東京オリンピック1964の遺産―成功神話と記憶のはざま [単行本]
    • 東京オリンピック1964の遺産―成功神話と記憶のはざま [単行本]

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東京オリンピック1964の遺産―成功神話と記憶のはざま [単行本]

坂上 康博(編著)來田 享子(編著)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2021/12/28
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東京オリンピック1964の遺産―成功神話と記憶のはざま の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    開催に反対する世論、政治家の思惑、文学者による批判、都市での受け止め方、学校での関連教材の配布や観戦動員、音楽や踊りの経験、パイロット選手の記憶―1964年の記憶を多角的に掘り起こし、「成功神話」を批判的に検証して、遺産の正負両面を明らかにする。
  • 目次

    まえがき 坂上康博/來田享子

    第1章 池田勇人首相と東京オリンピック 中房敏朗
     1 国会の施政方針演説でのオリンピック
     2 総裁選挙と東京オリンピック
     3 原潜の寄港阻止運動とオリンピック
     4 「花道」としての東京オリンピック

    第2章 天皇・原子力・オリンピック 中房敏朗
     1 パトロン・オブ・ザ・ゲームズ
     2 オリンピック・イブの集火式
     3 オリンピックと原発――二つの国家的事業
     4 「人類」と「平和」
     5 組織委員会からみたオリンピック

    第3章 忘れられた遺産――文学者たちの東京オリンピック批判 坂上康博
     1 封じ込められた国民の批判意識
     2 膨大な開催経費や都市開発に対する批判
     3 平和への決意と願い
     4 抑圧的な状況に向かって
     5 「無責任なナショナリズム」の広がり!?

    コラム 敗者へのまなざし――文学者は何を思ったか 坂上康博

    第4章 五輪競技を開催した八王子市――記録映画にみる都市の経験 高尾将幸
     1 八王子市の記録映画
     2 八王子市による自転車競技誘致と植竹市政
     3 八王子を美しく!
     4 イベントと親切都市宣言とオリンピック
     5 競技施設の建設

    第5章 学校に届いた東京オリンピック 木村華織
     1 学習教材にみる東京オリンピック
     2 教師たちの記憶
     3 足助小学校に大松博文がやってきた
     4 学校体育の変化――体力づくりの波

    第6章 東京オリンピックと踊る人々 伊東佳那子
     1 踊りへの誘い――「東京五輪音頭」「東京オリンピック音頭」「東京五輪おどり」
     2 平和を語りかける歌詞
     3 近代スポーツと伝統文化の融合

    第7章 「オリンピック・マーチ」が鳴り響いた空――「オリンピックと音楽」に刻まれる「記憶」 尾崎正峰
     1 戦前・戦後のオリンピックと楽曲
     2 一九六四年東京大会をめぐる楽曲
     3 古関裕而の人と音楽
     4 リバイバルで復活した古関の人気
     5 映画『東京オリンピック』による「記憶」の書き換え

    第8章 パイロット選手の記憶 來田享子
     1 体操競技会場になった東京体育館
     2 地方から一九六四年を目指して
     3 パイロット選手の記憶――競技の舞台裏で
     4 言葉を通じて蘇る体操競技の風景
     5 テストパイロットから正選手へ――一九六八年メキシコ大会と一九七二年ミュンヘン大会の記憶

    コラム 手のひらに届いたオリンピック 來田享子

    終 章 対談:一九六四年大会と二〇二〇年大会を双方向で捉え直す 坂上康博/來田享子
     1 二〇二〇年大会と一九六四年大会を往還する
     2 オリンピックを学ぶということ
     3 一九六四年大会の意義
     4 オリンピックの使い方
     5 メダルランキングという罪

    コラム 世界の東京オリンピック研究――海外文献データベースを検索してみた 冨田幸祐

    あとがき 坂上康博
  • 内容紹介

    開催に反対する世論、政治家の思惑、文学者による批判、地方都市での受け止め方、学校での関連教材の配布や観戦動員、音楽や踊りの経験、パイロット選手の記憶――。1964年の記憶を掘り起こし、成功神話を批判的に検証して、遺産の正負両面を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂上 康博(サカウエ ヤスヒロ)
    1959年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。専攻はスポーツ史、スポーツ社会学、社会史

    來田 享子(ライタ キョウコ)
    1963年生まれ。中京大学スポーツ科学部教授。専攻はオリンピック・ムーブメント史、スポーツとジェンダー。東京2020オリンピック・パラリンピック大会組織委員会理事を務めた。また、2021年に国際オリンピック史家協会のヴィケラス賞を受賞

    中房 敏朗(ナカフサ トシロウ)
    1962年生まれ。大阪体育大学体育学部教授。専攻はスポーツ史

    高尾 将幸(タカオ マサユキ)
    1980年生まれ。東海大学体育学部講師。専攻はスポーツ社会学
  • 著者について

    坂上 康博 (サカウエ ヤスヒロ)
    1959年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。専攻はスポーツ史、スポーツ社会学、社会史。著書に『権力装置としてのスポーツ』(講談社)、『にっぽん野球の系譜学』(青弓社)、『スポーツと政治』(山川出版社)、『昭和天皇とスポーツ』(吉川弘文館)、編著書に『12の問いから始めるオリンピック・パラリンピック研究』(かもがわ出版)、共編著に『幻の東京オリンピックとその時代』(青弓社)、『スポーツの世界史』(一色出版)など。

    來田 享子 (ライタ キョウコ)
    1963年生まれ。中京大学スポーツ科学部教授。専攻はオリンピック・ムーブメント史、スポーツとジェンダー。東京2020オリンピック・パラリンピック大会組織委員会理事を務めた。また、2021年に国際オリンピック史家協会のヴィケラス賞を受賞。共編著に『身体・性・生』(尚学社)、『知の饗宴としてのオリンピック』(エイデル研究所)、『よくわかるスポーツとジェンダー』(ミネルヴァ書房)、論文に「オリンピック憲章における「スポーツ」一考察」(「現代スポーツ評論」第42号)など。

東京オリンピック1964の遺産―成功神話と記憶のはざま の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:坂上 康博(編著)/來田 享子(編著)
発行年月日:2021/12/28
ISBN-10:4787220926
ISBN-13:9784787220929
判型:B6
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:358ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:328g
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