底惚れ [単行本]

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底惚れ [単行本]

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出版社:徳間書店
販売開始日: 2021/11/20
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底惚れ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一季奉公を重ねて四十も過ぎた。己れを持て余していた男は、密かに想いを寄せていたお手つき女中・芳の二度と戻れぬ宿下がりの同行を命ぜられる。芳への理不尽な扱いに憤り、男は彼女に奉公先を見返す話を持ちかけた。初めての極楽を味わったその夜、芳は男を刺し、姿を消した。芳に刺されて死ねるのを喜ぶ男。しかし、意に反して男は一命をとりとめた。人を殺めていないことを芳に伝えるため、どん底の岡場所のどん底の女郎屋の主となって芳を探す。最底辺の切見世暮らしの男が、愛を力にして岡場所の顔に成り上がる!
  • 出版社からのコメント

    江戸ハードボイルド長編! 最底の女郎屋経営から岡場所の顔にまで男を上げる芯に、女への純愛が。物語りはうねり感動の結末へ。
  • 内容紹介


    斬新な江戸ハードボイルド時代長編!
    一作ごとに進化し続ける青山文平の語り口に酔いしれる!

    女への思いにかられながら、はぐれ者だった男が、一途に自分を刺した女の行方を求める。女を捜す方便として、四六見世という最底辺の女郎屋を営みながら、女が現れるのを待つという仕儀を薦めてくれたのは、路地番の頭・銀次だった。ビジネス成功譚の側面と、女への思いを貫く純愛を縦線として、物語はうねり、意外な展開をみせる魅力的な時代長篇。

    主人公は、村の生活に染まれず、欠け落ちた江戸で、すでに四十を過ぎた。一季奉公のまま、江戸にも染まぬ男たちは当時、大勢居た。根岸にある小藩の屋敷で奉公中、ご老公のお手つき女中・芳の故郷への道連れを命ぜられる。…旅の途中、訳あって芳に刺されるが、一命を取りとりとめる。自分を殺したと思い込んで、行方の知れない芳を探すために、彼女が来る可能性のある江戸の場末・入江町で最低の女郎屋を営む。はぐれ者として生きてきた切見世暮らしの男が7軒の楼主となる。商売は繁盛し、厚綿の布団を貸す損料屋にも手を出し、成功を治めるがーー。
    2020年に刊行された短編集『江戸染まぬ』所収の「江戸染まぬ」を長編化。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    青山 文平(アオヤマ ブンペイ)
    1948年(昭和23)、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年(平成23)、『白樫の樹の下で』で松本清張賞を受賞。2015年、『鬼はもとより』で大藪春彦賞、2016年、『つまをめとらば』で直木賞を受賞。新しい時代小説の可能性を、どことんまで削ぎ落とし、余情に富んだ文体で表現している
  • 著者について

    青山文平 (アオヤマブンペイ)
    1948年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。経済関係の出版社に18年勤務したのち、フリーライターに。2011年『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞を受賞。江戸中期の武士の存在感が希薄になる時代、懸命にもがき生きる人々を描き注目される。新しい時代小説の可能性を、削ぎ落とし、余情に富んだ文体で示した。実は1992年に、第18回中央公論新人賞を受賞し、選考委員の吉行淳之介を唸らせたという実力者。評論家の島内景二氏は青山文平を60歳を超え遅れてきた麒麟児と呼んで期待している。2014年、『鬼はもとより』で第152回直木三十五賞候補[5]。同作で第17回大藪春彦賞受賞。2015年、『つまをめとらば』で第6回山田風太郎賞候補、第154回直木三十五賞受賞。

底惚れ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:徳間書店
著者名:青山 文平(著)
発行年月日:2021/11/30
ISBN-10:4198653763
ISBN-13:9784198653767
判型:B6
発売社名:徳間書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:266ページ
縦:20cm
横:13cm
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