年月日(白水uブックス―海外小説の誘惑) [新書]
    • 年月日(白水uブックス―海外小説の誘惑) [新書]

    • ¥1,43043 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月5日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
年月日(白水uブックス―海外小説の誘惑) [新書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003512961

年月日(白水uブックス―海外小説の誘惑) [新書]

価格:¥1,430(税込)
ゴールドポイント:43 ゴールドポイント(3%還元)(¥43相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月5日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:白水社
販売開始日: 2022/01/21
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

年月日(白水uブックス―海外小説の誘惑) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    山深い農村が千年に一度の大日照りに襲われた。村人たちは干ばつから逃れるため、村を捨てて出ていく。73歳の「先じい」は、自分の畑に一本だけ芽を出したトウモロコシを守るため、村に残る決意をする。一緒に残ったのは、目のつぶれた一匹の犬「メナシ」。わずかなトウモロコシの粒をめぐり、ネズミとの争奪戦の日々が続く。やがて井戸も枯れ果て、水を求めて赴いた谷間の池では、オオカミの群れとのにらみ合いに…。トウモロコシに実を結ばせるため、先じいが最後に選んだ驚くべき手段とは―第二回魯迅文学賞受賞の傑作中篇。
  • 出版社からのコメント

    千年に一度の大日照りの年。一本のトウモロコシの苗を守るため村に残った老人と盲目の犬が、命をつなぐために選んだ驚くべき手段とは
  • 内容紹介

    受け継がれる命の物語。魯迅文学賞受賞作品

    千年に一度の大日照りの年。一本のトウモロコシの苗を守るため、村に残った老人と盲目の犬は、わずかな食料をネズミと奪い合い、水を求めてオオカミに立ち向かう。命をつなぐため、老人が選んだ驚くべき最後の手段とは?

    ノーベル文学賞の次期候補と目される、現代中国の巨匠が描く、《神話の世界》。
    本書は中国で、第二回魯迅文学賞、第八回『小説月報』百花賞、第四回上海優秀小説賞を受賞。数多くの外国語に翻訳され、フランスでは学生のための推薦図書にも選定。

    「わしの来世がもし獣なら、わしはおまえに生まれ変わる。おまえの来世がもし人間なら、わしの子どもに生まれ変わるんだ。一生平安に暮らそうじゃないか。先じいがそこまで話すと盲犬の目が潤んだ。先じいは盲犬の目をふいてやり、また一杯のきれいな水を汲んで盲犬の前に置いた。飲むんだ。たっぷりとな。これからわしが水を汲みに行くときは、おまえがトウモロコシを守るんだ。」(本文より)

    山深い農村が千年に一度の大日照りに襲われた。村人たちは干ばつから逃れるため、村を捨てて出ていく。73歳の「先じい」は、自分の畑に一本だけ芽を出したトウモロコシを守るため、村に残る決意をする。一緒に残ったのは、目のつぶれた一匹の犬「メナシ」。メナシは雨乞いの生贄として縛り上げられ、太陽の光にさらされ、目が見えなくなってしまったのだ。
    わずかなトウモロコシの粒をめぐり、ネズミとの争奪戦の日々が続く。やがて井戸も枯れ果て、水を求めて谷間に赴くと、池でオオカミの群れと出くわし、にらみ合う……。
    もはやこれまでか……先じいが最後に選んだ驚くべき手段とは?
    ネズミやオオカミとの生存競争、先じいとメナシとの心温まるやりとりを中心に、物語は起伏に富む。意外な結末を迎えるが、受け継がれる命に希望が見出され、安らかな余韻を残す。作家は村上春樹に続いてアジアで二人目となる、フランツ・カフカ賞を受賞し、ノーベル文学賞の次期候補と目される中国の巨匠。本書は魯迅文学賞をはじめ、中国国内で多数の栄誉に輝いている。また数多くの外国語に翻訳され、フランスでは学生のための推薦図書に選定されている。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    閻 連科(エン レンカ)
    1958年、河南省嵩県の貧しい農村で生まれ、飢えと孤独の中で幼少期を過ごす。高校中退後、出稼ぎで鉱石運搬の重労働に従事して家計を助ける。20歳で人民解放軍に入隊し、部隊内の創作学習班に参加する。文壇と世間で注目を浴びるきっかけは、1992年に発表した『夏日落』が兵士の暗黒面を描いたとして批判され、発禁処分を受けたことだった。2005年には『人民に奉仕する』(文藝春秋)でも発禁処分を受け、その翌年には『丁庄の夢』(河出書房新社)が一時販売中止となる。2011年には大飢饉の内幕を暴露した『四書』が発禁処分を受け、台湾で出版される。2004年刊行の『愉楽』(河出書房新社)は、「反革命」「反国家」など、あらゆる「反」で始まる言葉で酷評されたが、権威ある魯迅文学賞、鼎鈞双年(ディンジュン)文学賞を受賞。2014年にはフランツ・カフカ賞を受賞。現在、中国人民大学文学院教授、香港科技大学客員教授

    谷川 毅(タニカワ ツヨシ)
    1959年、広島県大竹市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学)卒業・同大学院修了。名古屋経済大学教授
  • 著者について

    閻連科 (エンレンカ)
    1958年、河南省嵩(ソン)県の貧しい農村で生まれ、飢えと孤独の中で幼少期を過ごす。高校中退後、出稼ぎで鉱石運搬の重労働に従事して家計を助ける。20歳で人民解放軍に入隊し、部隊内の創作学習班に参加する。文壇と世間で注目を浴びるきっかけは、1992年に発表した『夏日落』が兵士の暗黒面を描いたとして批判され、発禁処分を受けたことだった。2005年には『人民に奉仕する』(文藝春秋、2006年)でも発禁処分を受け、その翌年には『丁庄の夢』(河出書房新社、2007年)が一時販売中止となる。2011年には大飢饉の内幕を暴露した『四書』が発禁処分を受け、台湾で出版される。2004年刊行の『愉楽』(河出書房新社、2014年)は、「反革命」「反国家」など、あらゆる「反」で始まる言葉で酷評されたが、権威ある魯迅文学賞、鼎鈞双年(ディンジュン)文学賞を受賞。ほかに、エッセイ『父を想う』、最新長篇小説『炸裂志』(いずれも河出書房新社、2016年)などがある。2014年には村上春樹に続いてアジアでは二人目となる、フランツ・カフカ賞を受賞している。現在、中国人民大学文学院教授。香港科技大学客員教授。

    谷川 毅 (タニカワ ツヨシ)
    1959年、広島県大竹市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学)卒業・同大学院修了。名古屋経済大学教授。主要訳書に、閻連科『丁庄の夢』『愉楽』『硬きこと水のごとし』『黒い豚の毛、白い豚の毛』(以上、河出書房新社)、『人民に奉仕する』(文藝春秋)などがある。

年月日(白水uブックス―海外小説の誘惑) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:閻 連科(著)/谷川 毅(訳)
発行年月日:2022/01/30
ISBN-10:4560072388
ISBN-13:9784560072387
判型:B6
発売社名:白水社
対象:一般
発行形態:新書
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:149ページ
縦:18cm
他の白水社の書籍を探す

    白水社 年月日(白水uブックス―海外小説の誘惑) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!