政治的リテラシー育成に関する実践的研究―小学校社会科における内容・方法・評価のあり方 [単行本]
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政治的リテラシー育成に関する実践的研究―小学校社会科における内容・方法・評価のあり方 [単行本]

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出版社:東洋館出版社
販売開始日: 2021/11/08
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政治的リテラシー育成に関する実践的研究―小学校社会科における内容・方法・評価のあり方 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    小学校段階において、ほとんど行われてこなかった政治的リテラシーを育成する実践に挑む意欲的研究。不明確にされてきた、内容・方法・評価のあり方を明確にする。
  • 目次

    序章 本研究の動機と目的
     第1節 政治的リテラシー教育をめぐる動向
     第2節 先行研究の検討
     第3節 研究の目的と視点

    第1章 政治的リテラシー教育の現状と課題
     第1節 政治的リテラシー教育を支える民主主義観
      第1項 政治的対立を取り上げる主権者教育
          ―文部科学省の政治的リテラシー教育構想の問題点―
      第2項 模擬投票に依存する政治教育の問題点
     第2節 小学校社会科で育成する政治的リテラシー
     第3節 政治的リテラシー教育の枠組
         ―論争問題学習諸類型の枠組との比較―

    第2章 政治的リテラシー教育の内容・方法・評価
     第1節 政治的リテラシーを育成する学習内容と「当事者性」
      第1項 政治的リテラシーを育成する学習内容
      第2項 政治的リテラシーと「当事者性」
       ⑴「当事者性」にかかわる研究課題
       ⑵ 公共的な意思決定と「当事者性」の関係
       ⑶「当事者」と「当事者性」の関係
      第3項 政治的リテラシー教育と政治的中立性
     第2節 政治的リテラシーを育成する学習方法
         ―「判断の基準」に基づいた論争と「熟議的転回」―
     第3節 政治的リテラシーを育成する評価方法
      第1項 アウトカムをパフォーマンス評価する
      第2項 パフォーマンス評価の限界と実践的課題
      第3項 教師の教育的鑑識眼・教育批評で補う

    第3章 実践授業の分析
     第1節 本研究の対象
      第1項 実践者が自分の授業実践を研究対象にする意義
      第2項 本研究が対象とする授業実践とその概要
       ⑴〈第1実践〉「発電方法の未来を考える その1」―主に視点②方法:「判断の基準」にかかわる実践―
       ⑵〈第2実践〉「発電方法の未来を考える その2」―主に視点③評価:「評価のあり方」にかかわる実践―
       ⑶〈第3実践〉「川内原発再稼働は誰の声を優先して決めるのが望ましいか」ー主に視点①内容:「当事者性」にかかわる実践―
     第2節 研究の方法
      第1項 研究対象を分析する方法
      第2項 研究対象を分析する視点
       ⑴ 視点①内容:政治的リテラシー育成の内容:当事者性
       ⑵ 視点②方法:政治的リテラシー育成の方法:「判断の基準」
       ⑶ 視点③評価:政治的リテラシー育成の評価:「評価のあり方」
      第3項 授業実践ごとに生じる分析する視点の軽重
     第3節〈第1実践〉「発電方法の未来を考える その1」
        ―主に視点②「判断の基準」にかかわる実践・「判断の規準」に基づいて論争を深める学習―
      第1項 「判断の規準」に基づいて論争を深める学習の構想
      第2項 「判断の規準」に基づいて話し合う子どもの思考の変化に関する考察(第10時において)
       ⑴ 第1の場面
       ⑵ 第2の場面
      第3項「判断の規準」に基づいて論争することの課題
      第4項〈第1実践〉の成果と課題
     第4節〈第2実践〉「発電方法の未来を考える その2」
        ―論争問題の意見文をパフォーマンス評価し、その限界を教育的鑑識眼と教育批評で補う評価方法―
      第1項 意見文をパフォーマンス評価する評価活動の構想
      第2項「判断の規準」に基づいて記述する意見文タイプのパフォーマンス課題
      第3項 政治的リテラシーのアウトカム評価の実際
       ⑴ 抽出した子どもたちを選んだ理由とそれぞれの意見文
       ⑵ 抽出した子どもたちの意見文から明らかになったパフォーマンス評価の限界と教育的鑑識眼の援用
      第4項〈第2実践〉の成果と課題
     第5節〈第3実践〉「川内原発再稼働は誰の声を優先して決めるのが望ましいか」
        ―主に視点①「当事者性」にかかわる実践―
      第1項「当事者性」を育成する授業構想
      第2項 役割を担った(ロールプレイ)討論会の意味
      第3項「当事者性」がある姿、高い姿
      第4項 子どもたちの「当事者性」の変容(第6~8時)
       ⑴ ロールプレイ討論会の主な発言内容(第6時)
       ⑵ ロールプレイ討論会のふり返りの考察(第6時)
       ⑶ ロールプレイ討論会の主な発言内容(第7時)
       ⑷ ロールプレイ討論会のふり返りの考察(第7時)
       ⑸ ロールプレイ討論会のふり返り後に書いた結論と考察(第8時)
      第5項 最終的な考えを書いた意見文の分析(第9時)
      第6項〈第3実践〉の成果と課題

    終章 本研究の意義と今後の展望
     第1節 本研究の総括
     第2節 本研究の成果と課題
      第1項 政治的リテラシーと「判断の規準」について
      第2項 政治的リテラシーと「当事者性」の育成について
      第3項 政治的リテラシーとパフォーマンス評価・教育的鑑識眼・教育批評について
      第4項 残された課題

     参考文献・website一覧
     謝辞
  • 内容紹介

    精緻な分析に基づく、政治的リテラシー育成に関する理論と実践の往還

    小学校段階において、ほとんど行われてこなかった政治的リテラシーを育成する実践に挑む意欲的研究。

    不明確にされてきた、内容・方法・評価のあり方に焦点を当て、3つの実践を丁寧に分析します。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岡田 泰孝(オカダ ヤスタカ)
    東京都の区立小学校勤務を経て、1996年から、お茶の水女子大学附属小学校・教諭。学習分野「市民」創設、新教科「てつがく」創設など、初等教育におけるシティズンシップ教育への挑戦を試みる。現在は“価値判断力・意思決定力を育成する社会科授業研究会”副代表、“日本シティズンシップ教育フォーラム”アドバイザー等も務める

政治的リテラシー育成に関する実践的研究―小学校社会科における内容・方法・評価のあり方 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋館出版社
著者名:岡田 泰孝(著)
発行年月日:2021/11/01
ISBN-10:4491045569
ISBN-13:9784491045566
判型:A5
発売社名:東洋館出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:195ページ
縦:21cm
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