絞め殺しの樹 [単行本]
    • 絞め殺しの樹 [単行本]

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絞め殺しの樹 [単行本]

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出版社:小学館
販売開始日: 2021/12/01
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絞め殺しの樹 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    最果ての地北海道根室で、“多難の道”を歩き続けた女。最注目作家、入魂の大河巨編!
  • 内容紹介

    あなたは、哀れでも可哀相でもないんですよ

    北海道根室で生まれ、新潟で育ったミサエは、両親の顔を知らない。昭和十年、十歳で元屯田兵の吉岡家に引き取られる形で根室に舞い戻ったミサエは、ボロ雑巾のようにこき使われた。しかし、吉岡家出入りの薬売りに見込まれて、札幌の薬問屋で奉公することに。戦後、ミサエは保健婦となり、再び根室に暮らすようになる。幸せとは言えない結婚生活、そして長女の幼すぎる死。数々の苦難に遭いながら、ひっそりと生を全うしたミサエは幸せだったのか。養子に出された息子の雄介は、ミサエの人生の道のりを辿ろうとする。数々の文学賞に輝いた俊英が圧倒的筆力で贈る、北の女の一代記。

    「なんで、死んだんですか。母は。癌とはこの間、聞きましたが、どこの癌だったんですか」
    今まで疑問にも思わなかったことが、端的に口をついた。聞いてもどうしようもないことなのに、知りたいという欲が泡のように浮かんでしまった。
    「乳癌だったの。発見が遅くて、切除しても間に合わなくてね。ミサエさん、ぎりぎりまで保健婦として仕事して、ぎりぎりまで、普段通りの生活を送りながらあれこれ片付けて、病院に入ってからはすぐ。あの人らしかった」(本文より)


    【編集担当からのおすすめ情報】
    絡み付いてね。栄養を奪いながら、芯にある木を締め付けていく。最後には締め付けて締め付けて、元の木を殺してしまう。その頃には、芯となる木がなくても蔓が自立するほどに太くなっているから、芯が枯れて朽ち果てて、中心に空洞ができるの。それが菩提樹。別名をシメゴロシノキ。



    図書館選書
    最果ての地・北海道根室で、“苦難の道”を歩き続けた女。三浦綾子文学賞でデビュー後、新田次郎文学賞、大藪春彦賞を連続受賞。最注目作家、入魂の大河巨編! わたし、まだ、死ねない。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河﨑 秋子(カワサキ アキコ)
    1979年北海道別海町生まれ。2012年「東陬遺事」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)、14年『颶風の王』で三浦綾子文学賞、15年同作でJRA賞馬事文化賞、19年『肉弾』で第21回大藪春彦賞を受賞。20年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞を受賞

絞め殺しの樹 [単行本] の商品スペック

発行年月日 2021/12/06
ISBN-10 4093866260
ISBN-13 9784093866262
ページ数 430ページ
20cm
書籍形式 日本の小説
発売社名 小学館
判型 A5
NDCコード 913.6
Cコード 0093
対象 一般
発行形態 単行本
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内容 日本文学小説
分類 文芸
成年向け書籍マーク G
書店分類コード V130
発売情報解禁日 2021/10/25
書籍ジャンル 文芸
再販商品 再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
出版社名 小学館
著者名 河﨑 秋子

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