ハイニヘン「新しい通奏低音奏法(1711年)」全訳と解説 [単行本]
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ハイニヘン「新しい通奏低音奏法(1711年)」全訳と解説 [単行本]

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出版社:道和書院
販売開始日: 2022/01/14
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ハイニヘン「新しい通奏低音奏法(1711年)」全訳と解説 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    バロック音楽を理解する最高の手引き。「愛好家が独学でも通奏低音を習得できるように」実践的にまとめられた教本。劇場様式の奏法や、修辞学と関連したインヴェンツィオの創作、アフェクトの表現についても平易に説明されている。
  • 目次

    はじめに(久保田慶一)
    参考図版/ハイニヘン関連地図

    ハイニヘン『新しい通奏低音奏法(1711年)』全訳

    序文

    第1部 通奏低音の基本原理

    第1章 三和音の配置と進行
    第2章 数字と各種和音
    第3章 短い音符の扱い方
    第4章 すべての調における三和音、数字、短い音符の扱い方
    第5章 初心者のための通奏低音の装飾法

    第2部 通奏低音の完全な学識

    第6章 数字なし低音、特に劇場音楽での実践
    第7章 レチタティーヴォ様式の伴奏
    第8章 実際のカンタータ楽曲における規則の活用
    第9章 「音楽環」
    第10章 通奏低音の効果的な練習法

    付録 ハインヘンによる注釈/リアリゼーションの例/歌詞対訳
    チェザリーニ《私のいとしい美しいクローリ》
    A.スカルラッティ《さあ行って,私をもっと苦しめておくれ》

    解説(久保田慶一)
    1.ハイニヘンの生涯
    2.同時代の評価
    3.1711年版と1728年の題名について
    4. 1711年版と1728年版の形式的な比較
    5.通奏低音で使用される音程と和音
    6.不協和音の扱い方について
    7.パルティメントとオクターヴ規則
    8.「一般規則」と「特別規則」
    9.ハイニヘンのオクターヴ規則
    10. 通奏低音と作曲
    11.「音楽環」
    12.劇場様式における通奏低音
  • 出版社からのコメント

    音楽史上の名著「全訳と解説」第2弾。バッハと同時代の作曲家の主著。バロック音楽を理解する最上の手引。詳細な解説・図表・索引。
  • 内容紹介

    音楽史の基礎文献!
    J.S.バッハと同時代のハイニヘンの実践的教本,待望の完訳!

    ヨハン・ダーヴィト・ハイニヘンは1683年生まれ。J.S.バッハの2歳年上で,バッハがケーテンの宮廷楽長に就任した同じ年に,ザクセン選帝侯下のドレスデンの宮廷楽長となった人物である。J.G.ヴァルターは『音楽事典』でバッハよりも多くの紙幅を割いてハイニヘンを紹介し,音楽史家C.バーニーは「ドイツのラモー」とハイニヘンを称えている。

    ライプツィヒの聖トーマス学校でヨハン・クーナウらに教えを受け,ライプツィヒ大学法学部に進学後も,テレマン創立のコレギウム・ムジクムや,ライプツィヒの新しいオペラ劇場で,チェンバロ奏者として活躍。
    大学卒業後は弁護士として働いていたが,1709年,ザクセン・ツァイツのナウムブルクの宮廷楽長となったのを機に,音楽の道へ。オペラ,宗教曲,世俗カンタータ,協奏曲など,旺盛な作曲を展開し,イタリアでも数年にわたりオペラ上演などの活動をおこなった。

    弱冠28歳で,本書『新しい通奏低音奏法』をハンブルクで出版。書名に「愛好家が独学でも通奏低音を習得できるように」とうたい,多数の譜例を掲載して,徹底的に実践的にまとめられた教本である。この時代の即興や作曲に関する考え方,劇場様式(レチタティーヴォ)の奏法,修辞学と関連したインヴェンツィオ(主題)の創作,アフェクト(情念)の表現についても説明されており,バロック音楽を理解するための最高の概説書ともなっている。

    本訳書の特徴はもう一つ。ハイニヘンは46歳で若くして亡くなったが,その直前,900頁を超える大著『作曲における通奏低音』(1728年)を出版している。その内容は前著の増補改訂版と言えるため,本書では「解説」で,2冊の間でどのような相違があるのか,ハイニヘンの音楽観の変化など,そのエッセンスを詳しく紹介している。この1冊で,ハイニヘンの著書2冊についての概要をつかめるようになっている。

    50頁を超える「解説」はほかに,ハイニヘンの人物像と作品の概要,同時代の評価,音楽論の特徴などを詳述している。

    付録には,ハイニヘンが2冊の著書で紹介したチェザリーニとアレッサンドロ・スカルラッティのカンタータ全曲を,ハイニヘンの指示に基づいて現代のチェンバロ奏者がリアリゼーションした例を掲載。ハイニヘンの教えを音楽で実地に確認できる。

    図書館選書
    音楽史上の基礎文献「全訳と解説」シリーズ第2弾。バッハと同時代の作曲家による、バロック音楽理解のための最上の手引。詳細な解説・各種の図表・地図・索引。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ハイニヘン,ヨハン・ダーヴィト(ハイニヘン,ヨハンダーヴィト/Heinichen,Johann David)
    ザクセン選帝侯国(ドレスデン)宮廷楽長。音楽史家チャールズ・バーニーに「ドイツのラモー」と称えられた、バロック時代の主要作曲家。1683年、ザクセン・ヴァイセンフェルス公国トイヘルン近郊のクレスルンに生まれる。ライプツィヒの聖トーマス学校でヨハン・クーナウに師事。ライプツィヒ大学法学部で学び卒業後は弁護士となるが、1709年にザクセン・ツァイツ公国の宮廷楽長となり、翌年から数年間、ヴェネーツィアを中心に活動。1717年、ザクセン選帝侯国の宮廷楽長となる。1729年、ドレスデンにて享年46歳で他界。作品は、オペラ、ミサ曲など宗教声楽曲、セレナータ、世俗カンタータ、協奏曲など

    久保田 慶一(クボタ ケイイチ)
    東京藝術大学大学院修士課程を修了。ドイツ学術交流会の奨学生としてフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学する。東京学芸大学教授、国立音楽大学教授・副学長を経て、東京経済大学客員教授。音楽学博士(東京藝術大学大学院)

    小沢 優子(オザワ ユウコ)
    東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。現在、愛知県立芸術大学、南山大学、三重大学、椙山女学園大学各非常勤講師

ハイニヘン「新しい通奏低音奏法(1711年)」全訳と解説 の商品スペック

商品仕様
出版社名:道和書院 ※出版地:小金井
著者名:ヨハン・ダーヴィト ハイニヘン(著)/久保田 慶一(編著・訳)/小沢 優子(訳)
発行年月日:2022/01/14
ISBN-10:481053006X
ISBN-13:9784810530063
判型:A5
発売社名:道和書院
対象:専門
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:321ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
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