人間は哀れである―東海林さだおアンソロジー(ちくま文庫) [文庫]

人間は哀れである―東海林さだおアンソロジー(ちくま文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  偉い人の威厳をはぎ取ってみせる「人間は哀れである」をはじめ、国語辞典の性観念を検証する「青春の辞典」、心ゆくまでというのがいかに困難かを語る「往生際」…斜めから見る世の中の可笑しさに思わずニンマリした後に、東海林流ペーソスがじんわり沁みてくる。最高の読み手・平松洋子が選ぶ、人間への愛おしさと哀切を湛えた２３の傑作エッセイ。創作の背景に踏み込んだ著者と編者の対談も。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １（なんとなくクラシテル；許さん！爺さん奮戦記　ほか）
  ２（フロイトが食べる；夢混（夢の混浴）よ、いずこ　ほか）
  ３（人間は哀れである；小さな幸せ　ほか）
  ４　東海林さだお×平松洋子対談（地元のこと；創作とショーバイ）

• 内容紹介

  夫婦のアレから往生際まで……平松洋子が選ぶニンゲンの本質に迫る東海林作品23編。ぷぷぷと笑って、じんわり沁みて、明日が違って見えてくる。偉い人の威厳をはぎ取ってみせる「人間は哀れである」をはじめ、国語辞典の性観念を検証する「青春の辞典」、心ゆくまでというのがいかに困難かを語る「往生際」……斜めから見る世の中の可笑しさに思わずニンマリした後に、東海林流ペーソスがじんわり沁みてくる。最高の読み手・平松洋子が選ぶ、人間への愛おしさと哀切を湛えた23の傑作エッセイ。創作の背景に踏み込んだ著者と編者の対談も。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  東海林 さだお(ショウジ サダオ)
  １９３７年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。２０００年に紫綬褒章、２０１１年に旭日小綬章を受章
  
  平松 洋子(ヒラマツ ヨウコ)
  作家、エッセイスト。東京女子大学卒業後、食や生活文化、文学について幅広く執筆活動を行う。『買えない味』でＢｕｎｋａｍｕｒａドゥマゴ文学賞、『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞を受賞

• 著者について

  東海林さだお (ショウジ サダオ)
  東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。
  
  平松 洋子 (ヒラマツ ヨウコ)
  平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

人間は哀れである―東海林さだおアンソロジー(ちくま文庫) の商品スペック