福祉NPO・社会的企業の経済社会学―商業主義化の実証的検討 [単行本]
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福祉NPO・社会的企業の経済社会学―商業主義化の実証的検討 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2021/10/18
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福祉NPO・社会的企業の経済社会学―商業主義化の実証的検討 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    経済や社会から排除された人々を再び包摂する活動を行うNPOは、市民社会を創れなかったのか?新自由主義的な政策が急速に進んだ四半世紀を、経済社会学・社会政策学・社会福祉学の知見を総動員して分析。“ロスジェネ世代”の著者が国内外で報告を重ねて完成させた渾身の書。
  • 目次

     はじめに

    第1章 社会的排除/包摂とNPO――果たすべき役割への期待と課題
     第1節 「NPO」の広がり:NPO概念の整理
     第2節 社会的排除/包摂概念と政策的展開:NPOへの期待
     第3節 社会的包摂に向けたNPOの役割検討
     第4節 NPO批判の整理:ボランタリーの失敗から商業主義化へ
     第5節 研究課題と分析視点の提示:経済社会学的アプローチ

    第2章 NPO法人の実態と「事業型NPO」
     第1節 NPO法人制度の概要
     第2節 NPO法人の現状:既存の実態調査からの考察
     第3節 NPO法人はなぜ増えたのか? 都道府県比較による分析
     第4節 まとめ:NPO法人の現在

    第3章 事業型NPOの特徴とその発展課題――京都府NPO法人の財務データ分析から
     第1節 財務データ分析による事業型NPOの先行研究
     第2節 調査の目的と方法
     第3節 事業型NPOの発展形態
     第4節 事業型NPO法人の組織的特徴
     第5節 事業型NPOの事業モデル
     第6節 まとめ:事業型NPOの特徴と発展課題

    第4章 準市場におけるNPOの変容?――介護保険制度下における非営利=営利のせめぎあい
     第1節 NPOの非営利性と商業主義化:契約の失敗仮説からの検討
     第2節 準市場,混合市場としての介護保険制度
     第3節 NPOのサービスの質は高いのか:グループホーム外部評価結果の分析
     第4節 NPOはクリームスキミングをしないのか:事業所立地分析
     第5節 NPO法人の商業主義化はみられたか:調査結果のまとめ

    第5章 NPO概念の定着と社会的企業概念の拡散――NPOから「ソーシャル」へ
     第1節 はじめに
     第2節 欧米における社会的企業概念の系譜
     第3節 日本における社会的企業概念の受容
     第4節 日本型社会的企業概念の整理と分析上の有用性,課題

    第6章 ソーシャル・イノベーションの普及過程――長野の宅老所事例分析
     第1節 社会的革新の普及における社会的企業の役割
     第2節 宅老所とは:その発展とソーシャル・イノベーション性
     第3節 2000年代長野県における宅老所を巡る環境:強制的同型化?
     第4節 宅老所開設者たちの模倣プロセスの分析
     第5節 長野県宅老所・グループホーム連絡会の活動
     第6節 議論と結論:長野県における宅老所の普及要因

    第7章 社会的企業設立時のNPO・営利企業の選択――コミュニティへの志向による違いの分析
     第1節 NPOの互酬原理の議論,再び
     第2節 社会的企業としてのNPO・営利企業の差異の検討:調査の目的と概要
     第3節 調査結果
     第4節 NPO法人におけるコミュニティへの視座:考察とまとめ

    第8章 若者就労支援団体による社会関係の埋め込み
     第1節 就労困難な若者の支援の必要性
     第2節 若者包摂型社会的企業と社会ネットワーク
     第3節 調査の概要
     第4節 調査結果:若者包摂型社会的企業による支援ネットワーク形成
     第5節 議論とまとめ:抵抗戦略としての社会関係の埋め込み

    第9章 コミュニティビジネスにおけるソーシャル・キャピタルの制約――当事者主体という罠
     第1節 当事者主体組織の困難性:負のソーシャル・キャピタル
     第2節 コミュニティビジネスによる経済的包摂の可能性と課題
     第3節 コミュニティビジネスにおけるソーシャル・キャピタルの活用・制約
     第4節 調査のまとめと考察:負のソーシャル・キャピタルと「当事者主体の罠」

    第10章 結論と見通し――カナダの社会的企業の検討から対抗条件を探る
     第1節 本書の研究のまとめと残された課題
     第2節 カナダにおけるNPOの状況
     第3節 カナダ・オンタリオ州の社会的企業の状況
     第4節 事例の分析
     第5節 カナダの社会的企業における抵抗戦略と日本への示唆,今後の課題

     おわりに
     参考文献
  • 内容紹介

    経済や社会から排除された人々を再び包摂する活動を行うNPOは、市民社会を創れなかったのか? 新自由主義的な政策が進んだ四半世紀を、経済社会学・社会政策学・社会福祉学の知見を総動員して分析。ロスジェネ世代の著者が国内外で報告を重ねて完成させた渾身の書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    桜井 政成(サクライ マサナリ)
    立命館大学政策科学部教授。1975年長野県生まれ。立命館大学大学院政策科学研究科博士後期課程修了。博士(政策科学)。専門社会調査士。立命館大学ボランティアセンター主事、同助教授、立命館大学政策科学部准教授等を経て、2015年より現職。2013年から2014年までトロント大学客員教授。専門は社会学。研究対象はNPO、社会的企業、ボランティア活動、地域福祉、コミュニティ
  • 著者について

    桜井 政成 (サクライ マサナリ)
    立命館大学政策科学部教授
    1975年長野県生まれ。立命館大学大学院政策科学研究科博士後期課程修了。
    博士(政策科学)。専門社会調査士。
    立命館大学ボランティアセンター主事,同助教授,立命館大学政策科学部准教授等を経て,2015年より現職。2013年から2014年までトロント大学客員教授。
    専門は社会学。研究対象はNPO,社会的企業,ボランティア活動,地域福祉,コミュニティ等。
    〔主要著書〕
    『「趣味に生きる」の文化論:シリアスレジャーから考える』(分担執筆,ナカニシヤ出版,2021年)
    『コミュニティの幸福論:助け合うことの社会学』(明石書店,2020年)
    Globalizing Welfare: An Evolving Asian-european Dialogue(分担執筆,Edward Elgar,2019年)
    『市民社会論:理論と実証の最前線』(分担執筆,法律文化社,2017年)
    『北欧福祉国家は持続可能か:多元性と政策協調のゆくえ』(共訳,ミネルヴァ書房,…

福祉NPO・社会的企業の経済社会学―商業主義化の実証的検討 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:桜井 政成(著)
発行年月日:2021/10/20
ISBN-10:4750352705
ISBN-13:9784750352701
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:274ページ
縦:22cm
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