しんとく丸の栄光と悲惨 上方文化の源流を訪ねて―業縁と輪廻の世界 [単行本]
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しんとく丸の栄光と悲惨 上方文化の源流を訪ねて―業縁と輪廻の世界 [単行本]

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販売開始日: 2021/11/02
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しんとく丸の栄光と悲惨 上方文化の源流を訪ねて―業縁と輪廻の世界 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    町辻や門口、祭礼などの場で、名もなき漂泊の民によって語られる門付けの芸、大道芸となった説経は、ささら、鉦、羯鼓などの鳴り物を背景に賑やかにしめやかに、語り手が熱をおびれば聴衆も固唾をのんで見守る大衆芸能へと変貌を遂げた。悲劇の美少年「しんとく丸」が問わずがたりに語る母とは何か。愛とは何か。心の眼で何を見るか。説経節が残した問いかけに、あなたはどう答えますか!?
  • 目次

    1 説経節をめぐって
    (1)説教と説経
    (2)堂内の布教から漂泊の芸能へ


    2 説経節『しんとく丸』の世界
    (1)しんとく丸とは誰か
    (2)四天王寺という聖地
    済世利民の実践
    四天王寺の西門と日想観信仰
    最下層民の終焉地
    四天王寺舞楽の魅力
    (3)しんとく丸の波乱万丈と四天王寺
    ①メインステージは四天王寺
    ②稚児舞の栄光と恋
    ③捨てられた御曹司
    ④弱法師と呼ばれて
    ⑤再び引声堂へ
    ⑥縁の下のしんとく丸
    ⑦乙姫参上

    3 家族という闇
    (1)実母の急死
    (2)継母の心情
    (3)継子いじめ
    (4)貴種流離
    (5)盲目のしんとく丸が見た光と闇

    4 しんとく丸と愛護の若
    (1)説経節『愛護の若』を読む
    (2)長者に子なし、というけれど
    (3)口は災いの元
    (4)堕ちていく物語
    (5)継母の邪恋

    5 芸能にみるしんとく丸
    (1)能『弱法師』の達観
    (2)落語『ながたん息子』の滋味
    (3)音楽劇『身毒丸』の怪演
    (4)文楽・歌舞伎『摂州合邦辻』のどんでん返し

    6 生き続けるしんとく丸

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    一地方の説話から歌舞伎・浄瑠璃・現代演劇まで広がりをみせる「しんとく丸」伝説。上方文化研究の第一人者が古典芸能の魅力を語る。
  • 内容紹介

    美少年しんとく丸は、継母の呪いで視力と美貌を失い、家を追われ、流竄の身となったが、恋人の愛と観世音菩薩の功力によって再生する。
    この短くも激しい物語の種子は、日本の文芸の沃野で驚くべき成長を遂げ、天を衝く巨樹となって聳えている。
    本書はその成長と観察の記録である。

    町辻や門口、祭礼などの場で、名もなき漂泊の民によって語られる門付けの芸、大道芸となった説経は、ささら、鉦、羯鼓などの鳴り物を背景に賑やかにしめやかに、語り手が熱をおびれば聴衆も固唾をのんで見守る大衆芸能へと変貌を遂げた。
    悲劇の美少年「しんとく丸」が問わずがたりに語る、母とは何か。愛とは何か。
    心の眼で何を見るか。説経節が残した問いかけにあなたはどう答えますか!?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    福井 栄一(フクイ エイイチ)
    大阪府吹田市出身。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。上方文化評論家。四條畷学園大学看護学部客員教授。京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部非常勤講師。関西大学社会学部非常勤講師。朝日関西スクエア会員・大阪京大クラブ会員。上方の歴史文化や芸能に関する評論を手がけ、国内外の各地で講演やテレビ・ラジオ出演などを精力的におこない、その独特の「福井節」が人気を博している。また、上方舞・地歌・落語公演の企画・制作も手がけるなど、上方文化の新しい語り部、上方ルネサンスの仕掛人として注目を集めている。剣道二段
  • 著者について

    福井栄一 (フクイエイイチ)
    大阪府吹田市出身。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。
    上方文化評論家。四條畷学園大学看護学部客員教授。京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部非常勤講師。関西大学社会学部非常勤講師。朝日関西スクエア会員・大阪京大クラブ会員。
    上方の歴史文化や芸能に関する評論を手がけ、国内外の各地で講演やテレビ・ラジオ出演などを精力的におこない、その独特の「福井節」が人気を博している。また、上方舞・地歌・落語公演の企画・制作も手がけるなど、上方文化の新しい語り部、上方ルネサンスの仕掛人として注目を集めている。剣道二段。
    http://www7a.biglobe.ne.jp/~getsuei99/

しんとく丸の栄光と悲惨 上方文化の源流を訪ねて―業縁と輪廻の世界 の商品スペック

商品仕様
出版社名:批評社
著者名:福井 栄一(著)
発行年月日:2021/10/25
ISBN-10:4826507240
ISBN-13:9784826507240
判型:A5
発売社名:批評社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:125ページ
縦:21cm
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