恋は双子で割り切れない〈3〉(電撃文庫) [文庫]

恋は双子で割り切れない〈3〉(電撃文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  三人の関係が再びうまい具合に収まればと、大人な私は二人のほつれをほどいてあげた。自分の本音に蓋をして―そのつもりだった。だけど、二人はそんな私の想いを汲んではくれなくて、胸のうちを曝け出してなるものかと思っていたけれど、無理だった。耐え切れなかった。もう我慢なんてしない。私は私のやり方で純君の時間を拘束する。手始めに、部活を作る。うん、悪くない。だから、これからは今までみたいに優しくしてあげないからね、お姉ちゃん。なんて考えていたら、琉実がバスケ部の男友達に告白されたとかなんとかで、また純君の気持ちをかき乱すような厄介事を持ち込んできて…だるっ。私の邪魔したら、許さないからね。

• 出版社からのコメント

  私だけを見て――。こじれた恋は、もうほどけない。

• 内容紹介

  　三人の関係が再びうまい具合に収まればと、大人な私は二人のほつれをほどいてあげた。自分の本音に蓋をして――そのつもりだった。だけど、二人はそんな私の想いを汲んではくれなくて、胸のうちを曝け出してなるものかと思っていたけれど、無理だった。耐え切れなかった。
  　もう我慢なんてしない。私は私のやり方で純君の時間を拘束する。手始めに、部活を作る。うん、悪くない。だから、これからは今までみたいに優しくしてあげないからね、お姉ちゃん。
  　なんて考えていたら、琉実がバスケ部の男友達に告白されたとかなんとかで、また純君の気持ちをかき乱すような厄介事を持ち込んできて……だるっ。
  　私の邪魔したら、許さないからね。
  
  図書館選書
  相変わらず楽しくはやっているけれども、どこかこじれたままの純と琉実と那織。自ら部活を創設して、純を囲って独占を図ろうとする那織。一方の琉美は、バスケ部員の男友達に告白されて困惑中で……？

• 著者について

  高村　資本 (タカムラ　シホン)
  第27回電撃小説大賞に応募した作品が最終選考作となり、その後同作を改稿して出版した『恋は双子で割り切れない』でデビュー。恋愛に懊悩する思春期のキャラクターたちを巧みな筆致で描き分け、濃厚な感情描写の青春ラブコメとして評価を得る。
  
  あるみっく (アルミック)
  第26回電撃イラスト大賞にて《選考委員奨励賞》受賞した、新進気鋭のイラストレーター。

恋は双子で割り切れない〈3〉(電撃文庫) [文庫] の商品スペック