雪と人生(角川ソフィア文庫) [文庫]

雪と人生(角川ソフィア文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「科学は、自然に対する驚異の念と愛情の感じとから出発する」（「簪を挿した蛇」）。雪の結晶の研究や人工雪の製作で足跡を残した物理学者の中谷宇吉郎は、寺田寅彦と並ぶ名随筆家として知られている。身近な生活の中にあるさまざまな話題から、科学的な見方とはどのようなものかを説いた作品を厳選。代表作の「雪を作る話」「雪雑記」「ツンドラへの旅」「天地創造の話」「千里眼その他」「立春の卵」など１７篇を収録。

• 目次

  九　谷　焼
  御殿の生活
  真夏の日本海
  北海道の夏
  荒野の冬
  雪を作る話
  雪　雑　記
  雑魚図譜
  墨　　　色
  語呂の論理
  雷　　　獣
  ツンドラへの旅
  永久凍土地帯
  天地創造の話
  千里眼その他
  立春の卵
  簪を挿した蛇

• 出版社からのコメント

  「雪は天から送られた手紙である」の名言で有名な著者の科学随筆集。

• 内容紹介

  「科学は、自然に対する驚異の念と愛情の感じとから出発する」（「簪を挿した蛇」）。雪の結晶の研究や人工雪の製作で足跡を残した物理学者の中谷宇吉郎は、寺田寅彦と並ぶ名随筆家として知られている。身近な生活の中にあるさまざまな話題から、科学的な見方とはどのようなものかを説いた作品を厳選。代表作の「雪を作る話」「雪雑記」「ツンドラへの旅」「天地創造の話」「千里眼その他」「立春の卵」など17篇を収録。解説・佐倉統
  
  
  図書館選書
  雪の結晶の研究で足跡を残した中谷宇吉郎は、寺田寅彦と並ぶ名随筆家として知られている。科学的な見方とはどのようなものかを説いた作品を厳選。「雪を作る話」「天地創造の話」他17篇収録。解説・佐倉統

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中谷 宇吉郎(ナカヤ ウキチロウ)
  １９００年、石川県生まれ。物理学者。東京帝国大学理学部物理学科卒業。寺田寅彦に師事し、卒業後は理化学研究所で寺田の助手となった。イギリスに留学後、北海道帝国大学理学部助教授、翌々年教授となる。学位は理学博士（京都帝国大学、３１年）。雪の結晶の研究や人工雪の製作に成果を上げた。随筆家としても知られる。６２年没。著書多数

• 著者について

  中谷　宇吉郎 (ナカヤ　ウキチロウ)
  1900年、石川県生まれ。物理学者。東京帝国大学理学部物理学科卒業。寺田寅彦に師事し、卒業後は理化学研究所で寺田の助手となった。イギリスに留学後、北海道帝国大学理学部助教授、翌々年教授となる。学位は理学博士（京都帝国大学、31年）。雪の結晶の研究や人工雪の製作に成果を上げた。随筆家としても知られる。62年没。著書に『雪』『科学の方法』ほか多数。
  

雪と人生(角川ソフィア文庫) [文庫] の商品スペック