8章 瞬間に生命を吹き込むこと――アニメーションと写真の間の秘められた対称性
    連続するアニメーションの不連続な写真
    アニメーションIとアニメーションII──映画的な動きの働きと遊び
    写真と瞬間の生産
    瞬間──動きの否定、あるいはその起源?
    哲学的ジレンマ、視覚的解決

    第9章 ゴラムとゴーレム――特殊効果と人工的身体テクノロジー
    セレブたちの新秩序
    それは「ゴーレム」じゃなくて「ゴラム」だよ、君は間違ったFAQにいる
    テクノロジーとオートマトン──人造人間
    モーション・キャプチャ、人間の身体をトレースすること
    ゴーレム/ゴラムの創造と破壊
    アニメーションと想像の身体

    訳者あとがき
    訳者一覧
    原著書誌一覧
    索引
  • 出版社からのコメント

    イメージが〈動く〉とは。「アトラクションの映画」で知られてきた泰斗の鮮かな視覚文化論。日本語版独自編集により初の論文集刊行。
  • 内容紹介

    イメージが動くとは。
    「アトラクションの映画」の概念で、映画という枠組みを超え映像文化研究に大きなインパクトをもたらした初期映画研究・メディア史研究の泰斗ガニング。その思考はさらに深化して、鮮やかな〈動き〉の視覚文化論を展開し、写真・映画・アニメーションにわたる映像文化圏全体を見晴らす。
    映画や写真は長い間、インデックス性を本質とするものとして捉えられてきた。ベンヤミン、バザン、バルト。対して、映像技術のデジタル化した今日、「映画はアニメーションの一ジャンル」とマノヴィッチは大胆な命題を提起した。ガニングはこの衝撃を正面から受けとめつつ反論する。問題は、写真的なリアリティか加工可能なグラフィックかの二項対立ではないのだ。
    驚くべき該博な知識に基づき、膨大な論考を精力的に執筆し続けているが、ガニングにはこれまでまとまった論文集がなかった。このたび日本語版独自編集で、英語圏にもまだない初の一書が生まれる。2000年代以降発表されたおよそ100にものぼる中から精選。図版多数。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ガニング,トム(ガニング,トム/Gunning,Tom)
    シカゴ大学美術史・映画メディア学科名誉教授。初期映画研究・メディア史研究。厖大な数の論考において多様な映像文化・視覚文化を精力的に論じつづけている

    長谷 正人(ハセ マサト)
    1959年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程中退。早稲田大学文学学術院教授。映像文化論・文化社会学
  • 著者について

    トム・ガニング (トムガニング)
    シカゴ大学美術史・映画メディア学科名誉教授。初期映画研究・メディア史研究。著書にD. W. Griffith and the Origins of American Narrative Film: The Early Years at Biograph(University of Illinois Press, 1991), The Films of Fritz Lang: Allegories of Vision and Modernity(British Film Institute, 2000)があるほか、厖大な数の論考において多様な映像文化・視覚文化を精力的に論じつづけている。邦訳としては、論文「アトラクションの映画」中村秀之訳、「個人の身体を追跡する」加藤裕治訳、「幽霊のイメージと近代的顕現現象」望月由紀訳(以上、長谷正人・中村秀之編訳『アンチ・スペクタクル』東京大学出版会、2003所収)、「驚きの美学」濱口幸一訳(『「新」映画理論集成①』フィルムアート社、1998所収)、「自身の似姿の中の世界」三浦哲哉訳(『アンドレ・バザン研究』第2号、2018)がある。

    長谷正人 (ハセマサト)
    (はせ・まさと)
    1959年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程中退。早稲田大学文学学術院教授。映像文化論・文化社会学。著書に『悪循環の現象学』(ハーベスト社、1991)、『映像という神秘と快楽』(以文社、2000)、『映画というテクノロジー経験』(青弓社、2010)、『ヴァナキュラー・モダニズムとしての映像文化』(東京大学出版会、2017)ほか、編訳書に『アンチ・スペクタクル』(共編訳、東京大学出版会、2003)ほか、多数。

映像が動き出すとき―写真・映画・アニメーションのアルケオロジー の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:トム ガニング(著)/長谷 正人(編訳)
発行年月日:2021/11/16
ISBN-10:4622090546
ISBN-13:9784622090540
判型:B5
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:360ページ ※353,7P
縦:22cm
重量:605g
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