疫病の世界史〈上〉―黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡 [単行本]
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疫病の世界史〈上〉―黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2021/11/12
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疫病の世界史〈上〉―黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    疫病は人間社会の実像を映し出す鏡だ。それは個々の生を揺るがし、宗教への懐疑や哲学の刷新を促してきた。上巻ではペスト、天然痘、コレラなどの流行の実態と、ある「英雄」の見込み違いが招いた惨事、そして細菌の発見がもたらした劇的な転機を描く。
  • 目次

    まえがき
    新版まえがき

    第1章 はじめに

    第2章 体液理論による医学――ヒポクラテスとガレノスの遺産
     病気は神の業である
     病気は悪霊の仕業である
     ヒポクラテスの革新
     体液理論の医学哲学
     ガレノスとテキスト偏重
     体液理論の残したもの
     神殿医療
     まとめ

    第3章 ペスト、三度のパンデミック――五四一年~一九五〇年ごろ
     ペストと公衆衛生
     ペストの影響
     三度のパンデミック

    第4章 ペストという病気
     ペストの病因
     症状と治療
     ペストの病型
     まとめ

    第5章 ペストへの対応
     市民の自発的な対応
     公衆衛生対策
     評価

    第6章 エドワード・ジェンナー以前の天然痘
     感染症を比較する
     ウイルス性疾患
     伝播
     症状
     治療

    第7章 天然痘の歴史への影響
     ヨーロッパの天然痘
     アメリカの天然痘
     天然痘と公衆衛生

    第8章 戦争と疾病1――ナポレオンと黄熱とハイチ革命
     サン・ドマング
     「苦い砂糖」
     社会の緊張
     奴隷反乱と黒いスパルタクス
     奴隷制回復をねらうナポレオンの戦い
     フランス軍の壊滅
     まとめ

    第9章 戦争と疾病2――一八一二年のロシア、ナポレオンと赤痢と発疹チフス
     ニエーメン渡河
     ロシアの奥へ
     赤痢
     ボロジノの戦い
     モスクワで
     敗走
     発疹チフス
     まとめ

    第10章 パリ臨床学派
     体液病理説の危機――パラケルスス
     正統医学への科学からの異論
     パリの知識革命の背景
     パリ病院学派の活動

    第11章 衛生改革運動
     パリの衛生学
     エドウィン・チャドウィックと救貧法改正
     病気の不衛生環境説――トマス・サウスウッド・スミス
     衛生報告書(一八四二年)
     衛生改革運動
     衛生設備の健康への効果
     衛生思想と芸術
     衛生観念の高まりが公衆衛生に残したもの

    第12章 細菌病原説
     思想と組織の基盤――パリの病院医学からドイツの研究室医学へ
     技術の基盤――顕微鏡と「アニマルクル」
     著名な三人――パスツール、コッホ、リスター
     「研究室医学」と専門職としての医師
     細菌説の家庭生活への影響
     まとめ

    第13章 コレラ
     病因、症状、芸術への影響
     治療
     疫学とナポリの例
     コレラの恐怖――社会の緊張と階級対立
     公衆衛生とコレラ――都市の改造
     新たな生物型(バイオタイプ)――エルトール型コレラ菌
     第七次パンデミックの発生
     リタ・コルウェルとコレラの環境病原巣の発見
     ペルーにおける現代のコレラ
     二〇一〇年以降のハイチ

     註
  • 内容紹介

    疫病は人間社会の実像を映し出す鏡だ。それは個々の生を揺るがし、宗教への懐疑や哲学の刷新を促してきた。上巻ではペスト、天然痘、コレラなどの流行の実態と、ある「英雄」の見込み違いが招いた惨事、そして細菌の発見がもたらした劇的な転機を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    スノーデン,フランク・M.(スノーデン,フランクM./Snowden,Frank M.)
    イェール大学歴史・医学史名誉教授。1975年にオックスフォード大学で博士号を取得。専門はイタリア史、ヨーロッパ社会・政治史、医学史。著書にThe Fascist Revolution in Tuscany,1919‐1922(1989)、Naples in the Time of Cholera,1884‐1911(1995)など。とくに2006年の著作The Conquest of Malaria:Italy,1900‐1962は高い評価を得て、イェール大学マクミラン国際地域研究センターからグスタフ・ラニス賞を、アメリカ歴史学会からヘレン&ハワード・R・マッラーロ賞を、アメリカ医学史学会からウェルチ・メダルを贈られた
  • 著者について

    フランク・M・スノーデン (フランク エム スノーデン)
    イェール大学歴史・医学史名誉教授。1975年にオックスフォード大学で博士号を取得。専門はイタリア史、ヨーロッパ社会・政治史、医学史。著書にThe Fascist Revolution in Tuscany, 1919-1922 (1989)、Naples in the Time of Cholera, 1884-1911 (1995) など。とくに2006年の著作The Conquest of Malaria: Italy, 1900-1962 は高い評価を得て、イェール大学マクミラン国際地域研究センターからグスタフ・ラニス賞を、アメリカ歴史学会からヘレン&ハワード・R・マッラーロ賞を、アメリカ医学史学会からウェルチ・メダルを贈られた。

    桃井 緑美子 (モモイ ルミコ)
    翻訳家。外資系企業勤務を経て、翻訳業に従事。訳書にヴァンダービルト『ハマりたがる脳』(早川書房)、フェリス『スターゲイザー』(みすず書房)、フェイガン『歴史を変えた気候大変動』(共訳、河出書房新社)、フランクリン『子犬に脳を盗まれた!』(青土社)、トウェンギ、キャンベル『自己愛過剰社会』(河出書房新社)ほか多数。

    塩原 通緒 (シオバラ ミチオ)
    翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業。訳書にピンカー『暴力の人類史』(共訳、青土社)、リーバーマン『人体600万年史』(早川書房)、シャイデル『暴力と不平等の人類史』(共訳、東洋経済新報社)、クリスタキス『ブループリント』(共訳、ニューズピックス)ほか多数。

疫病の世界史〈上〉―黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:フランク・M. スノーデン(著)/桃井 緑美子(訳)/塩原 通緒(訳)
発行年月日:2021/11/18
ISBN-10:4750352675
ISBN-13:9784750352671
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:381ページ
縦:20cm
その他: 原書名: Epidemics and Society〈Snowden,Frank M.〉
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