中国中古の学術と社会 [単行本]
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中国中古の学術と社会 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2022/01/14
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中国中古の学術と社会 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    3~8世紀、中国中古時期は治乱興亡の時代環境を背景に学術が展開した時代であった。儒仏道・目録学・注釈学・国家権力・地域性に着目して、中古学術の諸問題を多角的に分析する。
  • 目次


    序 論
    第一節 前代からの展開として見た儒仏道
    第二節 本書の視角
    第三節 本書の構成

    上 篇 儒道注釈と学術史

    第一章 注釈と書物

    第一節 先秦儒家における解釈への意欲
    第二節 両漢時代における儒家の活躍
    第三節 魏晋時代における注釈熱


    第二章 魏晋期の儒教
    序 
    第一節 漢代儒教を継承した三国時代以降の儒教
    第二節 三国時代の儒教
    第三節 西晋の儒教
    第四節 東晋の儒教


    第三章 魏晋『荘子』注釈史における郭象の位置

    第一節 崔?の『荘子』注
    第二節 向秀の『荘子』注
    第三節 司馬彪の『荘子』注
    第四節 郭象注の独自性
    第五節 西晋『荘子』注釈家の地域性


    第四章 隋代儒教の地域性──特に山東儒者について

    第一節 隋代儒者の地域性
    第二節 『隋書』地理志の地理区分
    第三節 徐遵明と熊安生
    第四節 山東儒学の地位


    第五章 『隋書』経籍志史部と『史通』雑述篇

    第一節 源流を追究する思想
    第二節 『隋書』経籍志史部に見える史の源流
    第三節 劉知幾による史書の十分類
    第四節 「雑述」諸書はなぜ必要か


    第六章 『論語』と日本──集解・義疏の伝承を中心として

    第一節 日本への『論語』伝来
    第二節 日本中世における『論語』の伝承と研究
    第三節 日本近世における論語学の展開
    第四節 『論語集解』と『論語義疏』の伝承


    下 篇 儒仏道と中古社会

    第七章 礼体系の継承と変容──性差の観点から

    第一節 殷周から西晋にいたる礼の概観
    第二節 性差は如何にとらえられたか──礼書が示す男女の差異
    第三節 歴史上の礼実践における女性の位置


    第八章 魏晋時代の皇帝権力と死刑──西晋末における誅殺を例として

    第一節 礼と刑
    第二節 皇帝による賞罰
    第三節 誅とは何か
    第四節 西晋末における誅の濫用
    第五節 冤魂の系譜
    第六節 誅せられた者の家族
    第七節 名誉回復


    第九章 血盟と師授──『抱朴子』内篇を中心として

    第一節 「歃血」をめぐって
    第二節 『抱朴子』と「歃血」
    第三節 医学の伝授・道教の伝授
    第四節 六朝道経と「歃血」


    第十章 礼から法へ──北魏における礼の法制化について

    第一節 孝文帝の漢化政策
    第二節 礼の法制化
    第三節 「違制律」について


    第十一章 衰世の菩薩戒弟子皇帝──南朝陳における王権と仏教

    第一節 六朝時代の王者と貴族、そして礼と仏教
    第二節 帝王と仏教──東晋から南斉まで
    第三節 菩薩戒の登場
    第四節 梁武の捨身
    第五節 陳朝仏教と皇帝捨身
    第六節 「群臣請陳武帝懺文」と「無礙会捨身懺文」


    第十二章 隋朝における一切経書写の意義──「宝台経蔵」をめぐって

    第一節 隋志所収の仏経について
    第二節 楊広撰「宝台経蔵願文」
    第三節 隋の宝台
    第四節 洛陽の慧日道場・宝台経蔵


    第十三章 武則天「升仙太子碑」立碑の背景

    第一節 「升仙太子碑」立碑の目的
    第二節 碑陰に見える諸臣の列銜
    第三節 控鶴府と珠英学士

    補 説──その影響

    あとがき
    所拠文献一覧
    索  引


    序 論
    第一節 前代からの展開として見た儒仏道
    第二節 本書の視角
    第三節 本書の構成

    上 篇 儒道注釈と学術史

    第一章 注釈と書物

    第一節 先秦儒家における解釈への意欲
    第二節 両漢時代における儒家の活躍
    第三節 魏晋時代における注釈熱


    第二章 魏晋期の儒教
    序 
    第一節 漢代儒教を継承した三国時代以降の儒教
    第二節 三国時代の儒教
    第三節 西晋の儒教
    第四節 東晋の儒教


    第三章 魏晋『荘子』注釈史における郭象の位置

    第一節 崔?の『荘子』注
    第二節 向秀の『荘子』注
    第三節 司馬彪の『荘子』注
    第四節 郭象注の独自性
    第五節 西晋『荘子』注釈家の地域性


    第四章 隋代儒教の地域性──特に山東儒者について

    第一節 隋代儒者の地域性
    第二節 『隋書』地理志の地理区分
    第三節 徐遵明と熊安生
    第四節 山東儒学の地位


    第五章 『隋書』経籍志史部と『史通』雑述篇

    第一節 源流を追究する思想
    第二節 『隋書』経籍志史部に見える史の源流
    第三節 劉知幾による史書の十分類
    第四節 「雑述」諸書はなぜ必要か


    第六章 『論語』と日本──集解・義疏の伝承を中心として

    第一節 日本への『論語』伝来
    第二節 日本中世における『論語』の伝承と研究
    第三節 日本近世における論語学の展開
    第四節 『論語集解』と『論語義疏』の伝承


    下 篇 儒仏道と中古社会

    第七章 礼体系の継承と変容──性差の観点から

    第一節 殷周から西晋にいたる礼の概観
    第二節 性差は如何にとらえられたか──礼書が示す男女の差異
    第三節 歴史上の礼実践における女性の位置


    第八章 魏晋時代の皇帝権力と死刑──西晋末における誅殺を例として

    第一節 礼と刑
    第二節 皇帝による賞罰
    第三節 誅とは何か
    第四節 西晋末における誅の濫用
    第五節 冤魂の系譜
    第六節 誅せられた者の家族
    第七節 名誉回復


    第九章 血盟と師授──『抱朴子』内篇を中心として

    第一節 「歃血」をめぐって
    第二節 『抱朴子』と「歃血」
    第三節 医学の伝授・道教の伝授
    第四節 六朝道経と「歃血」


    第十章 礼から法へ──北魏における礼の法制化について

    第一節 孝文帝の漢化政策
    第二節 礼の法制化
    第三節 「違制律」について


    第十一章 衰世の菩薩戒弟子皇帝──南朝陳における王権と仏教

    第一節 六朝時代の王者と貴族、そして礼と仏教
    第二節 帝王と仏教──東晋から南斉まで
    第三節 菩薩戒の登場
    第四節 梁武の捨身
    第五節 陳朝仏教と皇帝捨身
    第六節 「群臣請陳武帝懺文」と「無礙会捨身懺文」


    第十二章 隋朝における一切経書写の意義──「宝台経蔵」をめぐって

    第一節 隋志所収の仏経について
    第二節 楊広撰「宝台経蔵願文」
    第三節 隋の宝台
    第四節 洛陽の慧日道場・宝台経蔵


    第十三章 武則天「升仙太子碑」立碑の背景

    第一節 「升仙太子碑」立碑の目的
    第二節 碑陰に見える諸臣の列銜
    第三節 控鶴府と珠英学士

    補 説──その影響

    あとがき
    所拠文献一覧
    索  引
  • 出版社からのコメント

    儒仏道・目録学・注釈学・国家権力・地域性に着目して、中古時期に展開した複雑多様な知のダイナミズムを多角的に分析する。
  • 内容紹介

    複雑多様な知のダイナミズム

    3~8世紀、中国中古時期は治乱興亡の時代環境を背景に学術が展開した時代であった。
    儒仏道・目録学・注釈学・国家権力・地域性に着目して、中古学術の諸問題を多角的に分析する。

    【本書の構成】

    序 論

    上 篇 儒道注釈と学術史

    第一章 注釈と書物
    第二章 魏晋期の儒教
    第三章 魏晋『荘子』注釈史における郭象の位置
    第四章 隋代儒教の地域性──特に山東儒者について
    第五章 『隋書』経籍志史部と『史通』雑述篇
    第六章 『論語』と日本──集解・義疏の伝承を中心として

    下 篇 儒仏道と中古社会

    第七章 礼体系の継承と変容──性差の観点から
    第八章 魏晋時代の皇帝権力と死刑──西晋末における誅殺を例として
    第九章 血盟と師授──『抱朴子』内篇を中心として
    第十章 礼から法へ──北魏における礼の法制化について
    第十一章 衰世の菩薩戒弟子皇帝──南朝陳における王権と仏教
    第十二章 隋朝における一切経書写の意義──「宝台経蔵」をめぐって
    第十三章 武則天「升仙太子碑」立碑の背景

    あとがき
    所拠文献一覧
    索  引

    図書館選書
    3~8世紀、中国中古時期は治乱興亡の時代環境を背景に学術が展開した時代であった。儒仏道・目録学・注釈学・国家権力・地域性に着目して、中古時期の思想・学術の諸問題を論じ、複雑多様な知のダイナミズムを分析する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古勝 隆一(コガチ リュウイチ)
    1970年生まれ、福岡県出身。東京大学文学部中国哲学科卒業、同大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士(文学、東京大学)。京都大学人文科学研究所助手、千葉大学文学部助教授、京都大学人文科学研究所准教授を経て、京都大学人文科学研究所教授。専攻は中国古典学
  • 著者について

    古勝 隆一 (コガチ リュウイチ)
    1970年生まれ、福岡県出身。東京大学文学部中国哲学科卒業、同大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士(文学、東京大学)。京都大学人文科学研究所助手、千葉大学文学部助教授、京都大学人文科学研究所准教授を経て、現在、京都大学人文科学研究所教授。専攻は中国古典学。著書に、『中国中古の学術』(研文出版)、『目録学の誕生――劉向が生んだ書物文化』(京大人文研東方学叢書、臨川書店)、『漢唐注疏写本研究』(中国語、社会科学文献出版社)、訳書に、余嘉錫『古書通例――中国文献学入門』、同『目録学発微――中国文献分類法』(いずれも共訳、平凡社、東洋文庫)、井筒俊彦『老子道徳経』(慶應義塾大学出版会)などがある。

中国中古の学術と社会 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:古勝 隆一(著)
発行年月日:2021/12/24
ISBN-10:4831877522
ISBN-13:9784831877529
判型:A5
発売社名:法藏館
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:406ページ
縦:21cm
厚さ:3cm
重量:674g
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