第四の耳で聴く-集団精神療法における無意識ダイナミクス [単行本]
    • 第四の耳で聴く-集団精神療法における無意識ダイナミクス [単行本]

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第四の耳で聴く-集団精神療法における無意識ダイナミクス [単行本]
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第四の耳で聴く-集団精神療法における無意識ダイナミクス [単行本]

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第四の耳で聴く-集団精神療法における無意識ダイナミクス の 商品概要

  • 目次

    〇 序 章
     小グループの力動/精神力動的と精神分析的/ビオンと彼を越えるもの


    【第I部 歴史的な展望】

    〇 第1章 アメリカとイギリスの視点
     アメリカの状況/英国の状況/最新の状況/まとめ

    〇 第2章 グループ中心モデルの多様性
     先駆的貢献/共通のグループ緊張/コミュニケーション・マトリックス/グループの焦点化された葛藤/最近のグループ中心理論/システム中心理論/対象関係モデル/第四の基底的想定/全体としてのグループ理論/自己心理学的アプローチ/統合装置としてのコンテイナー/まとめ

    〇 第3章 グループ中心理論への批判
     対人関係モデル/仲間相互作用/後期の見解/貢献/グループアナリシス/相互に関連のある三つのシステムモデル/関係性心理学/グループの統合機能理論/まとめ

    〇 第4章 メニンガークリニックにおける集団精神療法の40年
     1950-60年代におけるグループ治療に対する精神分析の優越的態度/黎明期/初期段階/我々の救世主の到来/教育と訓練/60年代における成長への苦しみ/アメリカ集団精神療法学会と我々の関係/グループ・リレーションズ・カンファレンス/病院グループの成長/集団精神療法ワークショップ/まとめ


    【第II部 理論的な検討】

    〇 第5章 治療グループと体験グループにおける転移
     Tグループの訓練者の役割/モデルとしての訓練者/訓練者がメンバーの一員としての立場に近く影響/治療グループにおける洞察と訓練グループにおけるフィードバックの対比/まとめ

    〇 第6章 帰納的なグループ中心アプローチ
    グループ中心アプローチ/全体論的なアプローチへの根拠のない反論/タヴィストックEzriel 方式についての批判/帰納的なグループ中心アプローチ/ケースの例示/まとめ

    〇 第7章 グループにおける投影同一化
     自己への影響/外的対象への影響/グループ力動の三徴候/グループ行動の説明に役立つ実例/力動的な解釈に向けて/まとめ

    〇 第8章 精神療法グループにおける転移の深さ
     歴史的背景/グループにおける機能レベル/転移の希釈を促進する要因/転移の強化を促す要因/まとめ


    【第III部 臨床実践について】

    〇 第9章 統合されたグループ中心アプローチ
     グループセッションの例/結論/まとめ

    〇 第10章 自己障害患者グループの選択基準
    治療の脈絡/グループの特性を促進すること/禁忌を示す患者の特徴/グループ治療に適応可能性のある患者特性/まとめ

    〇 第11章 境界例患者の集団精神療法
     同質グループと混合グループ/個人療法との併用もしくはコンバインドセラピー/支持的技法-対-表出的技法/適切な患者/転移の希釈/活性化/情緒的満足/敵意の表出/複合的同一化/性格の鎧の修正/逆転移の希釈/支持的方法/直面化/覆いを取ることと解釈/技法における研究の展望/まとめ

    〇 第12章 自己愛患者のグループ療法
     若干の診断学的考察/付加的援助/連続する集団療法と個人療法/原始的願望の強さ/性愛化/過剰な理想化と脱価値化/自己愛的憤怒/脆弱な自尊心/自己愛的で摩擦を起こしがちな行動を減らすこと/自己心理学の展望/新しい表象の内在化/困難と機会/まとめ

    〇 第13章 自己愛患者の治療
     治療プロセス/討論
      
    〇 第14章 グループにおける自己
     精神分析理論における自己/セラピーグループにおける自己/症例
      
    〇 第15章 グループにおける自己愛的リーダーシップ
     文献での再考/病理的自己愛の徴候/治療者の良性自己愛の徴候/我々の自己愛に対処すること/まとめ


    【第IV部 実践にむけてのトレーニング】

    〇 第16章 組織体内の訓練プログラム
     集団精神療法とその他の治療グループ/施設の姿勢/訓練の原則/理想的な一連の訓練/体験グループ/訓練の問題点/今後のプログラム

    〇 第17章 精神保健専門家のための訓練グループ
     体験グループ実施中の出来事/リーダーの方向性と技法/訓練グループの成果/まとめ

    〇 第18章 精神保健専門家のためのワークショップモデル
     ワークショップの理論的根拠/精神療法グループ/治療討論/教育的グループ/スタッフ・フィッシュボール/描画によるまとめ/カンファレンス討議/まとめ

    〇 第19章 こころ弾む機会を前に

    〇 終 章 全体としてのグループモデルの価値
     「全体としてのグループ」の多くの使用法/対人関係モデル/修正された現代タヴィストックモデル/二つの方法の比較と対照/調査研究/結論


    監訳者の言葉 (権 成鉉)

    監修者あとがき (髙橋哲郎)
  • 内容紹介

    ①クライエントの声を聴く「第1の耳」
    ②セラピスト自身の心の声を聴く「第2の耳」
    ③精神分析プロセスから響く声を聴く「第3の耳」
    こうした複層的な聴き方を踏まえて本書で提唱されるのが、
    “グループ”の声に耳を澄ます「第4の耳」です。

    ――本書では、“集団”のなかで繰り広げられる力動を、
    実際のサイコセラピー場面を描き出しながら、臨床的な捉え方やエッセンスを紹介します。

    あらゆる「対人援助」におけるグループ的な局面で押さえておきたい要諦を、
    こころの深い層から眺めわたした“総合”ハンドブック。
  • 著者について

    L. ホーウィッツ (ホーウィッツ)
    ニューヨーク大学で学術博士号を取得。
    卒後訓練に続いて、メニンガー・クリニックの職員になり、トピーカ精神分析研究所で精神分析の訓練を始めた。最終的に訓練分析家に任命される。

    メニンガー集団精神療法を創始し、全国の共鳴者に教育的なワークショップを提供。
    長年、"The International Journal of Applied Psychoanalytic Studies"および"The International Journal of Group Psychotherapy"の編集委員、アメリカ集団精神療法学会の会長を務めた。

    また、精神療法研究プロジェクト施行に参加して"Clinical Prediction in Psychotherapy"を著すほか、ボーダーライン患者治療の研究プロジェクトを指揮して、その結果を共著"Borderline Personality Disorder: Tailoring the Psychotherapy to the Patient"にまとめた。

    髙橋 哲郎 (タカハシ テツロウ)
    1960年、東京大学医学部医学科卒業。
    関東中央病院精神科児童病棟、国立小児病院精神科、東京大学医学部付属病院精神科、式場病院に勤務。

    1970年、米国に移住。レジデンシー訓練とメニンガー精神医学校児童精神医学およびトピーカ精神分析インスティテュートを卒業。その後、メニンガー精神医学校ハンブルトン・アブラハムズ教授、トピーカ精神分析研究所講師を歴任。

    メンタルヘルス健育研究所勤務後、精神分析セミナリーを開設。

    権 成鉉 (ゴン セイゲン)
    1981年、川崎医科大学卒業。
    1996年、同大学精神科助教授。
    東海大学医学部精神科学教室研修生、米国メニンガー・クリニック留学を経て、現在、クリニック ソフィア院長。

    国際精神分析協会: 正会員(認定精神分析医』、日本精神分析学会: 認定精神療法医/同: 認定スーパーバイザー、日本集団精神療法学会認定医。

    石田 淑惠 (イシダ ヨシエ)
    関西大学文学部教育学科(心理学専修)卒業。
    現職: 松原市スクールカウンセラー、市立川西病院小児科心理相談室、You-Youクラブ(発達障害児支援グループ)主催。
    臨床心理士、公認心理師。

    木村 唱子 (キムラ ショウコ)
    大阪大学大学院人間科学研究科博士課程後期単位取得退学。
    現職: 学校法人浪速学院浪速高等学校・浪速中学校スクールカウンセラー、岡カウンセリングオフィス・ちかまつクリニック所属カウンセラー、ほか。
    臨床心理士、公認心理師、日本集団精神療法学会認定グループサイコセラピスト。

    手塚 千惠子 (テヅカ チエコ)
    大阪市立大学家政学部児童学科卒業。
    現職: 個人開業(心理室森ノ宮)、大阪市南子ども相談センター、国立病院機構大阪医療センター附属看護学校。
    臨床心理士、日本精神分析学会認定心理療法士。
    共訳書にT.H.オグデン『精神分析の再発見――考えることと夢見ること 学ぶことと忘れること』〔木立の文庫, 2021年〕がある。 

    樋口 智嘉子 (ヒグチ チカコ)
    同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期課程修了。
    現職: 同志社大学カウンセリングセンター、としもりクリニック、紫明心理オフィス。
    臨床心理士、公認心理師、日本集団精神療法学会認定グループサイコセラピスト。

第四の耳で聴く-集団精神療法における無意識ダイナミクス の商品スペック

商品仕様
出版社名:木立の文庫
著者名:L.ホーウィッツ(著)/石田 淑惠(訳)
発行年月日:2021/11
ISBN-10:4909862226
ISBN-13:9784909862228
判型:A5
発売社名:木立の文庫
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:388ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:600g
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