気候変動規範と国際エネルギーレジーム―国際エネルギー機関の役割とアジアのエネルギー政策の変遷 [単行本]

気候変動規範と国際エネルギーレジーム―国際エネルギー機関の役割とアジアのエネルギー政策の変遷 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  地球温暖化による影響が深刻化しエネルギー政策の転換が求められている。本書は、従来それぞれ独立し検討されてきた気候変動とエネルギーのグローバル・ガバナンス論を統合した新たなグローバル・ガバナンス論の構築を試み、気候変動に関する国際規範がエネルギーに関する国際レジームおよびアジア各国の政策形成においてどのように受容されてきたかを検討する。

• 目次

  　序　章　分析の枠組み
  第一部　国際エネルギーレジームにおける気候変動規範の受容
  　第１章　気候変動に関する国際規範
  　第２章　国際エネルギーレジームにおける気候変動規範の受容過程
  　第３章　気候変動規範の形成におけるIEAの役割
  第二部　アジアのエネルギー政策における気候変動規範の受容
  　第４章　日本のエネルギー政策の変遷
  　第５章　中国のエネルギーに関する五カ年計画の変遷
  　第６章　ASEANの気候変動政策とエネルギー政策
  第三部　IEAの政策手法に関する実態分析
  　第７章　エネルギー政策に関する国別審査
  　第８章　『世界エネルギー展望』のシナリオ分析
  　第９章　技術協力プログラムの実態調査
  　終　章　総括と提言

• 出版社からのコメント

  本書は、気候変動に関する国際規範がエネルギーに関する国際レジーム及びアジア各国の政策形成にどのように受容されてきたかを検討。

• 内容紹介

  地球温暖化による影響が深刻化しエネルギー政策の転換が求められている。本書は、従来それぞれ独立し検討されてきた気候変動とエネルギーのグローバル・ガバナンス論を統合した新たなグローバル・ガバナンス論の構築を試み、気候変動に関する国際規範がエネルギーに関する国際レジームおよびアジア各国の政策形成においてどのように受容されてきたかを検討する。
  
  図書館選書
  本書は、従来のグローバル・ガバナンス論を統合し、そこから新たな構築を試み、気候変動に関する国際規範がエネルギーに関する国際レジームおよびアジア各国の政策形成においてどのように受容されてきたかを検討する。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  服部 崇(ハットリ タカシ)
  １９６７年生まれ。１９９１年、東京大学教養学部卒業後、通商産業省（現・経済産業省）に入省。国際エネルギー機関（ＩＥＡ）環境・気候変動ユニット長、経済産業省経済連携交渉官等を経て、２０１８年７月、京都大学経済研究所特定准教授に着任。２０２０年１０月より２０２１年６月まで特定教授、２０２１年１０月より特任教授。ハーバード大学ケネディ行政大学院修士（公共政策）、東京工業大学博士（学術）

気候変動規範と国際エネルギーレジーム―国際エネルギー機関の役割とアジアのエネルギー政策の変遷 の商品スペック