世界史のなかの東南アジア〈上〉―歴史を変える交差路 [単行本]
    • 世界史のなかの東南アジア〈上〉―歴史を変える交差路 [単行本]

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世界史のなかの東南アジア〈上〉―歴史を変える交差路 [単行本]
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世界史のなかの東南アジア〈上〉―歴史を変える交差路 [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2021/12/13
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世界史のなかの東南アジア〈上〉―歴史を変える交差路 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    グローバルな商業の興隆へ。世界史を動かし続けた東南アジアを、先史から現代までの全体史として描く、第一人者による決定版。上巻では、近世=初期近代へと至る展開を各国史や大陸/島嶼の区別をこえた一貫した視点でとらえ、環境、宗教、ジェンダー、商業などから、豊かな多様性を生み出す人びとの姿に迫る。
  • 目次

    日本語版への序

    はじめに

    第1章 熱帯湿潤地域の人びと
    穏やかな気候、危険な環境 /森と水と人びと /人口が少ないのに多様なのはなぜか? /農業と近代語族 /稲作革命と人口の集中 /国家と社会の農業基盤 /食と衣 /女と男 /中国でもなく、インドでもなく

    第2章 風下の地のブッダとシヴァ
    インド的国家をめぐる論争 /青銅、鉄、土器 /仏教徒世界とサンスクリット化 /「憲章の時代」のシヴァとナガラ 900-1300年 /玄関口としてのヌグリ――オーストロネシア系の諸港市 /大越と中国との国境 /国家に属さない大多数の人びと /13-14世紀の危機

    第3章 貿易とネットワーク
    陸路と海路 /生産の特化 /アジア海域市場の統合 /オーストロネシア系とインド系の開拓者たち /東アジアの貿易システム 1280-1500年 /イスラームのネットワーク /ヨーロッパ人の参入

    第4章 都市の発展と世界市場向けの生産 1490-1640年
    東南アジアの「商業の時代」 /世界市場向けの作物 /船と商人 /イノベーションの中心としての都市 /貿易、銃、新種の国家 /アジアの商業組織

    第5章 宗教革命と近世 1350-1630年
    東南アジア型信仰 /上座部仏教コスモポリスと大陸部の国家形成 /イスラームのさまざまな始まり――商人と神秘主義者 /最初の世界戦争と分極化の連鎖 1530-1610年 /競合する普遍主義 /多元性、宗教の境界、そして「高地の野蛮人」

    第6章 アジアとヨーロッパの邂逅 1509-1688年
    欧華都市 /文化的媒介者としての女性 /文化的混淆 /イスラームの「発見の時代」 /東南アジアの啓蒙主義――マカッサルとアユタヤー /近世的形態としての鉄砲国家

    第7章 17世紀の危機
    大分岐論争 /長距離貿易の衰退 /グローバルな気候変動と局地的危機 /危機の政治的帰結

    第8章 民俗語的(ヴァナキュラー)アイデンティティ 1660-1820年
    18世紀の文化的凝集 /シンクレティズムと現地化 /宮廷・寺院・村落における表演 /歴史・神話・アイデンティティ /凝集とその限界

    第9章 中国語化した世界の拡大
    大越の15世紀革命 /ベト人の拡張――南進 /広南国南辺の多元的フロンティア /大国化する阮朝ベトナム /「華人の世紀」と商業の拡大 1740-1840年 /南方の経済フロンティアの中国人たち

    第10章 熱帯プランテーションへの道 1780-1900年
    胡椒とコーヒー /必需農産物の商業化 /新たな独占――アヘンとタバコ /ジャワにおける強制された植民地農業 /プランテーションとアシエンダ /大陸部三大デルタの経済圏――米の単一作物生産 /植民地化前後の成長の比較

    第11章 自律性の退潮と最後の抵抗 1820-1910年
    シャム――「文明」化による生き残り /コンバウン朝ビルマ――悲運の近代化 /阮朝ベトナム――儒教原理主義の高揚 /「保護」されるヌグリ /スマトラのムスリム――イスラームという代案 /バリの黙示録 /東部インドネシアの島々――動き回る「ビッグマン」たち /最後まで国家を逃れる人びと

    訳注

    (下巻目次)
    第12章 国家をつくる 1824-1940年
    第13章 農民の非自律化――人口増加と貧困 1830-1940年
    第14章 消費する近代 1850-2000年
    第15章 進歩と近代 1900-1940年
    第16章 20世紀半ばの危機 1930-1954年
    第17章 軍と王とマルクスと――権威主義的転回 1950-1998年
    第18章 商業への回帰 1965年以降
    第19章 ネーションをつくる、マイノリティをつくる 1945年以降
    第20章 世界のなかの東南アジア地域

    訳者解説 /訳注 /参考文献 /文献案内 /索引
  • 出版社からのコメント

    先史から現代へ。上巻では、近世=初期近代へと至る展開を一貫した視点でとらえ、豊かな多様性を生み出す人びとの姿に迫る。
  • 内容紹介

    世界史を動かし続けた東南アジアを、先史から現代までの全体史として描く、第一人者による決定版。上巻では、近世=初期近代へと至る展開を各国史や大陸/島嶼の区別をこえた一貫した視点でとらえ、環境、宗教、ジェンダー、商業などから、豊かな多様性を生み出す人びとの姿に迫る。

    図書館選書
    先史・古代から現代まで。上巻では、近世=初期近代へと至る展開を各国史や大陸/島嶼の区別をこえた一貫した視点でとらえ、環境、宗教、ジェンダー、商業などから、豊かな多様性を生み出す人びとの姿に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    リード,アンソニー(リード,アンソニー/Reid,Anthony)
    1939年ニュージーランド・ウェリントン生まれ。オーストラリア国立大学太平洋アジア研究所教授、国立シンガポール大学アジア研究所所長などを経て、現在オーストラリア国立大学アジア太平洋カレッジ名誉教授。近代アチェ史研究からキャリアを始め、The Age of commerce in Southeast Asia,c.1450‐1680,2 vols.(1989;1993)で東南アジア史にアナール学派の歴史概念を導入し、第一人者としての評価を確立した。インドネシアを中心とする近世・近代東南アジア史研究を専門とし、ナショナリズム研究や環境史でも多数の著作がある

    太田 淳(オオタ アツシ)
    1971年福岡県生まれ。2005年、オランダ・ライデン大学大学院文学研究科にて博士(文学)取得。現在、慶應義塾大学経済学部教授。著書に『近世東南アジア世界の変容』(名古屋大学出版会、2014年、日本学士院学術奨励賞)

    長田 紀之(オサダ ノリユキ)
    1980年東京都生まれ。2013年、東京大学大学院人文社会系研究科にて博士(文学)取得。現在、アジア経済研究所研究員。著書に『胎動する国境』(山川出版社、2016年、東南アジア史学会賞)

    青山 和佳(アオヤマ ワカ)
    東京大学東洋文化研究所教授

    今村 真央(イマムラ マサオ)
    山形大学人文学部教授

    蓮田 隆志(ハスダ タカシ)
    立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部准教授
  • 著者について

    アンソニー・リード (アンソニー リード)
    Anthony Reid
    1939年ニュージーランド・ウェリントン生まれ。オーストラリア国立大学太平洋アジア研究所教授、国立シンガポール大学アジア研究所所長などを経て、現在オーストラリア国立大学アジア太平洋カレッジ名誉教授。近代アチェ史研究からキャリアを始め、The Age of Commerce in Southeast Asia, c. 1450-1680, 2 vols.(1989; 1993)で東南アジア史にアナール学派の歴史概念を導入し、第一人者としての評価を確立した。インドネシアを中心とする近世・近代東南アジア史研究を専門とし、ナショナリズム研究や環境史でも多数の著作がある。

    太田 淳 (オオタ アツシ)
    1971年福岡県生まれ。2005年、オランダ・ライデン大学大学院文学研究科にて博士(文学)取得。現在、慶應義塾大学経済学部教授。著書に『近世東南アジア世界の変容』(名古屋大学出版会、2014年、日本学士院学術奨励賞)。

    長田 紀之 (オサダ ノリユキ)
    1980年東京都生まれ。2013年、東京大学大学院人文社会系研究科にて博士(文学)取得。現在、アジア経済研究所研究員。著書に『胎動する国境』(山川出版社、2016年、東南アジア史学会賞)。

    青山 和佳 (アオヤマ ワカ)
    東京大学東洋文化研究所教授

    今村 真央 (イマムラ マサオ)
    山形大学人文学部教授

    蓮田 隆志 (ハスダ タカシ)
    立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部准教授

世界史のなかの東南アジア〈上〉―歴史を変える交差路 の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:アンソニー リード(著)/太田 淳(監訳)/長田 紀之(監訳)/青山 和佳(訳)/今村 真央(訳)/蓮田 隆志(訳)
発行年月日:2021/12/10
ISBN-10:4815810516
ISBN-13:9784815810511
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:386ページ ※380,6P
縦:22cm
厚さ:2cm
重量:666g
その他: 原書名: A History of Southeast Asia:Critical Crossroads〈Reid,Anthony〉
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