すれ違う歴史認識―戦争で歪められた歴史を糺す試み(早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書) [単行本]
    • すれ違う歴史認識―戦争で歪められた歴史を糺す試み(早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書) [単行本]

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すれ違う歴史認識―戦争で歪められた歴史を糺す試み(早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書) [単行本]

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出版社:人文書院
販売開始日: 2022/01/14
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すれ違う歴史認識―戦争で歪められた歴史を糺す試み(早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ―大本営発表をさらに粉飾した新聞、戦後はびこったねじ曲げられた戦記、日系人の虚像、私たちは共有されず遠のく戦争責任にどう向きあうか?戦争から何も学ばなかったのか?
  • 目次


    マニラの慰安婦像 国際関係論だけではわからない東南アジアとの歴史認識問題 質の向上をめざした交流 本書の構成

    第1章 新聞と戦争-大本営発表をさらに粉飾
     第1節 日本占領・勢力下の東南アジアで発行された新聞
    はじめに
    1.占領前の日本語新聞
    2.占領前後の陣中新聞
    3.日本の大手新聞社・通信社発行の新聞
    おわりに
    補論:ラジオ放送と映画
     第2節 『ボルネオ新聞』(一九四二-四五年)を読む
    はじめに
    1.『ボルネオ新聞』発行
    2.海軍民政府
    3.在住日本人
    4.紙面
    5.索引
    6.虐殺事件
    7.東部版
    おわりに

    第2章 「戦記もの」の挑戦-大量死と敗戦
     第1節 「戦記もの」を書くということ
    はじめに
    1.近代日本の戦没者の慰霊
    2.日本人によるフィリピン関係「戦記もの」の出版
    3.丸山豊『月白の道』を読む
    おわりに
     第2節 戦場体験者の戦記を糺す試み
    はじめに
    1.藤岡明義『敗残の記』
    2.池田諒「スルー戦記」
    3.佐藤喜徳編『集録「ルソン」』
    おわりに

    第3章 日系人の虚像からの解放-共有されない歴史
     第1節 引きつづく「ベンゲット移民」の虚像
    はじめに
    1.「ベンゲット移民」記念碑
    2.戦没者慰霊碑の建立
    3.植民地都市バギオ
    おわりに
     第2節 「ダバオ国」の虚像
    はじめに
    1.ミンタル日本人墓地
    2.ダバオの博物館
    3.ダバオの日系人
    おわりに
    補論:蒲原広二と古川義三の姓名の読み

    第4章 遠退く戦争責任-すれ違う歴史認識
     第1節 日英豪の戦争メモリアル(ラブアン島)
    はじめに
    1.ラブアン島の歴史
    2.ラブアン島の戦争メモリアル
    おわりに
     第2節 アキヒト皇太子・天皇のフィリピン訪問
    はじめに
    1.1962年皇太子として訪問
    2.2016年天皇として訪問
    おわりに


    大本営発表をさらに粉飾 戦前・戦中がつづく日本の戦後 「戦後」社会への異議申し立て 戦記を糺すということ 薄らいでいく日本占領認識のなかで 日常のなかの日本占領 フィリピン社会の一員としての日系人  より広く長い時空のなかで




    附録 資料
    参考文献
    あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    戦時下東南アジアの占領地で発行された新聞、戦場体験者の戦記を糺す試み、戦後現地に残された日系人を事例に考察を深める。
  • 内容紹介

    戦争から何も学ばなかったのか?
    ――大本営発表をさらに粉飾した新聞、戦後はびこったねじ曲げられた戦記、日系人の虚像、私たちは共有されず遠のく戦争責任にどう向きあうか?

    日本の植民・占領支配を受けた地域・国の人びととの交流のためには、日本が戦争中になにをし、戦場となった人びとの心になにを残したのか、さらに戦後どういう歴史観をもって戦争責任・戦後責任に向かいあったのかを考える必要がある。…本書では、占領地で発行された新聞、戦場体験者の戦記を糺す試み、戦後現地に残された日系人を事例に考察を深める。
    そして、「戦記を糺す試み」とは逆の流れがあったことを示す。(「序」より)

    ◎目次
    第1章 新聞と戦争-大本営発表をさらに粉飾
     第1節 日本占領・勢力下の東南アジアで発行された新聞
     第2節 『ボルネオ新聞』(一九四二-四五年)を読む

    第2章 「戦記もの」の挑戦-大量死と敗戦
     第1節 「戦記もの」を書くということ
     第2節 戦場体験者の戦記を糺す試み

    第3章 日系人の虚像からの解放-共有されない歴史
     第1節 引きつづく「ベンゲット移民」の虚像
     第2節 「ダバオ国」の虚像
     補論:蒲原広二と古川義三の姓名の読み

    第4章 遠退く戦争責任-すれ違う歴史認識
     第1節 日英豪の戦争メモリアル(ラブアン島)
     第2節 アキヒト皇太子・天皇のフィリピン訪問

    図書館選書
    大本営発表をさらに粉飾した新聞、戦後はびこったねじ曲げられた戦記、日系人の虚像、私たちは共有されず遠のく戦争責任にどう向きあうか?東南アジア近現代史の碩学による深い考察。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    早瀬 晋三(ハヤセ シンゾウ)
    1955年岡山県津山市生まれ。1980年東京大学文学部東洋史学科卒業。1984年西豪州マードック大学Ph.D.。現在早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。専門、海域東南アジア民族史、近現代アジア・日本関係史。著書に、『海域イスラーム社会の歴史―ミンダナオ・エスノヒストリー』(岩波書店、2003年。第20回「大平正芳記念賞」受賞)など
  • 著者について

    早瀬 晋三 (ハヤセシンゾウ)
    早瀬 晋三(はやせ・しんぞう)
    1955年岡山県津山市生まれ。1980年東京大学文学部東洋史学科卒業。1984年西豪州マードック大学Ph.D.(歴史学)。現在、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。専門 海域東南アジア民族史、近現代アジア・日本関係史
    主な著書に、『東南アジアのスポーツ・ナショナリズム』(めこん、2020年)、『グローバル化する靖国問題』(岩波書店、2018年)、『フィリピン近現代史のなかの日本人』(東京大学出版会、2012年)、『マンダラ国家から国民国家へ』(人文書院、2012年)、『海域イスラーム社会の歴史』(岩波書店、2003年、大平正芳記念賞)、『歴史研究と地域研究のはざまで』(法政大学出版局、2004年)、『戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま』(岩波書店、2007年)など。

すれ違う歴史認識―戦争で歪められた歴史を糺す試み(早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院 ※出版地:京都
著者名:早瀬 晋三(著)
発行年月日:2022/01/20
ISBN-10:4409510916
ISBN-13:9784409510919
判型:A5
発売社名:人文書院
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:412ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:520g
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