黒人と白人の世界史―「人種」はいかにつくられてきたか(世界人権問題叢書) [全集叢書]
    • 黒人と白人の世界史―「人種」はいかにつくられてきたか(世界人権問題叢書) [全集叢書]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
黒人と白人の世界史―「人種」はいかにつくられてきたか(世界人権問題叢書) [全集叢書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003494820

黒人と白人の世界史―「人種」はいかにつくられてきたか(世界人権問題叢書) [全集叢書]

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2021/10/22
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

黒人と白人の世界史―「人種」はいかにつくられてきたか(世界人権問題叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    科学的には無効であっても、政治的、社会的現実として人種は存在する。人種は、ヨーロッパ人によってどのように生み出され、正当化されてきたのか、歴史的に解明する。大西洋奴隷貿易、奴隷制、植民地主義、ル・モンド紙が「まるで小説のように読める」と評す、人種の歴史を知るための新たな基本書。
  • 目次

     序文
     イントロダクション――ニグロと白人、言葉の歴史

    第Ⅰ部 奴隷制と帝国

    第1章 奴隷という制度
     制度としての奴隷
     奴隷制の社会的意味

    第2章 サハラ砂漠以南のアフリカにおける奴隷制
     古代以来のナイル川北部とサハラ砂漠の商業上の地位
     アラブ世界の拡大と奴隷売買ルートの発展
     西アフリカにおける奴隷交易国の形成
     奴隷制の歴史的重み

    第3章 ヨーロッパのダイナミズム
     ヨーロッパ建設における一つのパラドックス
     一五世紀の南大西洋におけるポルトガル人とカスティーリャ人
      〇大西洋の植民地化のメカニズム
      〇交易の支配
     大西洋の農園

    第4章 アメリカの発見
     アメリカにおける事業
     インディアンの奴隷化
     “ニグロ”貿易

    結論 奇妙な帝国


    第Ⅱ部 ニグロの時代

    第5章 ニグロのプランテーション(一六二〇~一七一〇年)
     プランテーション――ブラジルからカリブ海の島々まで
     ブラジルからカリブ海の島々に向かったオランダ人
     黒人奴隷貿易国
     一八世紀への変わり目における植民地拡大

    第6章 不可能な社会(一七一〇~一七五〇年)
     捕獲という奴隷生産
     拉致からプランテーションまでの「長い旅」
     プランテーションと良い農園主
     不安定な秩序
     ニグロという虚構

    第7章 危機に向かって(一七五〇~一七九四年)
     経済発展の危機――入植と奴隷貿易の対立
     フランスにおけるパラダイムの変化
     奴隷制と奴隷貿易への異議
     人種隔離主義、“血の純潔”および植民地の階級化
     パリとサン=ドマングの間の革命危機

    結論 ニグロと暴力


    第Ⅲ部 白人の支配

    第8章 ドミ・ネーション(一七九〇~一八三〇年)
     徴用された国家(一七九四~一八一五年)
      〇アメリカ合衆国の奴隷制維持とフランスの奴隷制復活
      〇解放奴隷をどうするか
     植民地の転換とイデオロギーの急変(一八一五~一八三〇年)
      〇奴隷制擁護派、リベラル派、一八二〇年の危機
      〇奴隷制廃止主義と新たな支配/所有者の国家

    第9章 奴隷制から人種へ(一八三〇~一八五〇年)
     奴隷制からの脱却(一八三〇~一八四〇年)
     人種の科学(一八四〇~一八五〇年)
     「ニグロの虚構」から白人の虚構へ

    第10章 新たな支配(一八五〇~一八八五年)
     奴隷制なき植民地労働の再編(一八五〇~一八七五年)
      〇アメリカにおける社会関係の転換の難しさ
      〇アフリカにおける新たな生産計画/白人の科学
     ベルリン会議(一八八五年)

    第11章 人種の統治(一八八五~一九一五年)
     ネオプランテーション(一八八五~一九一〇年)
     人種政策
     白人優位の物語を強化する
     国家の退廃と純粋さの間にある国家身体

    第12章 妄想、悪魔、民主主義(一九二〇~一九五〇年)
     第一次世界大戦後の人口調整
      〇都市――人種と近代化
      〇植民地
     一九三〇年代――人種主義者という群衆
      〇一九三〇年代に入る時期の二つの人種危機
      〇否認と熱狂の間で

    結論 人種の策略
     「ニグロの虚構」
     「白人の虚構」
     人種を終わらせるために


     謝辞

     解説[中村隆之]
     原注
     参考文献
  • 内容紹介

    「ヨーロッパ人は、アフリカ人を奴隷にしたために人種主義者になった」。本書は、大西洋奴隷貿易、奴隷制、植民地主義とともに、「人種」がどのように生み出され、正当化されていったのかを歴史的に解明する。ル・モンド紙が「まるで小説のように読める」と評す、人種の歴史の新たな基本書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ミシェル,オレリア(ミシェル,オレリア/Michel,Aur´elia)
    1975年生まれ。ブラック・アメリカを専門とする歴史家。パリ大学で准教授を務めるとともに、アフリカ・アメリカ・アジア世界社会科学研究所(CESSMA)の研究者。テレビの文化局「アルテ」で2018年に放映されたドキュメンタリー映画「奴隷制のルート(Les Routes de l’esclavage)」の脚本作成に参加

    児玉 しおり(コダマ シオリ)
    神戸市外国語大学英米学科、神戸大学文学部哲学科卒業。1989年に渡仏し、パリ第3大学現代仏文学修士課程修了。パリ郊外在住の翻訳家
  • 著者について

    オレリア・ミシェル (オレリア ミシェル)
    1975年生まれ。ブラック・アメリカを専門とする歴史家。パリ大学で准教授を務めるとともに、アフリカ・アメリカ・アジア世界社会科学研究所(CESSMA)の研究者。テレビの文化局「アルテ」で2018年に放映されたドキュメンタリー映画「奴隷制のルート(Les Routes de l'esclavage)」の脚本作成に参加。

    児玉 しおり (コダマ シオリ)
    神戸市外国語大学英米学科、神戸大学文学部哲学科卒業。1989年に渡仏し、パリ第3大学現代仏文学修士課程修了。パリ郊外在住の翻訳家。訳書に『世界を分断する「壁」』(アレクサンドラ・ノヴォスロフ著、原書房)、『レアメタルの地政学』(ギヨーム・ピトロン著、原書房)などがある。

    中村 隆之 (ナカムラ タカユキ)
    早稲田大学准教授。東京外国語大学大学院博士課程修了。フランス語圏を中心とする環大西洋文学、広域アフリカ文化研究、批評と翻訳。著書に『野蛮の言説』(春陽堂書店)、『エドゥアール・グリッサン』(岩波書店)、『カリブ-世界論』(人文書院)、訳書に『ダヴィッド・ジョップ詩集』(夜光社)などがある。

黒人と白人の世界史―「人種」はいかにつくられてきたか(世界人権問題叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:オレリア ミシェル(著)/児玉 しおり(訳)/中村 隆之(解説)
発行年月日:2021/10/25
ISBN-10:4750352306
ISBN-13:9784750352305
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:373ページ
縦:20cm
その他: 原書名: Un monde en n`egre et blanc:Enqu^ete historique sur l'ordre racial〈Michel,Aur´elia〉
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 黒人と白人の世界史―「人種」はいかにつくられてきたか(世界人権問題叢書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!