鎌倉武士と横浜―市域と周辺の荘園・郷村・寺社(有隣新書) [新書]

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鎌倉武士と横浜―市域と周辺の荘園・郷村・寺社(有隣新書) [新書]

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出版社:有隣堂
販売開始日: 2021/12/20
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鎌倉武士と横浜―市域と周辺の荘園・郷村・寺社(有隣新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現在の横浜市域は、かつて武蔵国都筑郡・久良岐郡と武蔵国橘樹郡・相模国鎌倉郡の一部から成っていた。当地は二俣川合戦、和田合戦などの舞台となる一方、執権一族の金沢流北条氏が称名寺や金沢文庫を創設し、叡尊・忍性などの高僧や兼好などの文化人が訪れて、東国における文化の一大中心地ともなった。本書は、当地に関連する秩父平氏諸氏や、山内氏、長尾氏、佐々木氏など相武の大地で活躍した武士たちの消長を追いつつ、荘園・郷村・寺社などの変遷や市域に所領を持った武士たちにも言及し、鎌倉幕府との関連を踏まえながら、歴史資料をもとに鎌倉時代の横浜市域とその周辺の全貌を描き出す。
  • 目次

    プロローグ 台地と谷/水系による地域区分/鎌倉道と地形・水系
    第一章 院政期の市域の武士と荘園公領制
     源義朝による大庭御厨乱入/榛谷御厨の成立/院政と荘園/市域の国衙領/保元の乱と山内氏/山内庄の荘園領主/平治の乱と山内氏/大中臣氏略系図と中郡氏/秩父平氏の広がり/小机六郎基家と渋谷・河崎氏/河崎氏と中山氏/師岡重経の本拠/師岡熊野神社と師岡保/師岡保の成立時期/師岡保内の郷と領域/師岡保の開発主体
    第二章 鎌倉幕府成立と市域の武士
     源頼朝の挙兵と石橋山合戦/平家方武士の降伏/俣野景久の最期/その後の俣野氏/大力の相撲取り俣野景久/源氏祈祷所の威光寺と弘明寺/真言宗寺院弘明寺/頼朝の乳母の山内経俊の母/比企尼と源氏/比企尼の娘の婚姻先/源義仲の追討/平家追討と山内経俊の復活/守護・地頭の設置と伊勢における山内経俊/奥州合戦に参加した市域の武士/曽我兄弟の仇討と五郎丸/小舎人童としての五郎と大力/五郎丸の墓/源範頼の修善寺への流罪/大寧寺の源範頼の墓/頼朝による証菩提寺の建立
    第三章 頼朝死後の御家人の争い
     頼朝の死による頼家の将軍就任/比企氏の乱と頼家の死/畠山重忠と二俣川合戦/榛谷御厨の地頭職の行方/鎌倉中道と畠山重忠の伝承/釜利谷に残る畠山重忠関係の伝承/中山重政と行重/山内先次郎左衛門尉の出自/山内の人々と三浦氏/山内庄の人々と土肥氏/和田合戦後の証菩提寺と北条氏/六浦庄と頼朝の庶子貞暁/朝比奈切り通しと義秀の伝承/朝比奈義秀と芸能/公暁を討った長尾氏/承久の乱と市域の武士/七瀬の祓いと六浦・㹨河/四角四境祭と六浦/鳥山郷の開発と佐々木氏/小机保への変化とその領域/鶴見別荘と安達氏/宝治合戦と長尾氏/長尾郷と佐々木氏
    第四章 金沢北条氏・称名寺と叡尊・忍性
     金沢北条氏と六浦庄/叡尊鎌倉下向と金沢実時/清凉寺式釈迦如来像の造立/実時一族の叡尊への帰依/真言律宗寺院称名寺の成立/二代目長老釼阿の活動/佐江戸郷における殺生禁断と北条時広/渋川氏と佐江戸郷/足利直義の妻になった渋川貞頼の娘/立川流と称名寺/宝戒寺と弘明寺の聖天像/瀬戸入海の殺生禁断/瀬戸橋の造営/金沢実時による書籍収集と金沢文庫の成立/金沢顕時の略歴
    第五章 蒙古襲来から鎌倉幕府滅亡
     一遍の鎌倉入りと永作/霜月騒動と綱島氏/綱島氏と日蓮宗/霜月騒動後の金沢顕時/正応六年の鎌倉大地震/池辺郷と施薬院使/播磨局浄泉と弘明寺/北条高時の執権就任と金沢貞顕/金沢貞顕が書写した金沢文庫本/兼好法師の金沢居住/兼好の再訪時期と道我/兼好と金沢北条氏/元弘の変と円観/元弘の変と金沢貞冬/新田義貞の挙兵と鎌倉道
    第六章 市域内に所領を持つ武士
     都筑氏と馬芸/都筑氏の本拠と出土した板碑/鴨志田氏と恩田氏/平子氏と平子郷/石川氏と石河村・横浜村/飯田氏と永福寺との争論/新羽郷地頭の大見氏/小帷郷地頭の臼田氏/色部氏と阿久和郷/鶴見寺尾郷絵図と領主/鶴見郷と寺尾郷の領正統庵/絵図に見える水田と野畠/子安郷と入江郷/郷村の境界と台地・谷
    あとがき
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    鎌倉武士の戦いの跡を追い、荘園・郷村・寺社の変遷を語りながら、「吾妻鏡」などの歴史資料をもとに横浜市域と周辺の全貌を描く。
  • 内容紹介

    現在の横浜市域は、かつて武蔵国都筑郡・久良岐郡と武蔵国橘樹郡・相模国鎌倉郡の一部から成っていた。当地は二俣川合戦、和田合戦などの舞台となる一方、執権一族の金沢流北条氏が称名寺や金沢文庫を創設し、叡尊・忍性などの高僧や兼好などの文化人が訪れて、東国における文化の一大中心地ともなった。本書は、当地に関連する秩父平氏諸氏や、山内氏、長尾氏、佐々木氏など相武の大地で活躍した武士たちの消長を追いつつ、荘園・御厨などの変遷や市域に所領を持った武士たちにも言及し、鎌倉幕府との関連を踏まえながら、歴史資料をもとに鎌倉時代の横浜市域とその周辺の全貌を描き出す。2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の背景を知る本。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    盛本 昌広(モリモト マサヒロ)
    1958年横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。東京都立大学大学院修士課程修了。「日本中世の贈与と負担」で中央大学博士(史学)。専攻は日本中世・近世史。神奈川大学、慶應義塾大学、中央大学などで非常勤講師を務めた。著書多数
  • 著者について

    盛本昌広 (モリモトマサヒロ)
    1958年横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。東京都立大学大学院修士課程修了。
    「日本中世の贈与と負担」で中央大学博士(史学)。専攻は日本中世・近世史。
    神奈川大学、慶應義塾大学、中央大学などで非常勤講師を務めた。
    著書『本能寺の変 史実の再検証』東京堂出版、『草と木が語る日本の中世』岩波書店、
    『境界争いと戦国諜報戦』『贈答と宴会の中世』吉川弘文館など多数。

鎌倉武士と横浜―市域と周辺の荘園・郷村・寺社(有隣新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:有隣堂 ※出版地:横浜
著者名:盛本 昌広(著)
発行年月日:2021/12/28
ISBN-10:4896602358
ISBN-13:9784896602357
判型:新書
発売社名:有隣堂
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:230ページ
縦:18cm
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