いまを生きるための宗教学 [単行本]
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いまを生きるための宗教学 [単行本]

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出版社:丸善出版
販売開始日: 2022/01/28
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いまを生きるための宗教学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    宗教を通して人間を問い、世界を問うのが宗教学である。人間の精神の来し方から「いま」を問いかけ、「生きる」うえでの喜びや悲しみと深く結びついてきた宗教は、ゆえにいまを生きる私たちが理解すべきものといえるだろう。21世紀を生きていく上で必要な宗教学的な考え方および諸宗教の歴史や現状を、一般の方でも一から分かるように専門家が丁寧に解説。日本人にとって身近なアジアの諸宗教についても取り上げる。1テーマ見開き完結の教養テキスト。
  • 目次

    1.宗教とはなんだろう(担当:奥山倫明)
    1-01 そもそも今、「宗教」を話題にする意味はあるのだろうか?
    1-02 現在の日本や世界に宗教はどれほど存在しているのか?
    1-03 今の日本で宗教は何か重要な役割を果たしているのか?
    1-04 一神教はどのようにして生まれて、世界に広がってきたのか?
    1-05〇〇教という固有名詞がない現象ーー「未開人の宗教」「アニミズム」などーーも宗教と捉えてよいか?
    1-06 「仏教は普通の宗教ではない」「イスラームは普通の宗教ではない」といった表現は何を言おうとしているのか?
    1-07 「儒教」や「神道」は宗教なのか、宗教ではないのか?
    1-08宗教はどのように定義されるのか?
    1-09 宗教は性差別や、少数派差別、さらには性犯罪に責任があるのではないか?
    1-10 ヒトの特質は死を認識することだ、と聞いたことがある。死の認識と宗教とは関係があるのか?
    1-11墓地や葬儀の在り方はどうなっているのか?
    1-12宗教的世界観のなかで、他界はどのような意味をもってきたか?
    1-13宗教は文化財としてどのような意味があるのか?
    1-14中国や北朝鮮のような国家体制が、なんとなく宗教的に見えるのはなぜなのか?
    1-15アメリカ合衆国で、政治家などが「神のご加護がありますように」などと必ず口にするのはなぜなのか?
    1-コラム 宗教多元主義の課題


    2.宗教社会学(担当:伊達聖伸)
    2-01 宗教を社会の観点から分析するやり方では宗教の本質に迫れないだろうか?
    2-02 宗教を研究するのになぜ「世俗」について知る必要があるのだろうか?
    2-03 ある宗教の信者であるとはどういうことだろうか?
    2-04 イスラームは西洋の脅威になりうるか?
    2-05 ヨーロッパは世俗的でアメリカは宗教的なのか?
    2-06 信教の自由を平等に保障することは可能か?
    2-07 宗教は現代社会においてどのような役割を担いうるだろうか?
    2-08 学校と病院は近代社会の宗教的機能を担った制度と言えるか?
    2-09 経済と宗教の関係はどうなっているのだろうか?
    2-10 世俗の社会で宗教はどう教えることができるのだろうか?
    2-11 宗教は女性を差別してきたのか?世俗は女性を解放してきたのか?
    2-12 宗教を冒涜する権利は擁護されるべきだろうか?
    2-13 礼拝所にある宗教美術は博物館に入ると意味が変わるだろうか?
    2-14 トランスヒューマニズムも一つの宗教だろうか?
    2-15 宗教は環境問題の解決に役に立つのか?
    2-コラム コロナ禍は宗教を変えるか?

    3.宗教哲学(担当:氣多雅子)
    3-01たくさんの情報のなかから、自分に合った宗教を見つけるにはどうしたらいいのか?
    3-02 宗教体験とはどういうものか?
    3-03 宗教において言葉はどういう役割を果たしているのか?
    3-04 神は存在するのか?
    3-05 宗教は哲学とどういう関係にあるのか? 
    3-06 宗教は科学とどういう関係にあるのか?
    3-07 宗教に入信することは思考停止することではないのか?
    3-8宗教は一方でマザー・テレサのような人を生むが、他方でISISのテロリストのような人を生む。これをどう理解したらよいのか?
    3-9震災を経験した人が、以前は明日が今日と同じように続くと思っていた、と言う。このような思いは宗教と関係するのだろうか?
    3-10生きることにどういう意味があるのか、宗教はこれにどう答えるのか?
    3-11死とは何か?
    3-12 宗教とは自分自身の問題であり、他人がとやかく言う事柄ではないのではないか?
    3-13 自分の居場所がない、生きづらい、こういう思いに宗教は応えてくれるのか?
    3-14宗教は現代の倫理的課題にどう応答するのか?
    3-コラム 宗教の目的は人類か個人か

    4.キリスト教 (担当:石川明人)
    4-01 イエスはどんな人物であり、「キリスト」とはどういう意味なのか?
    4-02 パウロはなぜキリスト教という宗教にとって最重要人物なのか?
    4-03 『聖書』とはいったいどんな書物で、そこには何が書かれているのか?
    4-04 世界最大の宗教団体である「ローマ・カトリック教会」とはどのような教派なのか?
    4-05 「東方正教会」は日本ではややマイナーなようだが、どのような教派なのか?
    4-06 宗教改革によって生まれた「プロテスタント」とはどのような教派なのか?
    4-07 キリスト教の「教義」「教え」とは、要するにどんなものなのか?
    4-08 よく「正統」とか「異端」とかいうが、それらはいったい何なのか?
    4-09 キリスト教は、日本にはいつどのように伝わってきたのか?
    4-10 なぜ日本には「ミッションスクール」がたくさんあるのか?
    4-11 キリスト教は、科学と矛盾する教えに固執する時代遅れな教えなのか?
    4-12 どうして「愛と平和」を唱えるキリスト教徒も戦争をするのか?
    4-13 キリスト教は他宗教のことをどう考え、それらとどう接しているのか?
    4-14 神がいるのに、病気や事故や犯罪や災害がある、という矛盾をどう受け入れるのか?
    4-コラム マザー・テレサ

    5.イスラーム (担当:嶺崎寛子)
    5-01 イスラームはどのように生まれたのですか?
    5-02ユダヤ教、キリスト教とイスラームとの関係はどのようなものか?
    5-03イスラームの世界観とはどのようなものか?
    5-04クルアーン(コーラン)とは何か?
    5-05スンナ派とシーア派はどう違うのか? 他にも宗派はあるのか?
    5-06イスラームはアラブ人の宗教なのか?
    5-07 イスラームの「戒律」にはどんなものがあるのか?
    5-08礼拝と断食は大変そうなのに、なぜするのか?
    5-9なぜ、豚が食べられない、酒が飲めないなどの食の禁忌があるのか?
    5-10ムスリムの日々の暮らしと宗教はどうかかわっているのか?
    5-11預言者ムハンマドの姿を描いてはいけないのはなぜですか?
    5-12イスラームにも聖人として崇敬される人はいるのか?
    5-13ジハードとは何か? なぜ過激派が生まれるのか?
    5-14イスラームの都市や建築にはどのような特徴があるか?
    5-コラム ヴェールと「女性差別」

    6.仏教(担当:杉木恒彦)
    6-01 仏教はどのような歴史をたどってきたのか?
    6-02 仏陀とはどのような人物か?
    6-03 仏像はどのようにして生まれたのか?
    6-04 人はどうして苦しむのか? 善悪とは何か?
    6-05 人はどうすれば救われるのか?
    6-06 私と世界はどのような存在なのか?
    6-07 縁起、空とは何か?
    6-08 利他をめぐる教えはどのようなものか?
    6-09 出家僧が集団生活するサンガとはどのようなものか?
    6-10 曼荼羅とは何か?
    6-11 チャクラとは何か?
    6-12 仏陀の前世の物語にはどのような意味があるのか?
    6-13 仏教では死刑をどう考えるか?
    6-14 仏教では戦争をどう考えるか?
    6-15 仏教では動物や植物をどう考えるか?
    6-コラム 仏塔と墓

    7.インドの宗教 (担当:冨澤かな)
    7-01 インドは「宗教的」か?
    7-02 バラモン教とヒンドゥー教は何が違うのか?
    7-03 ヒンドゥー教と仏教とジャイナ教は何が違うのか?
    7-04 結局人間は何を求め何をしたらよいのだろうか?
    7-05 ヒンドゥー教の神はどんな存在か?
    7-06 宇宙はどうできてどう終わるのか?
    7-07 「外来の宗教」はどうやってインドに根付いたのか?
    7-08 イギリス支配が「ヒンドゥー教」をつくったのか?
    7-09 近代インドで宗教はどんな役割を果たしのか?
    7-10 「非暴力の国」インドになぜ核兵器があり宗教対立があるのか?
    7-11 牛はなぜありがたいのか?
    7-12 今もインドには「サティー(寡婦殉死)」があるのか?
    7-13 カーストとはいったいなんなのか?
    7-14 ブラーフマンと王はどちらが偉かったのか?
    7-15 多宗教社会の人々はどのように生活をともにしているのか?
    7-コラム 伝統医療・牛・ヨーガ:モーディー政権の「インド文化」戦略

    8.中国の宗教(担当:鈴木健郎)
    8-01 「中国の宗教」とは何を指すのか?
    8-02 中国にはいつから宗教があるのか?
    8-03 殷や周の宗教とはどんなものか?
    8-04 気、陰陽、五行とは何か?
    8-05 孔子・墨子・老子・荘子などは宗教の教祖なのか?
    8-06 儒教の宗教性とは?
    8-07 「中国仏教」はどのように形成されたのか?
    8-08 道教とはどんな宗教なのか?
    8-09 中国の民間宗教は儒教・仏教・道教の「習合」なのか?
    8-10 中国には仏教以外にどんな外来宗教があるのか?
    8-11 唐から宋の時代に中国宗教にはどんな変化が起こったのか?
    8-12 中国の異民族王朝や少数民族の宗教にはどんなものがあるのか?
    8-13 中国の宗教結社や宗教反乱、宗教弾圧の歴史とは?
    8-14 近現代における中国宗教の状況はどういうものか?
    8-コラム 中国の宗教と観光

    9.日本の宗教(担当:島薗進)
    9-01 日本人は「無宗教」なのか?
    9-02 アニミズムと女性の霊的な力は関わりがある?
    9-03 神道はいつからあるのか?
    9-04 神仏習合が広まったのはなぜか?
    9-05 鎌倉新仏教が注目されるのはなぜか?
    9-06 日本仏教で出家と在家の関係が独特なのはなぜか?
    9-07 檀家制度はなぜ成り立ち、何をもたらしたのか?
    9-08 「祭政一致」と「政教分離」はなぜ両立できたのか?
    9-09 神聖天皇崇敬はどのように広められたのか?
    9-10 仏教は明治維新後、どう変わったのか?
    9-11 近代日本で新宗教が大きく発展したのはなぜか?
    9-12 キリスト教の信徒数はなぜ増えなかったのか?
    9-13 オウム事件のような問題が起こるのはなぜか?
    9-14 戦後の政治に宗教はどのように関わっているのか?
    9-15 なぜ、スピリチュアリティに関心が集まるのか?
    9-コラム 民族宗教とは何か:神道とユダヤ教

    参照文献
    事項索引・人名索引
    執筆者紹介
  • 出版社からのコメント

    いまを生きる我々にとって「宗教」は何を意味するのか。諸宗教の歴史や現状、宗教の社会的な側面や哲学思想的な側面などを解説。
  • 内容紹介

    本書は、諸宗教の歴史や現状、宗教の社会的な側面や哲学思想的な側面、そして宗教学的な考え方を提供することができるように構成されている。1章「宗教とはなんだろう」に始まり、2章「宗教社会学」、3章「宗教哲学」の考察を経て、三つの主要な宗教についての議論に進む。それらの章では、「キリスト教」、「イスラーム」、「仏教」について重要な論点を多角的に学ぶことができる。さらに日本人にとって身近なアジア地域の諸宗教について理解を深めることができるよう、「インドの宗教」、「中国の宗教」、そして「日本の宗教」の章が設けられている。1テーマ2頁または4頁見開き完結になっており、一般の方や初学者がすぐに宗教について学べる構成になっている.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    島薗 進(シマゾノ ススム)
    東京大学名誉教授。専攻は宗教学、死生学

    奥山 倫明(オクヤマ ミチアキ)
    東洋英和女学院大学教授。専攻は宗教学、宗教史学

いまを生きるための宗教学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:丸善出版
著者名:島薗 進(編)/奥山 倫明(編)
発行年月日:2022/01/25
ISBN-10:4621306871
ISBN-13:9784621306871
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:315ページ
縦:20cm
横:13cm
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