モビリティーズ・スタディーズ―体系的理解のために(叢書・現代社会学) [全集叢書]
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モビリティーズ・スタディーズ―体系的理解のために(叢書・現代社会学) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2022/01/25
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モビリティーズ・スタディーズ―体系的理解のために(叢書・現代社会学) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、グローバル化社会における移動の意味と方向性を考察するとともに、社会学における移動論的転回がもたらす社会学理論の再構成のありようを明らかにしようとするものである。あわせて、モビリティーズ・スタディーズが現代社会学におけるフロンティアのひとつであることを示す。日本におけるモビリティーズ・スタディーズの嚆矢となることが強く意識されている。
  • 目次

    はしがき

    序 章 モビリティーズ・スタディーズのめざすもの
     1 ポスト移動研究の先駆け
     2 モビリティーズ・スタディーズの底流
     3 本書の構成


     第Ⅰ部 社会を読み直す――ラトゥールからアーリへ

    第1章 「社会的なもの」の問い直し――ラトゥールの問いから
     1 ラトゥールの「社会的なもの」
     2 社会学的言説における「社会的なもの」
     3 〈社会学的〉メタファーの位相
     4 モビリティーズ・スタディーズへの理路に向けて

    第2章 「空間論的転回」から「移動論的転回」へ――アーリを読む
     1 市民社会論者としての立ち位置
     2 「空間論的転回」の道筋
     3 「移動論的転回」の地層――「非線形的思考」の含意と「創発」のメカニズム
     4 モビリティーズ・スタディーズにおける弁証法的契機
     5 「未知の未知」のゆくえ
     6 協働体をめざして


     第Ⅱ部 モビリティーズ・スタディーズへ――理論的開示に向けて

    第3章 モダニティと「時間と空間」
     1 モダニティの両義性
     2 モダニティのなかの「時間と空間」(1)
     3 モダニティのなかの「時間と空間」(2)
     4 モダニティの両義性から再帰性へ

    第4章 グローバル化と「時間と空間」――ギデンズからハーヴェイへ
     1 モダニティの両義性へのまなざし
     2 「時間と空間の圧縮」と表象の危機
     3 「時間と空間の圧縮」から「場所の差異化」へ
     4 「はじまり」としての空間から資本主義へ
     5 ギデンズとの相似性――「時間と空間の遠隔化」を読む
     6 実践的唯物論からの離床の可能性

    第5章 社会空間論への道標――ルフェーヴル『空間の生産』をめぐって
     1 「空間の生産」の三つの概念・次元
     2 身体の三重性
     3 空間的身体から身体のリズムへ
     4 日常生活批判、都市論と『空間の生産』の間
     5 モビリティーズ・スタディーズの水源をもとめて

    第6章 モビリティーズ・スタディーズの源流――ジンメルを読む
     1 都市社会学におけるジンメルの位置転換
     2 モビリティーズ・スタディーズからみたジンメル(1)
     3 モビリティーズ・スタディーズからみたジンメル(2)
     4 ジンメル都市論から

    第7章 グローバル化・モビリティーズ・コミュニティ――一つの視座設定
     1 グローバルな複雑性と「非線形的思考」
     2 モビリティーズ・スタディーズの方法的拠点と方向性
     3 「創発するコミュニティ」のメカニズム
     4 コミュニティ・オン・ザ・ムーブ


     第Ⅲ部 モビリティーズ・スタディーズから――経験的地平をもとめて

    第8章 「越境」の変容とゆらぐ海外日本人社会
     1 海外日本人社会はどのようにして形成されたか
     2 移動と越境
     3 グローバル化の進展と越境の変容
     4 トランスマイグラントの存在形態
     5 ゆらぐ海外日本人社会――一極集中型から多極分散型へ
     6 パラダイム・チェンジをもとめて

    第9章 エグザイルからポスト・エグザイルへ――「災厄と移動」への一視点
     1 大熊町民の分散居住・避難と移動
     2 エグザイルとしての避難者
     3 コミュニティとサロンの間
     4 二つの時間と二つの空間
     5 ポスト・エグザイルの地層

    第10章 ポスト・オートモビリティのゆくえ
     1 オートモビリティと「時間と空間」
     2 自動車文化の三つの時代
     3 オートモビリティの非線形的な形状
     4 ポスト・オートモビリティの地層
     5 いま再び「非線形的思考」を問う

    第11章 トランジション・シティへ――「ウィズ・コロナ」からさぐる
     1 「いまを見る目」から浮かびあがるもの(1)
     2 「いまを見る目」から浮かびあがるもの(2)
     3 「未来を見る目」から立ちあがるもの
     4 トランジション・シティの要件
     5 「マイクロな生活」の行き先

    補 論 ソーシャル・ディスタンスの明と暗

    終 章 モビリティーズ・スタディーズのさらなる展開に向けて
     1 モビリティーズ・スタディーズのインパクト
     2 さらなる展開に向けての二つの課題
     
    あとがき
    参考文献
    事項索引
    人名索引
  • 内容紹介

    本書は、グローバル化社会における移動の意味と方向性を考察するとともに、社会学における移動論的転回がもたらす社会学理論の再構成を試みようとするものである。あわせて、モビリティーズ・スタディーズが現代社会学におけるフロンティアのひとつであることを示す。日本におけるモビリティーズ・スタディーズの嚆矢となることが強く意識されている。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉原 直樹(ヨシハラ ナオキ)
    1948年生まれ。1972年慶應義塾大学経済学部卒業。1974年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。1977年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1985年社会学博士(慶應義塾大学)。現在、東北大学名誉教授
  • 著者について

    吉原 直樹 (ヨシハラ ナオキ)
    東北大学名誉教授

モビリティーズ・スタディーズ―体系的理解のために(叢書・現代社会学) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:吉原 直樹(著)
発行年月日:2022/01/20
ISBN-10:4623093468
ISBN-13:9784623093465
判型:B6
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:317ページ ※282,35P
縦:20cm
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