スポーツにおけるハラスメントの弁護士実務 [単行本]
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スポーツにおけるハラスメントの弁護士実務 [単行本]

佐藤 大和(編著)山本 健太(編著)
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出版社:第一法規
販売開始日: 2021/12/07
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スポーツにおけるハラスメントの弁護士実務 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    スポーツにおけるハラスメントの特殊性とその背景を理解しより良い解決に導くための必携書。塚原千恵子氏、野村忠宏氏、日本サッカー協会などのコラムによる現場の声も充実。
  • 目次

    第1章 スポーツにおけるハラスメント

    第1 一般的なハラスメント
    1 はじめに
    2 パワーハラスメント
    ⑴ 法規制
    ⑵ パワーハラスメントとは
    ⑶ パワーハラスメント該当性の判断基準
    ⑷ パワーハラスメント行為の6類型
    ⑸ 法が定める事業主等(企業)が従うべきルール
    ⑹ 雇用管理上の措置義務の内容(パワハラ指針)
    ⑺ 違反の場合のペナルティ
    3 セクシュアルハラスメント
    ⑴ 法規制
    ⑵ セクシュアルハラスメントとは
    ⑶ セクシュアルハラスメント該当性の判断基準
    ⑷ 法が定める事業主等(企業)が従うべきルール
    ⑸ 雇用管理上の措置義務の内容(セクハラ指針)
    ⑹ 違反の場合のペナルティ
    4 マタニティハラスメント
    ⑴ 法規制
    ⑵ マタニティハラスメントとは
    ⑶ 「制度等の利⽤への嫌がらせ型」
    ⑷ 「状態への嫌がらせ型」
    ⑸ 法が定める事業主等(企業)が従うべきルール
    ⑹ 雇用管理上の措置義務の内容(マタハラ指針、両立指針)
    ⑺ 違反の場合のペナルティ
    5 SOGI にまつわるハラスメント
    ⑴ 定義
    ⑵ SOGI ハラの具体例
    ⑶ SOGI ハラに関する動き

    第2 スポーツにおけるハラスメント(スポーツハラスメント)
    1 harassment and abuse
    2 スポーツにおけるパワーハラスメント
    ⑴ 既存の定義
    ⑵ 第三者委員会等の見解
    ⑶ 検討
    3 スポーツにおけるハラスメントの類型
    ⑴ 指導者からアスリートへのハラスメント
    ⑵ アスリート同士のハラスメント
    ⑶ アスリートから指導者・スタッフへのハラスメント
    ⑷ アスリートの保護者からアスリートへのハラスメント
    4 法的責任とスポーツ界の損失
    ⑴ 法的責任
    ⑵ スポーツ界の損失
    5  スポーツにおけるハラスメントに関する日本国内及び国際的な動向
    ⑴ スポーツにおけるハラスメントに関する国内の動向
    ⑵ スポーツにおけるハラスメントに関する国際的な取組
    column ハラスメントではなく競技の魅力で盛り上がるスポーツ界を(両角友佑)

    第2 章 スポーツにおけるハラスメントの判断基準と判断のポイント

    第1 裁判例
    1 はじめに
    2 刑事責任
    ⑴ スポーツにおけるハラスメントの犯罪性
    ⑵ 刑事責任の裁判例
    3 民事責任
    ⑴ 損害賠償の法律構成如何
    ⑵ 民事責任のうち主にセクシュアルハラスメントの裁判例
    ⑶ 民事責任のうち主にパワーハラスメントの裁判例
    ⑷ 事実認定・違法性判断に関する当事者の主張・立証のポイント
    ⑸ 裁判例からうかがわれる問題点

    第2 スポーツ仲裁機構における事例
    1 日本スポーツ仲裁機構においてハラスメントが審理の対象となる事例
    2 事例検討
    ⑴ JSAA-AP-2016-006(柔道)
    ⑵ JSAA-AP-2020-003(知的障がい者卓球)
    ⑶ JSAA-AP-2017-001(ハンドボール)

    第3 第三者委員会における事例
    1 第三者委員会
    2 第三者委員会におけるパワーハラスメント判断の枠組み
    ⑴ 公益財団法人日本レスリング協会の第三者委員会
    ⑵ 公益財団法人日本体操協会の第三者委員会
    ⑶ 公益社団法人日本プロサッカーリーグにおける第三者委員会
    ⑷ 学校法人日本大学における第三者委員会
    ⑸ 独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)の定義
    ⑹ 学校法人帝京大学の内部調査委員会
    3 報告書の具体的な検討
    ⑴ レスリング
    ⑵ 体操
    ⑶ サッカー
    ⑷ アメリカンフットボール
    ⑸ 空手
    4 第三者委員会の報告書を踏まえた検討
    column 時代に合わせた指導方法の変化と報道の問題(塚原千恵子)

    第3 章 スポーツ現場でのハラスメント発生

    第1 発覚

    第2 競技団体における暴力・ハラスメント等相談窓口の利用
    1 相談窓口設置の経緯
    2 相談窓口利用に関する検討事項
    ⑴ 相談窓口の利用者が限定されているか
    ⑵ 匿名相談が可能かどうか
    ⑶ 相談窓口はどのように運営されているか
    ⑷ 相談窓口で対応可能な行為であるか
    ⑸ ハラスメント行為者に対してどのような対応が可能か
    ⑹ 相談から対応までの手順がどのようになされるか
    3 各種相談窓口の問題点

    第3 被害申告者側の対応
    1 相談対応
    ⑴ 相談時の対応における留意点
    ⑵ 事実聴取の際の留意点
    ⑶ 証拠収集の際の留意点
    2 代理人としての活動
    ⑴ 任意交渉における対応
    ⑵ 協会やチーム等に対する申立て
    ⑶ スポーツ仲裁機構に対する対応
    ⑷ 第三者委員会への対応
    ⑸ 法的措置
    3 メディア対応の際の留意点
    ⑴ メディアを通じての告発
    ⑵ SNS を通じての告発
    ⑶ 記者会見
    ⑷ テレビ出演
    ⑸ その他のメディア対応

    第4 被害被申告者側の対応
    1 相談対応
    2 代理人としての活動
    ⑴ 任意交渉における対応
    ⑵ 協会やチーム等に対する対応
    ⑶ スポーツ仲裁機構に対する対応
    ⑷ 第三者委員会への対応
    ⑸裁判での対応
    3 メディア対応の際の留意点
    ⑴ 謝罪・事実説明対応
    ⑵ メディアからの問合わせ対応
    ⑶ 名誉毀損やプライバシー侵害報道に対する対応
    4 研修の活用

    第5 協会側の対応
    1 相談対応
    ⑴ 協会の種類
    ⑵ 協会の特性
    ⑶ 相談初期対応の注意点
    ⑷ 協会が当事者となる場合
    ⑸ 相談機関としての協会の対応
    ⑹ 処分機関としての協会の対応
    2 顧問弁護士等としての活動
    ⑴ 通報窓口としての関与
    ⑵ 助言者としての関与
    ⑶ 調査者としての関与
    3 メディア対応
    ⑴ メディア対応の必要性の検討
    ⑵ 調査開始前のメディア対応
    ⑶ 処分時のメディア対応

    第6 スポーツにおけるハラスメントの刑事事件対応
    1 はじめに
    2 被害申告者の対応
    3 被害被申告者の対応
    ⑴ 被害被申告者の心構え
    ⑵ 刑事弁護人としての活動
    ⑶ 所属先への対応
    ⑷ メディア対応
    column  スポーツにおいて真に大切なこと(野村忠宏)

    第4 章 第三者委員会・仲裁機構・協会等における手続

    第1 第三者委員会
    1 第三者委員会の流れ
    2 第三者委員会の問題点
    ⑴ スポーツの専門家の不在
    ⑵ 調査手続の相当性について
    ⑶ 事後的な検証の困難さ
    ⑷ 事実認定の合理性の担保
    ⑸ 立証の問題
    ⑹ パワーハラスメントに当たるとの評価

    第2 仲裁機構
    1 スポーツ仲裁機構の手続の流れ
    ⑴ 調停
    ⑵ 仲裁
    2 仲裁機構の課題
    ⑴ スポーツ調停について
    ⑵ スポーツ仲裁について

    第3 協会やチーム等
    1 協会やチームにおける取組
    2 協会等による懲戒処分に至る流れ
    3 協会やチーム等における事実調査機関
    4  協会等に属する者のみによる調査と内部調査委員会による調査
    5 協会やチーム等における事実調査の方法
    6 事実認定・評価方法
    7 協会やチーム等における懲戒処分
    8 協会やチーム等の処分の問題点
    column 指導における暴力等の根絶を目指して(公益財団法人日本サッカー協会)

    第5 章 スポーツにおけるハラスメントの原因と予防

    第1 スポーツの本質的価値とスポーツにおけるハラスメントの原因
    1 はじめに
    2 スポーツの歴史、語源
    ⑴ スポーツの歴史
    ⑵ スポーツの語源
    ⑶ まとめ
    3 日本のスポーツを紐解く
    ⑴ 近代スポーツ移入の背景
    ⑵ 教育との密接性から生じる弊害
    4 勝利至上主義
    ⑴ 勝利至上主義について
    ⑵ 勝利至上主義の原因
    ⑶ 注意点
    ⑷ 一流選手も危惧する勝利至上主義
    ⑸ 生涯スポーツ
    5 スポーツ界の閉鎖性
    6 スポーツと暴力
    7 日本の部活動の問題点
    8 暴力等の原因4分類
    9 まとめ

    第2スポーツにおけるハラスメントの予防
    1 具体的な指導方法の探求
    ⑴ はじめに
    ⑵ スポーツの本質的価値の再確認
    ⑶ 自主的、自発的な活動に導く指導
    ⑷ 指導とコミュニケーション
    2 研修
    ⑴ 指導者側に対する研修
    ⑵ 選手側に対する研修
    3 通報・相談制度等の問題点
    ⑴ 入口段階の問題点
    ⑵ 相談開始後の問題点
    column  第三者機関によるチェックの必要性(JSTAA代表理事 菊池教泰)

    第6 章 学校の部活動におけるハラスメント

    第1 はじめに
    1 部活動とハラスメント
    2 学校における部活動の位置付け

    第2 部活動でのハラスメントの特徴
    1  刑法、民法などの一般的な法のほかに関係するルール、規則
    ⑴ 学校教育法
    ⑵ 国家賠償法
    ⑶ 懲戒処分
    ⑷ 各種ガイドライン
    ⑸ スポーツ団体等の規則
    ⑹ セクシュアルハラスメント関連
    2 部活動の特殊性
    ⑴ 絶対的な上下関係・支配関係があること
    ⑵ 「教育の一環」という言い訳
    ⑶ 被害者の未熟性
    ⑷ 部活動の閉鎖性
    ⑸ 関係者の複雑性
    ⑹ 教師側の事情
    ⑺ 感動ハラスメント

    第3 相談の際の注意事項
    1 一般の法律相談やスポーツにおけるハラスメント相談との共通性
    2 部活動の特殊性への配慮
    ⑴ 聴取対象者
    ⑵ 聴取方法(被害者本人への配慮)
    ⑶ 聴取内容

    第7 章 スポーツ現場におけるLGBT 対応について

    第1 総論

    第2 LGBT とは~基礎知識~ LGBT の割合など
    1 LGBT とは~基礎知識~
    2 スポーツにおけるLGBT の問題

    第3 LGBT に関する海外・国内の動き

    第4 LGBT に関するセクハラ、パワハラ、SOGI ハラ
    1 LGBT に関するセクハラ
    2 LGBT に関するパワーハラスメント

    第5 アウティング

    第6 選手からカミングアウトを受けたら
    1 カミングアウトとは
    2 カミングアウトの意味
    3 カミングアウトが及ぼす影響・対処法
    4 アウティングへの配慮

    第7 ユニフォーム、更衣室、トイレ
    1 ユニフォーム
    2 更衣室
    3 トイレ

    第8 相談窓口の作り方、相談対応方法
    1 監督、コーチ、選手、関係者の勉強会
    2 相談窓口の設置
    3 相談窓口対応スタッフの教育

    第8 章 スポーツにおけるハラスメントとアンガーマネジメント

    第1 はじめに

    第2 アンガーマネジメント
    1 アンガーマネジメント
    2 怒りとハラスメントの関係
    ⑴ 怒りの性質
    ⑵ 怒りの影響
    ⑶ ハラスメントと怒りの関係性
    3 ハラスメントにならない正しい怒り方
    ⑴ 良くない怒り方
    ⑵ 使用すべきでない言葉
    ⑶ 話す時の位置関係
    ⑷ 良い怒り方
    ⑸ 実際の伝え方の手順

    第3 精神科医からみたスポーツにおけるハラスメント
    1 指導者が悩むポイント(ハラスメントが生じる理由)
    2 指導者と選手の関係について
    3  健康スポーツ医からみた指導者が学ぶべき具体的な指導ルール(ハラスメントにならない指導ルール) �
    ⑴ 良い指導者とは
    ⑵ コーチングにおける具体的な声がけ
    4 選手に対するメンタルサポートの必要性
    column スポーツ村の論理ではなく、社会の論理へ(増田朋美)
  • 出版社からのコメント

    スポーツハラスメントの基本的知識、各種手続や裁判例・事例の分析、代理人としての活動の流れ等に至るまで、実務に役立つ知識を解説
  • 内容紹介

    スポーツにおけるハラスメントの基本的知識に加え、各種手続や裁判例・事例の豊富な分析、代理人としての活動の流れ・注意点、メディア対応からアンガーマネジメントの知識に至るまで、弁護士実務に役立つ知識を丁寧に解説。

    ○スポーツにおけるハラスメントの弁護士実務に役立つ知識を解説した唯一の書籍
    ○豊富な裁判例・第三者委員会やスポーツ仲裁機構の事例を取り上げハラスメント該当性の分析や各代理人(被害申告者側・被害被申告者側・協会側)としての活動の流れ、相談窓口の利用方法など弁護士実務に役立つ情報を集約
    ○スポーツにおけるハラスメントの特殊性やその発生要因の理解に資する分析を掲載
    ○メディアへの対応方法やハラスメント研修に必要な知識(アンガーマネジメント)など、法律だけでは解決できないハラスメント問題への対応に役立つ知識も掲載
    ○学校の部活動やLGBT対応、刑事事件についても解説
    ○スポーツ選手や指導者、協会などスポーツ現場の当事者の声をコラムとして掲載
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 大和(サトウ ヤマト)
    弁護士(東京弁護士会)・社会保険労務士(東京都社会保険労務士会)。レイ法律事務所代表弁護士。2009年立命館大学法科大学院修了。2011年弁護士登録。2021年より厚生労働省「過重労働解消のためのセミナー及び過重労働解消キャンペーンに関する広報事業検討委員会」委員長、文化庁「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議」委員等を務め、2020年より公益財団法人日本サッカー協会「S級コーチ養成講習」における「指導者に対するスポーツハラスメント研修」等の講師を務める

    山本 健太(ヤマモト ケンタ)
    弁護士(第二東京弁護士会)・日本プロ野球選手会公認選手代理人。レイ法律事務所スポーツ部門長弁護士。小中高と野球漬けの生活を送り、スポーツ選手の代理人になる夢を持ち、弁護士を志す。立教大学法学部法学科卒業。中央大学法科大学院修了。2017年弁護士登録。2020年度より一般社団法人全日本シニア体操クラブ連盟常務理事。一般社団法人日本スポーツチームアセスメント協会理事。2020年より公益財団法人日本サッカー協会のS級コーチ養成講習会にて「スポーツインテグリティ」等の講師を務める

スポーツにおけるハラスメントの弁護士実務 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:第一法規
著者名:佐藤 大和(編著)/山本 健太(編著)
発行年月日:2021/12/15
ISBN-10:4474075641
ISBN-13:9784474075641
判型:A5
発売社名:第一法規
対象:実用
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:323ページ
縦:21cm
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