リスクってなんだ?―SDGsの時代に化学物質で考える 増補改訂版 [単行本]
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リスクってなんだ?―SDGsの時代に化学物質で考える 増補改訂版 [単行本]

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販売開始日: 2022/02/02
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リスクってなんだ?―SDGsの時代に化学物質で考える 増補改訂版 の 商品概要

  • 目次

    序 今という時代の化学物質 
     
    時代は変わった ネット社会とSDGs
    化学物質をめぐる現在
      欧州 REACH 
      米国 TSCA  
      日本(化審法・安衛法) 
      その他の諸国  
    SDGs での化学物質
    そして,コロナ
    この改訂版の内容

    1 長生きするのも “リスク”? …リスクってなんだろう 

    身の回りに溢れる“リスク”
        COLUMN 化学の広がり 
    化学物質のリスク
        COLUMN リスクの定義  
        COLUMN 化学物質 
    化学物質のリスクアセスメント
        COLUMN ヒトと人 
        COLUMN 環境生態系
    「リスクってなんだろう」のポイント

    2 青酸カリにも出番あり …ハザード管理とリスク管理

    ハザード ―良くない影響
        COLUMN ハザード
        COLUMN モラルハザードとモーラルハザード
        COLUMN 急性毒性(acute toxicity)と慢性毒性(chronic toxicity) 
    ハザードの程度 ―急性毒性値LD50 の例
    起こる可能性 ―暴露に至る道筋
    ハザード管理からリスク管理へ
    ま と め
    「ハザード管理とリスク管理」のポイント

    3 風が吹いたら桶屋が儲かる? …リスク評価のシナリオ

    源から影響を受けるヒトまで ―シナリオ
    シナリオとして確定すべき要因
    評価シナリオの具体的内容
        COLUMN 消費者室内暴露シナリオ確定のための質問
    公表されたリスク評価のシナリオの例
        COLUMN 一般的・平均的な評価(generic)とその場に固有の評価(site-specific) 
    いろいろなリスクアセスメント
      定性的リスクアセスメント
      定量的リスクアセスメント
    ま と め 
    「リスク評価のシナリオ」のポイント

    4 このにおいの原因は,あれかな? …直接暴露

    直接暴露と間接暴露
        COLUMN レセプター 
    直接暴露 ―そこの “その” 物質との関係
        COLUMN “直接” 暴露と “間接” 暴露 
        COLUMN 灯 油 
    簡単な評価の例
        COLUMN ACGIH とTLV ―許容濃度
    数理モデルのいろいろ
        COLUMN “場の管理” と “個人の管理” 
    ま と め  
    「直接暴露」のポイント

    5 名も知らぬ遠き○○より …間接暴露

    間接暴露のプロセス
        COLUMN 環境媒体と暴露媒体
    間接暴露のシナリオの例
    発生源と発生量の推定
        COLUMN PRTR 法と排出量データ 
    環境媒体中の挙動評価モデル
      ISC(industrial source complex)―大気中の分散
      その他の単一媒体モデル
      フガシティによる多媒体モデル
        COLUMN フガシティ(fugacity)逃散度 f  
      食物連鎖モデル
    ま と め  
    「間接暴露」のポイント

    6 ミクロのツアー …取込み・吸収・体内動態

    取込み量の推定 ―経路
        COLUMN 皮膚透過係数 Kp(permeability) 
    少し細かい議論 ―取込みと吸収
        COLUMN 生体利用率 生体利用能(bioavailability) 
    体内での動き ―標的へ
    経皮吸収の問題
    まとめ ―データも必要です  
        COLUMN 暴露因子ハンドブック 
    「取込み・吸収・体内動態」のポイント

    7 “リスク” は “クスリ” の逆!? …健康影響 

        COLUMN dose-response assessment 
    影響のいろいろ
        COLUMN systemic effect(全身影響) 
    影響の量依存性
    リスク評価での利用
    外挿と不確実性係数(UF)
        COLUMN 不確実性係数と不確実係数  
        COLUMN ヒト安全量・無影響量・許容量・参照用量 
    さらなる応用・展開
      BMD(benchmark dose,ベンチマーク用量)
      HDMI *Mは下付き、Iは上つき
      AOP
    ま と め 
    「健康影響」のポイント

    8 景観を乱すのはだれだ? …環境生態影響 
     
        COLUMN ecology ? 環境生態リスク? 
    環境生態影響 ―なにを,なぜ,どう?
    環境中の動植物の世界
    一般的な初期リスク評価 ―環境省の例
      影響評価
      暴露評価
      リスクの判定
    米国EPA の詳細な環境生態リスク評価
        COLUMN 生物ピラミッド
    さらなる展開
    ま と め  
    「環境生態影響」のポイント

    9 人生いろいろ,この世は不可解 …変動性と不確実性

    変動性(V)と不確実性(U)
        COLUMN 不確実性? 
        COLUMN デフォールト  
    まず V ―Variability(変動性)
        COLUMN パラメータの分布 
        COLUMN モンテカルロ法  
    ついで U ―uncertainty(不確実性)
    改良の方向 ―1点評価を超えて
    ま と め  
    「変動性と不確実性」のポイント

    10 1より大きいとアウト? …リスクの判定 

    リスクの指標
      ヒト健康影響評価
      環境生態影響評価
    リスクの判定とクライテリア
    リスク判定からリスク管理へ
        COLUMN 「判定」― risk characterization ? 
      環境省初期リスク評価
      厚生労働省の考え方
      経済産業省関係の初期リスク評価
    リスクマネジメントとリスクコミュニケーション
        COLUMN リスク-ベネフィット-コスト 
    まとめ ―不確実な中での意思決定  
    「リスクの判定」のポイント

    11 ハラがへってはいくさができぬ …データベースとシステム
     
    必要なデータ
        COLUMN 化学物質のID ―CAS 番号 
      有害影響評価(UD)のためのデータ
      暴露評価のためのデータ
    データの入手法
        COLUMN 定量的構造活性相関(QSAR)
    各種のデータベース
    リスク評価システム
      シミュレーション
      リスク評価システム
    ま と め  
    「データベースとシステム」のポイント

    12 こんなんでどや? こうとちゃう? ほんならこれでいこか! …リスクを越えて合理的な意思決定にむけて 

    化学物質のリスクアセスメント
    なにが必要?
        COLUMN 継続性と蓄積性 
    触れることができなかった問題 ―の,ほんの一部
    リスク評価の今
      “リスク” の氾濫
      “リスク評価” はあまりされていない
      具体的な “リスク評価書” が利用できる
    そしてこれから ―またまたないものねだりを
    化学物質をめぐるこれから
         欧州 REACH
      EUの次の戦略
      米国 TSCA  
      日 本 
      PFAS
         マイクロプラスチック  
       そして,これからの世界
    つけたし ―実りある対話を
        COLUMN “正” “反” “合” を関西弁で 166
    「リスクを越えて合理的な意思決定にむけて」のポイント


    参考資料と引用資料
    略語一覧
    あとがき
    索 引
  • 出版社からのコメント

    化学物質を題材にリスク管理手法を一般背景を含めて全体像が理解できるように解説。社会のあらゆる局面の意思決定の一助となる本。
  • 内容紹介

    2006年に刊行した 『リスクってなんだ? ―化学物質で考える』 の増補改訂版



     SDGsが世界的な広がりをみせる中,地球温暖化や海洋プラスチックなど,私たちの日常生活をとりまく化学物質とのあり方について誰もが真剣に考えなければならなくなりました.不確かな未来にどう生きるか,どう決断するか,また,根拠のない情報が極大化する時代に対処するためにも,科学的な思考力,つまりリスクの考え方を養うことが非常に重要です.

    本書は “リスクってなんだ?” の発想で,化学物質のリスク評価の基本(利害得失を十分に吟味し,その過程と根拠を公開して一般的な判断の材料とする)を解説.初版の内容に,社会の変化と化学物質をめぐる世界的な動向を概観し,変化の大きい社会のあり方にも触れました.化学となんらかの関係をもつ人はもちろんのこと,日常生活において化学物質との接点をもつ一般の人にも大いに参考になる一冊です.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    花井 荘輔(ハナイ ソウスケ)
    1940年生まれ。1965年東京大学大学院工業化学系修士課程修了、富士写真フイルム(株)入社。1995年(社)日本化学工業協会出向。2000年富士写真フイルム(株)定年退職、(社)日本化学工業協会嘱託、(独)産業技術総合研究所客員研究員などを経て、花井リスク研究所主宰

リスクってなんだ?―SDGsの時代に化学物質で考える 増補改訂版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:丸善出版
著者名:花井 荘輔(著)
発行年月日:2022/01/30
ISBN-10:4621307053
ISBN-13:9784621307052
旧版ISBN:9784621077542
判型:A5
発売社名:丸善出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:185ページ
縦:21cm
横:15cm
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