韓国「建国」の起源を探る―三・一独立運動とナショナリズムの変遷 [単行本]
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韓国「建国」の起源を探る―三・一独立運動とナショナリズムの変遷 [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2021/12/07
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韓国「建国」の起源を探る―三・一独立運動とナショナリズムの変遷 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    三・一独立運動とは、一九一九年三月一日に日本の植民地支配からの「解放」を目指した朝鮮人らが起こした示威運動である。文在寅政権は、この運動の歴史的評価をさらに高め、一九一九年を「民主主義国家・韓国」の「建国」年と位置づける言説を浸透させようとしている。右派左派の衝突が激化し、歴史解釈自体が政治化するなかで、本書はあらためて三・一独立運動を中心とする独立運動史を、世界史の視点から復元する。「建国」問題の核心・大韓民国臨時政府の樹立、第一次世界大戦において提唱された「民族自決」の影響、日本・中国・米欧・ロシアを舞台にグローバル化していく過程、北朝鮮を生み出した社会主義の可能性と南北分断に着目しつつ、独立運動をダイナミックに描くことで、分裂する歴史認識の溝を埋め、未来への新たな展望を拓こうとする。
  • 目次

    はじめに

    序 章 三・一革命――独立運動と変容する韓国ナショナリズム
     1 大韓民国憲法・前文
     2 ニューライトと建国節
     3 変容する大韓民国臨時政府の歴史的位置づけ
     4 「三・一革命」論の台頭とその論理
     5 「三・一革命」を乗り越える

    第一章 第一次世界大戦――共和制か帝政か
     1 朝鮮半島から海外へ――韓国併合と武断政治
     2 敵の敵は味方――ロシアとの提携と第一次世界大戦の勃発
     3 対華二十一ヵ条要求――革命派中国人との提携の模索
     4 幻の中国・ドイツ連合軍――手段としての帝政復活

    第二章 民族自決――戦略としての民主主義
     1 ロシア二月革命の衝撃――大韓民国臨時政府の起源
     2 吉野作造とロシア革命――翻訳語「民族自決」の誕生①
     3 アメリカの参戦と在米朝鮮人
     4 ウィルソンの「民族」と「自決」概念――翻訳語「民族自決」の誕
     生②
     5 終 戦――アメリカと上海における独立請願
     6 二・八独立宣言
     7 ロシア内戦――朝鮮独立運動の新展開

    第三章 三・一独立運動――支配者、協力者、そして情報源としての日本
     1 万歳デモの展開
     2 三・一独立運動の準備過程――「自決」とパリ講和会議の情報源
     3 新宿中村屋と崔南善――ウィルソンと日本政府宛の請願書の国際発
     信
     4 三・一独立運動と日本社会
     5 尹致昊の三・一独立運動批判

    第四章 朝鮮ナショナリズム――三・一後の独立運動の行方
     1 大韓民国臨時政府というアピール
     2 共産主義運動の台頭――臨時政府と二つの高麗共産党
     3 朝鮮半島における独立運動の展開と分裂

    終 章 韓国「建国」の起源

    注 
    あとがき
    図版出典一覧
    索引(人名・事項)
  • 出版社からのコメント

    日本・中国・米欧・ロシアを含めたグローバルな視点から独立運動の歴史的過程を描き、文在寅政権の掲げる「建国」神話を問い直す。
  • 内容紹介

    「民主主義国家・韓国」は、三・一独立運動からはじまったのか?

    日本・中国・米欧・ロシアを含めたグローバルな視点から独立運動の歴史的過程を丹念に描き、文在寅政権の掲げる「建国」神話を問い直す

    三・一独立運動とは、1919年3月1日に日本の植民地支配からの「解放」を目指した朝鮮人らが起こした示威運動である。現在の文在寅政権は、この運動の歴史的評価をさらに高め、1919年を「民主主義国家・韓国」の「建国」年と位置づける言説を浸透させようとしている。
    右派左派の衝突が激化し、歴史解釈自体が政治化するなかで、本書はあらためて三・一独立運動を中心とする独立運動史を、世界史の視点から復元する。
    「建国」問題の核心・大韓民国臨時政府の樹立、第一次世界大戦において提唱された「民族自決」の影響、日本・中国・米欧・ロシアを舞台にグローバル化していく過程、北朝鮮を生み出した社会主義の可能性と南北分断に着目しつつ、独立運動をダイナミックに描くことで、分裂する歴史認識の溝を埋め、未来への新たな展望を拓こうとする。

    図書館選書
    「民主主義国家・韓国」は、三・一独立運動からはじまったのか?日本・中国・米欧・ロシアを含めたグローバルな視点から独立運動の歴史的過程を丹念に描き、文在寅政権の掲げる「建国」神話を問い直す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野 容照(オノ ヤステル)
    1982年横浜市生まれ。九州大学大学院人文科学研究院准教授。専門は朝鮮近代史。2012年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学人文科学研究所助教を経て2017年より現職
  • 著者について

    小野 容照 (オノ ヤステル)
    1982年横浜市生まれ。九州大学大学院人文科学研究院准教授。専門は朝鮮近代史。2012年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学人文科学研究所助教を経て2017年より現職。
    著書に『朝鮮独立運動と東アジア 1910-1925』(思文閣出版、2013年)、『帝国日本と朝鮮野球――憧憬とナショナリズムの隘路』(中央公論新社、2017年)、共著書に『「甲子園」の眺め方――歴史としての高校野球』(小さ子社、2018年)などがある。

韓国「建国」の起源を探る―三・一独立運動とナショナリズムの変遷 の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:小野 容照(著)
発行年月日:2021/12/15
ISBN-10:4766427858
ISBN-13:9784766427851
判型:B6
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:295ページ ※288,7P
縦:19cm
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