音楽と越境―8つの視点が拓く音楽研究の地平 [単行本]
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音楽と越境―8つの視点が拓く音楽研究の地平 [単行本]

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出版社:音楽之友社
販売開始日: 2022/01/28
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音楽と越境―8つの視点が拓く音楽研究の地平 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに  井上さつき

    凡例

    ◆第1部 日本洋楽史における越境

     第1章 大正時代の日本におけるドイツ兵俘虜の音楽活動
     ――「俘虜楽団」の目指した音楽実践  七條めぐみ

     第2章 白系ロシア人が伝えたオペラ
     ――大正期「ロシア大歌劇団」の日本巡業  森本頼子

     第3章 楽器と関税
     ――1920年代日本のピアノ輸入税引上げをめぐって  井上さつき

    ◆第2部 宗教・思想をめぐる音楽の越境
     
     第4章 キリシタン時代のイエズス会による日本宣教と音楽  深堀彩香
     
     第5章 聖歌〈聖なる神〉とその変容
     ――ビザンティンから西欧、そしてポーランドへ  黄木千寿子

     第6章 指揮者ヘルマン・シェルヘンの音楽思想
     ――ロシアでの抑留経験から「シューベルト・ブック」へ  山口真季子

    ◆第3部 越境する音楽研究――音楽学の横断的アプローチ
     
     第7章 音楽と言語学
     ヘンデル《快活の人、沈思の人、中庸の人》における英詩の扱い
     ――発音・韻律の視点から  籾山陽子

     第8章 アートマネジメント研究、音楽と現代社会
     新型コロナウィルス危機とロックダウン
     ――立ち上がる米国のクラシック音楽家達とイノベーション  大西たまき


    あとがき  森本頼子

    人名索引
    曲名索引
    事項索引
  • 出版社からのコメント

    本書収載の8篇は音楽学の研究者による書き下ろし。人文科学全体に影響をもたらしている概念の「越境」を音楽にあてはめる論考。
  • 内容紹介

    「音楽に国境はない」という言葉があるように、音楽には「越境」という概念がつきものである。例えば一つの音楽作品が生まれ、演奏され、聴取されるとき、音楽は、国・地域の越境、時代の越境、ジャンルの越境など、多かれ少なかれ、さまざまな「越境」を経験する。
    「本書に収められた8篇は音楽学の研究者による書き下ろしの論考で、直接的または間接的に「越境」と関係している。「越境」は近年、人文科学全体に大きな影響をもたらしている概念だが、それを音楽にあてはめてみるとどうなるだろうか。ここでは8人がそれぞれの専門に引き寄せて「音楽と越境」について考えている。どの論考も研究領域の最先端に位置づけられるものではあるが、それと同時に、読者が理解しやすいように留意して書かれている。」(「はじめに」より)
    それぞれの章で、音楽の社会的・政治的・文化的コンテクストを重視し、学際的なアプローチが取られているのも特色。大学などのテキストにも最適。人名・曲名・事項索引付き。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井上 さつき(イノウエ サツキ)
    東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程満期退学。論文博士(音楽学)。パリ・ソルボンヌ大学修士課程修了。現在、愛知県立芸術大学音楽学部教授。慶應義塾大学、明治学院大学非常勤講師。専門:近代フランス音楽史、日本の洋楽器受容史

    森本 頼子(モリモト ヨリコ)
    愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。博士(音楽)。現在、名古屋音楽大学、金城学院大学、名古屋大学非常勤講師、早稲田大学オペラ/音楽劇研究所招聘研究員。専門:西洋音楽史、ロシア音楽史、日本洋楽史、オペラ史
  • 著者について

    井上 さつき (イノウエ サツキ)
    東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程満期退学。論文博士(音楽学)。パリ・ソルボンヌ大学修士課程修了。現在、愛知県立芸術大学音楽学部教授。専門:近代フランス音楽史、日本の洋楽器受容史。著書:『音楽を展示する――パリ万博1855-1900』(法政大学出版局)、『フランス音楽史』(共著、春秋社)、『日本のヴァイオリン王――鈴木政吉の生涯と幻の名器』(中央公論新社)、『作曲家◎人と作品 ラヴェル』(音楽之友社)、『ピアノの近代史――技術革新、世界市場、日本の発展』(中央公論新社)、『万博学』(共著、思文閣出版)他。

    森本 頼子 (モリモト ヨリコ)
    愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。博士(音楽)。現在、名古屋音楽大学、金城学院大学、名古屋大学非常勤講師、早稲田大学オペラ/音楽劇研究所招聘研究員。専門:西洋音楽史、ロシア音楽史、日本洋楽史、オペラ史。著書:『オペラ/音楽劇研究の現在』(共著、水声社)。訳書:『オーボエモーション』(共訳、春秋社)。

音楽と越境―8つの視点が拓く音楽研究の地平 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:音楽之友社
著者名:井上 さつき(監修)/森本 頼子(編著)
発行年月日:2022/02/10
ISBN-10:4276139112
ISBN-13:9784276139114
判型:A5
発売社名:音楽之友社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:205ページ
縦:21cm
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