ケアと支援と「社会」の発見―個のむこうにあるもの [単行本]
    • ケアと支援と「社会」の発見―個のむこうにあるもの [単行本]

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ケアと支援と「社会」の発見―個のむこうにあるもの [単行本]

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出版社:生活書院
販売開始日: 2021/12/08
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ケアと支援と「社会」の発見―個のむこうにあるもの の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人と人とが直接的に対峙し、向き合う、ケアや支援の現場。今日もまた、法制度や個々人の行為の限界を、掻い潜り、乗り越え、換骨奪胎するため、現場の人たちはミクロな「社会」を発見し、制度を新たに創り、そして明日を目指す。
  • 目次

    はじめに

    第1章 〈場〉の力――ケア行為という発想を超えて
    1 〈場〉という発想
    2 〈場〉の力の素描
    3 〈場〉の力の定義
    4 ケア行為という発想の限界
    5 〈場〉にケア提供者はどう働きかけるのか
    6 ケア行為という発想を超えて

     ▼支援の現場を訪ねて①
      お年寄りの方が、懐も深いし、したたかですよ―-エフ・エーさろん
     ▼支援の現場を訪ねて②
      にぎやかさ、明るさと、それを支えるものと―-すまいる・ほっとすまいる
     ▼支援の現場を尋ねて③
      おたっしゃで──フェリスモンテ

    第2章 「優位に立つ」関係を弱める――支援か虐待かという問いの先へ
    1 虐待防止というけれど
    2 虐待は文脈に依存する(1)―-行為の意味
    3 虐待は文脈に依存する(2)――「優位に立つ」とは何か
    4 虐待を防止するとはどのようなことか
    5 「優位に立つ」関係を弱める
    6 かかわり続けるなかで
    7 クリーンさを目指すのではなく、場のセッティングを変える

     ▼支援の現場を訪ねて④
      ちょっと変わったリサイクルショップ―-ちいろばの家
     ▼支援の現場を訪ねて⑤
      美味しいものいっぱいですよ―-あしたや共働企画
     ▼支援の現場を訪ねて⑥
      特にイジられている人がスタッフです―-えるぶ

    第3章 出会うということ――足湯ボランティアと被災者のつぶやきからみる素人の力
    1 「何ができたか」よりも「どのように出会ったのか」
    2 足湯ボランティアと書き取られたつぶやき
    3 足湯を受けるということ―-大切にされる場
    4 「全部流された」「全部もうダメだ」―-絶望と、それでも立ち上がる姿と
    5 ボランティアの聴き方―-被災者の問いかけ
    6 寄り添う他者に気づく―-被災者の孤独
    7 そこに自分を思う他者がいる

     ▼支援の現場を訪ねて⑦
      最後のひとりまで―-被災地NGO恊働センター
     ▼支援の現場を訪ねて⑧
      サービスとしてではなく―-法政大学多摩キャンパス・旧ボランティアセンター/館ヶ丘団地ふらっと相談室・  ふらっとカフェ
     ▼支援の現場を訪ねて⑨
      関係のただなかで―-シャロームいしのまき

    第4章 専門職と「ともに生きる」立場と――上田敏と障害者運動の対比からみえる異なるケア提供者像
    1 上田敏をちゃんと読もう!
    2 上田のいうリハビリテーション医学
    3 上田と社会モデルの共通性
    4 専門職としての倫理
    5 社会モデルの潜勢力―-「ともに生きる」
    6 専門職であることと、「ともに生きる」との緊張関係
    7 リハビリテーション論と障害学の対話に向けて
     ▼支援の現場を訪ねて⑩
      モノは使いよう!―-むつき庵 
     ▼支援の現場を訪ねて⑪
      一人ひとりの弱い人たちが―-要を支える会
     ▼支援の現場を訪ねて⑫
      仕事でなく生業として―-トータルサポートたいとう
     ▼支援の現場を訪ねて⑬
      ごたまぜで生きる―-ウイズタイム/ウイズタイムハウス
     
    補遺 あのころの私に
    1 「この程度なんだ」
    2 分断と世代と
    3 白と黒とで分けられない
    4 降りた痕跡
    5 支援の現場で

    おわりに
    あとがき(謝辞)
    初出一覧
    文献
  • 内容紹介

    続いてさえいれば、今日もあの人やこの人との明日が育まれる可能性が残されている。

    人と人とが直接的に対峙し、向き合う、ケアや支援の現場。今日もまた、法制度や個々人の行為の限界を、掻い潜り、乗り越え、換骨奪胎するため、現場の人たちはミクロな「社会」を発見し、制度を新たに創り、そして明日を目指す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三井 さよ(ミツイ サヨ)
    1973年石川県生まれ。2003年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(博士(社会学))。2004年から法政大学社会学部教員、現在は同学部教授。雑誌『支援』の編集委員
  • 著者について

    三井さよ (ミツイ サヨ)
    三井さよ(みつい・さよ)
    1973年石川県生まれ。
    2003年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(博士(社会学))。
    2004年から法政大学社会学部教員、現在は同学部教授。
    著書に『ケアの社会学――臨床現場との対話』(勁草書房、2004年)、『看護とケア――心揺り動かされる仕事とは』(角川学芸出版、2010年)、『はじめてのケア論』(有斐閣、2018年)、共編著に『ケアのリアリティ――境界を問いなおす』(鈴木智之と共編著、法政大学出版局、2012年)、『支援のてまえで――たこの木クラブと多摩の四〇年』(児玉雄大と共編著、生活書院、2020年)など。
    雑誌『支援』の編集委員

ケアと支援と「社会」の発見―個のむこうにあるもの の商品スペック

商品仕様
出版社名:生活書院
著者名:三井 さよ(著)
発行年月日:2021/11/30
ISBN-10:4865001336
ISBN-13:9784865001334
判型:A5
発売社名:生活書院
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:316ページ ※311,5P
縦:21cm
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