企業と経済を読み解く小説50(岩波新書) [新書]
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企業と経済を読み解く小説50(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/12/20
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企業と経済を読み解く小説50(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    高度経済成長期に登場した経済小説は、疑獄事件や巨大企業の不正、組織に抗う個人など、さまざまなテーマを描き続けてきた。城山三郎『小説日本銀行』、石川達三『金環蝕』、松本清張『空の城』など、戦後日本社会の深層を描いた古典的名作から、二〇一〇年代に刊行された作品まで、幅広く選び抜かれたブックガイド。
  • 目次

     はじめに

    Ⅰ 巨悪の実態

     ──原発利権
     1 「原子力マフィア」の形成── 『原子力戦争』田原総一朗著
     2 なぜ東電は潰れないのか── 『ザ・原発所長』黒木亮著
     3 現役官僚による告発── 『原発ホワイトアウト』若杉冽著
     4 電力の鬼と呼ばれた男── 『まかり通る』小島直記著

     ──政財界の裏側
     5 戦後最大級の疑獄事件── 『小説佐川疑獄』大下英治著
     6 ロッキード事件の利益構造── 『金色の翼』本所次郎著
     7 財界の総本山に迫る── 『小説経団連』秋元秀雄著
     8 銀行に銀行を食わせる── 『戦略合併』広瀬仁紀著
     9 使途不明金の明細書── 『小説談合』清岡久司著
     10 汚職事件の曼荼羅図── 『金環蝕』石川達三著
     11 インドネシア賠償需要の闇── 『生 贄』梶山季之著
     12 新興財閥と軍部の利権── 『戦争と人間』五味川純平著

    Ⅱ 増大する資本と欲望

     ──巨大資本をめぐる
     13 外資系投資銀行の内幕── 『小説ヘッジファンド』幸田真音著
     14 イケニエを決めたのは誰か── 『ハゲタカ』真山仁著
     15 大口融資規制の暗闘── 『頭取敗れたり』笹子勝哉著
     16 「物価の番人」の挫折── 『小説日本銀行』城山三郎著
     17 予算編成の駆け引き── 『小説大蔵省』江波戸哲夫著
     18 旧財閥に残る気風── 『果つる底なき』池井戸潤著
     19 金融帝国のルーツ── 『ザ・ロスチャイルド』渋井真帆著
     20 日本人発行のルーブル札── 『ピコラエヴィッチ紙幣』熊谷敬太郎著

     ──欲望のゆくえ
     21 触れてはいけない魔法のランプ── 『小説総会屋』三好徹著
     22 「狙って潰せない会社はない」── 『虚業集団』清水一行著
     23 ある闇金融の挫折── 『白昼の死角』高木彬光著
     24 ローン破産という公害── 『火車』宮部みゆき著

    Ⅲ 会社国家ニッポンのゆがみ

     ──企業のモラルを問う
     25 会社は誰のものか── 『トヨトミの野望』梶山三郎著
     26 消費者vs経営者── 『大阪立身』邦光史郎著
     27 経済大国の原罪── 『19階日本横丁』堀田善衞著
     28 未知の商戦と孤独── 『忘れられたオフィス』植田草介著
     29 日本人であること── 『炎熱商人』深田祐介著
     30 取引先の破綻と回収── 『商社審査部25時』高任和夫著
     31 安宅産業の消滅── 『空の城』松本清張著
     32 「水潟病」の原因究明── 『海の牙』水上勉著

     ──業界の深奥
     33 金融資本としての生保── 『遠い約束』夏樹静子著
     34 ホテルは社会の裏方── 『銀の虚城(ホテル)』森村誠一著
     35 患者ファーストは可能か── 『M R』久坂部羊著
     36 証券界と地下経済── 『マネー・ハンター』安田二郎著
     37 量販よりも鮮度の保持── 『小説スーパーマーケット』安土敏著
     38 食品加工業の暗部── 『震える牛』相場英雄著

    Ⅳ 組織と人間

     ──会社を告発する個人
     39 自分の生き方を通す── 『沈まぬ太陽』山崎豊子著
     40 現役記者の社長解任請求── 『日経新聞の黒い霧』大塚将司著
     41 新聞は生き残れるか── 『紙の城』本城雅人著
     42 研ぎ澄まされた感覚を保つ── 『いつも月夜とは限らない』広瀬隆著
     43 ワンマン体制への叛旗── 『管理職の叛旗』杉田望著
     44 組織内の不正を糺す── 『会社を喰う』渡辺一雄著
     45 地位保全の訴え── 『懲戒解雇』高杉良著

     ──社員という人生
     46 死ぬくらいなら辞めていい── 『風は西から』村山由佳著
     47 その人なりの価値基準── 『ふぞろいの林檎たち』山田太一著
     48 社宅という残酷な制度── 『夕陽ヵ丘三号館』有吉佐和子著
     49 「世間」に立ち向かう── 『食卓のない家』円地文子著
     50 企業ぐるみ選挙の悲哀── 『わが社のつむじ風』浅川純著

     おわりに
     本書で取り上げた五〇冊
  • 出版社からのコメント

    戦後日本社会の深層を描いた名作から二〇一〇年代の作品まで、経済小説の醍醐味を伝えるブックガイド。
  • 内容紹介

    高度経済成長期に登場した経済小説は、疑獄事件や巨大企業の不正など、多種多様なテーマを描き続けてきた。城山三郎『小説日本銀行』、石川達三『金環蝕』、松本清張『空の城』など、戦後日本社会の深層を描いた古典的名作から、二〇一〇年代に刊行されたものまで、著者ならではの幅広い選書によるブックガイド。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐高 信(サタカ マコト)
    1945年山形県生まれ。1967年慶應義塾大学法学部卒業。現在、評論家・東北公益文科大学客員教授
  • 著者について

    佐高 信 (サタカ マコト)
    佐高 信(さたか まこと)
    1945年山形県生まれ
    1967年慶應義塾大学法学部卒業
    現在―評論家・東北公益文科大学客員教授
    著書―『城山三郎の遺志』(編著、岩波書店、2007年)、『城山三郎の昭和』(角川文庫、2007年)、『世代を超えて語り継ぎたい戦争文学』(共著、岩波現代文庫、2015年)、『人間が幸福になれない日本の会社』(平凡社新書、2016年)、『反─憲法改正論』(角川新書、2019年)、『いま、なぜ魯迅か』(集英社新書、2019年)、『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか』(共著、講談社+α新書、2020年)、『時代を撃つノンフィクション100』(岩波新書、2021年)ほか

企業と経済を読み解く小説50(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:佐高 信(著)
発行年月日:2021/12/17
ISBN-10:4004319056
ISBN-13:9784004319054
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:214ページ ※211,3P
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:156g
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