どうする日本の家族政策(いま社会政策に何ができるか〈3〉) [全集叢書]
    • どうする日本の家族政策(いま社会政策に何ができるか〈3〉) [全集叢書]

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どうする日本の家族政策(いま社会政策に何ができるか〈3〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2021/11/11
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どうする日本の家族政策(いま社会政策に何ができるか〈3〉) の 商品概要

  • 目次

    「いま社会政策に何ができるか」刊行にあたって

    序 章 家族をひらく家族政策
     1 日本に家族政策はなかったか
     2 「20世紀体制」以後の家族政策
     3 本書の構成


     第Ⅰ部 家族政策の今をつかむ5つのフレーム

    1 子育て支援――社会が共同して負担すべきものは何か
     1 何が問題か/少子化問題・保育所不足・児童虐待
     2 こう考えればいい/諸外国に学ぶケアの脱家族化
     3 ここがポイント/社会が共同して負担すべき「ケア費用」とは何なのか
     4 これから深めていくべきテーマ/社会的投資から Caring Society へ

    2 超高齢・人口減少社会――いま問われているのは新たな社会設計・社会構想である
     1 何が問題か/超高齢化・人口減少:問題の本質の在り処
     2 こう考えればいい/日本の超高齢・人口減少社会対策
     3 ここがポイント/問われているのは「社会のしくみ」
     4 これから深めていくべきテーマ/なにゆえ日本は変わらないのか

    3 ワーク・ライフ・バランス――子育て期の家族生活の観点から
     1 何が問題か/日本のワーク・ライフ・バランスを阻む3つの課題
     2 こう考えればいい/ライフステージに応じた働き方ができる社会への転換
     3 ここがポイント/家族ファーストの働き方の追求
     4 これから深めていくべきテーマ/3つの方向性

    4 女性の貧困――家族を単位とした政策が生む問題
     1 何が問題か/貧困に陥りやすい女性
     2 こう考えればいい/女性の貧困を解消するために
     3 ここがポイント/家族を単位とした政策の問題
     4 これから深めていくべきテーマ/多様な貧困をとらえるために

    5 親密圏――親密圏からの子どもの退出とケアの保障を考える
     1 何が問題か/近代家族の限界と親密圏の登場
     2 こう考えればいい/子どものケアを保障する親密圏の構想
     3 ここがポイント/親密圏からの子どもの退出とケアを支える制度
     4 これから深めていくべきテーマ/子どもを支える様々な制度


     第Ⅱ部 家族政策のこれからを読み解く12のイシュー

    6 子ども虐待とメンタルヘルス問題のある親――包括的ネットワークによる生活支援
     1 何が問題か/子ども虐待と親のメンタルヘルス問題の接点
     2 こう考えればいい/日本の子ども虐待対策
     3 ここがポイント/虐待した親をどのようにとらえるか:この研究の意義
     4 これから深めていくべきテーマ/子ども,親,そして支援者の「語り」と「応援」の場づくり

    7 DV・子ども虐待加害者の脱暴力化支援――親密な関係性における暴力への介入
     1 何が問題か/ある家族の虐待事例から考える
     2 こう考えればいい/DV・虐待の加害者対策
     3 ここがポイント/関係コントロール型暴力として把握して加害者臨床を行う
     4 これから深めていくべきテーマ/「治療的統治」の中で包摂と対抗を考える

    8 親に育てられない子どもたち――要保護児童と社会的養護
     1 何が問題か/「家庭的な養育環境」というスローガン
     2 こう考えればいい/家庭をモデルとすることの見直し
     3 ここがポイント/自立をめぐる規範の問い直し
     4 これから深めていくべきテーマ/社会的養護の充実に向けた3つの論点

    9 里親家族とその支援――親子関係から「親族」関係へ
     1 何が問題か/「家族」を問い直す
     2 こう考えればいい/ゆるやかなつながり
     3 ここがポイント/「親族」が与える距離と帰属意識
     4 これから深めていくべきテーマ/「親族」という関係から「家族」をみる

    10 認知症ケアはどこに向かうのか――「その人らしさを支える」の先へ
     1 何が問題か/認知症の人を尊重するとは?
     2 こう考えればいい/介護政策の不在は家族を追い詰めた
     3 ここがポイント/新しい認知症ケア:その人らしさを支える
     4 これから深めていくべきテーマ/「認知症になっても大丈夫」といえる社会へ

    11 男性介護者がめずらしくない時代に――介護への構え・備えと「ケアの社会化」
     1 何が問題か/どんな男性も親の介護者になる時代に
     2 こう考えればいい/男性に親の介護への構えと備えを促すために
     3 ここがポイント/介護者の決まり方の変化と家族への支援
     4 これから深めていくべきテーマ/思案と調整というケア責任

    12 知的障害者のケアにみる家族依存――いつまでどこまで親役割か
     1 何が問題か/ケアする家族への眼差し
     2 こう考えればいい/家族がノーマルな生活を営むために
     3 ここがポイント/いつまでどこまで親役割か
     4 これから深めていくべきテーマ/「地域」生活の多義性

    13 育児休業――男性の取得を促す制度の国際比較を中心に
     1 何が問題か/手厚い制度と父親の取得の低迷
     2 こう考えればいい/国際比較からみる父親育休取得の処方箋
     3 ここがポイント/社会の変容の鍵としての父親の育児休業
     4 これから深めていくべきテーマ/多様な家族を支える育児休業制度の射程の拡大

    14 時間政策と時間主権――生活のゆとりと自由のために
     1 何が問題か/価値意識と現実のずれ
     2 こう考えればいい/自由・人権のための時間政策
     3 ここがポイント/男性の平日の生活時間を変える
     4 これから深めていくべきテーマ/時間を考慮した貧困研究

    15 移民家族の子どもたち――社会統合政策としての社会的養育と教育
     1 何が問題か/多様化する住民と社会統合
     2 こう考えればいい/開かれた教育機会の提供
     3 ここがポイント/「外国人」は制度的につくられる
     4 これから深めていくべきテーマ/未来を見据えた社会統合政策

    16 それほど新しくない「新しい家族」――同性婚の保守性・革新性
     1 何が問題か/同性婚は「新しい家族」をつくるのか
     2 こう考えればいい/ひと筋縄ではいかない日本の同性婚制度
     3 ここがポイント/規範と生活と「愛」の関係
     4 これから深めていくべきテーマ/「男同士の絆」の弛緩?

    17 生殖医療と家族――家族を再定義するための糸口
     1 何が問題か/不妊症と生殖医療
     2 こう考えればいい/生殖医療と家族形成
     3 ここがポイント/多様な「家族のかたち」を認める
     4 これから深めていくべきテーマ/家族政策としての課題

    あとがき
    索  引
  • 出版社からのコメント

    家族政策を「人が生きることを支える政策」として捉え直し、「家族をひらく家族政策」を提案。現代的な家族の課題への提言も試みる
  • 内容紹介

    そもそも家族政策とは何か。なぜ国家が家族に干渉するのか、など様々な議論が噴出し、家族政策それ自体がタブー視されているような現状を打破すべく、本書では、家族政策を「人が生きることを支える政策」として捉え直し、他のアクターの適切な支えを得て「家族をひらく家族政策」を提案する。ケア政策、時間政策を中心としつつ、女性の貧困、移民やLGBT、生殖医療など、最も現代的な家族の課題への提言を試みる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    落合 恵美子(オチアイ エミコ)
    同志社女子大学講師、国際日本研究センター助教授等を経て、京都大学文学研究科教授
  • 著者について

    落合 恵美子 (オチアイ エミコ)
    2021年11月現在
    京都大学文学研究科教授

どうする日本の家族政策(いま社会政策に何ができるか〈3〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:落合 恵美子(編著)
発行年月日:2021/11/30
ISBN-10:462309281X
ISBN-13:9784623092819
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:299ページ
縦:21cm
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