正岡子規伝―わが心世にしのこらば [単行本]
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正岡子規伝―わが心世にしのこらば [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/12/16
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正岡子規伝―わが心世にしのこらば [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    俳句という新興の文芸ジャンルを世に広めた正岡子規は、短歌革新運動に取り組んだ竹ノ里人という歌人であり、獺祭書屋主人の名で多大な業績を残した俳諧研究家でもあった。多方面にわたり足跡を残したその生涯を、子規周辺の人物たちの動向をも含めて、総合的に叙述する。俳文学研究の第一人者による決定版ともいうべき評伝。
  • 目次

    序 杜鵑啼血――「子規」の由来

    第一章 伊予の儒者大原観山の孫――「世の人は四国猿とぞ笑ふなる」
     『現代百人豪』
     誕生と祖父大原観山
     妹律
     父
     「桜亭雑誌」第六号
     叔父加藤拓川

    第二章 上京と俳句への起点――「ねころんで書よむ人や春の草」
     上京
     陸羯南
     連俳
     ベースボール
     清水則遠の死
     日光旅行
     高友米山保三郎
     曽祖母小島久
     初恋
     「俳句分類」

    第三章 畏友漱石との交流――「余は始めて一益友を得たり」
     畏友夏目漱石
     「書て書て書き続けたり」
     漱石の奔走
     藤井紫影と田岡嶺雲
     『猿蓑』と『三傑集』
     「月の都」
     転居

    第四章 陸羯南と「日本新聞」――獺祭書屋主人の誕生
     「かけはしの記」
     『獺祭書屋俳話』
     月並
     坪内逍遙訪問
     蕪村
     三人家族
     産寧坂の愚庵
     日本新聞社出社
     俳句の寂
     互選句会
     主治医宮本仲のこと
     退学
     雑誌「俳諧」
     旧派俳人江左のこと
     多情多恨の人中野逍遙
     『はて知らずの記』の旅
     春秋庵幹雄
     机上詩人への戒
     鮎貝槐園

    第五章 ジャーナリスト子規と「小日本」――「日本新聞社員タリ」
     文学者十二ヶ月
     「芭蕉雑談」のこと
     「小日本」
     再びの転居
     古島一雄
     角海老
     森鷗外
     中村不折

    第六章 従軍後の子規と、虚子の献身――「行く秋の腰骨いたむ旅寝かな」
     『なじみ集』
     従軍記者
     古白のこと
     神戸病院入院
     福本日南
     其角堂機一『発句作法指南』
     「獄中の鼠骨を憶ふ」
     後継者問題の発端
     愚陀仏庵同居生活
     日蓮
     カリエスの前兆
     相続者は虚子

    第七章 蕪村への傾倒――「蕪引く頃となりけり春星忌」
     明治二十九年の初句会
     一葉『たけくらべ』評
     海嘯(つなみ)
     与謝野鉄幹
     新出大原恒徳宛書簡
     「ほととぎす」創刊
     句兄弟
     看護婦加藤はま子
     子規と島崎藤村
     艶笑戯画への讃
     『新派俳家句集』事件
     裸体画事件
     蕪村忌
     『蕪村句集』輪講
     「歌よみに与ふる書」
     『新俳句』
     野暮主義
     墓碑銘
     短冊の値段
     雁来紅
     東京版「ホトトギス」

    第八章 歌人子規と伊藤左千夫――竹の里人の短歌革新
     エライ人
     実景
     曙覧の歌
     羅蘇山人
     『牡丹句録』
     寺田寅彦の子規庵訪問
     人力車
     硝子窓
     伊藤左千夫
     肺病の伝染予防
     長塚節の子規庵訪問
     最後の外出
     浅井忠
     「ほとゝぎすは余の生命なり」
     香取秀真への忠告

    第九章 『墨汁一滴』と『仰臥漫録』――「全く書かざるには勝りなん」
     最後の写真
     平賀元義
     竹村秋竹『明治俳句』
     蓑と笠
     中島湘烟と子規
     「うまい物を喰ふ」
     「どちら向いても体痛く」
     朝鮮少女の服
     自殺未遂
     『一年有半』
     「此頃ノ容体及ビ毎日ノ例」
     「「墨汁一滴」トイフ短文」

    第十章 最期の年と『病牀六尺』――「俳句はたまにやり候。歌はもう出来なくなつた」
     看護当番
     「僕ノ今日ノ生命」
     蔵沢のこと
     「四ツ目屋」事件
     中村楽天『徒歩旅行』
     「嘲諸兄歌」
     原安民・原千代子
     子規最後の歌
     絶筆三句
     死去
     国分青厓
     白石南竹『俳人子規』
     「子規翁終焉記」

    跋 律の死――「さむらひの娘」として

     参考文献
     正岡子規略年譜
     あとがき
     俳句(含付句)・短歌索引
     書名索引
     人名索引
  • 出版社からのコメント

    俳人であり、歌人であり、俳諧研究家でもあった正岡子規。その多彩な生涯を総合的に叙述した決定的評伝。
  • 内容紹介

    俳句という新興の文芸ジャンルを世に広めた正岡子規は、短歌革新運動に取り組んだ竹ノ里人という歌人であり、獺祭書屋主人の名で多大な業績を残した俳諧研究家でもあった。多方面にわたり足跡を残したその生涯を、子規周辺の人物たちの動向をも含めて、総合的に叙述する。俳文学研究の第一人者による決定版ともいうべき評伝。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    復本 一郎(フクモト イチロウ)
    1943年、愛媛県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。国文学者。文学博士。福岡教育大学助教授、静岡大学教授を経て、神奈川大学名誉教授。俳号、鬼ヶ城。公益財団法人神奈川文学振興会評議員。俳句集団「阿」代表
  • 著者について

    復本 一郎 (フクモト イチロウ)
    復本一郎(ふくもと いちろう)
    1943年、愛媛県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。国文学者。文学博士。福岡教育大学助教授、静岡大学教授を経て、現在、神奈川大学名誉教授。俳号、鬼ヶ城。著書(含編校注)に『鬼貫句選・独ごと』『井月句集』『獺祭書屋俳話・芭蕉雑談』『子規紀行文集』(以上岩波文庫)、『連歌論集・能楽論集・俳論集』(小学館新編日本古典文学全集)、『芭蕉における「さび」の構造』(塙選書)、『笑いと謎――俳諧から俳句へ』(角川選書)、『本質論としての近世俳論の研究』(風間書房)、『俳句と川柳――「笑い」と「切れ」の考え方、たのしみ方』(講談社現代新書)、『余は、交際を好む者なり正岡子規と十人の俳士』(岩波書店)、『歌よみ人正岡子規――病ひに死なじ歌に死ぬとも』(岩波現代全書)など。公益財団法人神奈川文学振興会評議員。俳句集団「阿」代表。

正岡子規伝―わが心世にしのこらば [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:復本 一郎(著)
発行年月日:2021/12/14
ISBN-10:4000248332
ISBN-13:9784000248334
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:377ページ ※355,22P
縦:20cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:476g
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