村上春樹クロニクルBOOK〈1〉2011-2016 [単行本]
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村上春樹クロニクルBOOK〈1〉2011-2016 [単行本]

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出版社:春陽堂書店
販売開始日: 2022/01/04
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村上春樹クロニクルBOOK〈1〉2011-2016 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    村上春樹の全作品を読み、また1985年から村上春樹を取材し続けた文芸記者による、10年間の春樹読解の記録。「わかりそうでわからない」春樹作品にちりばめられた謎を、作品の細部を読み込み、「惑星直列」のようにつなぎ合わせ、解き明かしていく。
  • 目次

    楽しい惑星直列「まえがき」に代えて
    2011
     001 主人公たちは大粒の涙をこぼす 泣く村上春樹①
     002 涙は「切実な問題」の表れ 泣く村上春樹②
     003 効率社会と闘う カタルーニャ国際賞受賞スピーチを読む①
     004 ブーメラン的思考 カタルーニャ国際賞受賞スピーチを読む②
     005 いろんな野菜の心があり、いろんな野菜の事情がある 『おおきなかぶ、むずかしいアボカド、村上ラヂオ2』
     006 消えてしまった海 1963年へのこだわり①
     007 ヴェトナム戦争への反対 1963年へのこだわり②
     008 「死者」と「霊魂」の世界への入り口 「旭川」と「高松」①
     009 「雨月物語」と古代神話、そして近代日本 「旭川」と「高松」②

    2012
     010 朗読の力、村上春樹を聴く体験 松たか子さんによる「かえるくん、東京を救う」など
     011 読者を引っ張る「リーダブル」という力 「桃子」と「緑」から考える
     012 非常に近い「死」と「生」の世界 『ノルウェイの森』の想定の意味
     013 なぜ「青いティッシュペーパー」が嫌いか 『ねじまき鳥クロニクル』の「青」を考える①
     014 『国境の南、太陽の西』の青い歴史 『ねじまき鳥クロニクル』の「青」を考える②
     015 ある日、突然、頬に青いあざが出来る体験 『ねじまき鳥クロニクル』の「青」を考える③
     016 『IQ84』の青豆と『大菩薩峠』の青梅 「青梅街道」沿いに直列する大長編
     017 「今でも耳は切るのかい?」 村上春樹作品と白川文字学①
     018 「水に放り込んで、浮かぶか沈むかを見てみろ」 村上春樹作品と白川文字学②
     019 「殺される王」と<声を聴くもの> 村上春樹作品と白川文字学③
     020 『風の歌を聴け』から『IQ84』まで 村上春樹作品とカラス①
     021 鵲の渡せる橋に 村上春樹作品とカラス②

    2013
     022 殺される「牛河」と七夕物語 村上春樹作品とカラス③
     023 北欧神話の森 『ノルウェイの森』とは何か①
     024 ハンブルクのこと 『ノルウェイの森』とは何か②
     025 成長する「巡礼の年」 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』①
     026 なぜ名古屋なのか 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』②
     027 新宿とは何か。中央線とは何か。 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』③
     028 「自己表現」ではないもの 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』④
     029 うつろな人間と猫 T・S・エリオットをめぐって①
     030 猫のピーターとたま T・S・エリオットをめぐって②
     031 『鼠』と死者、『猫』と魚 T・S・エリオットをめぐって③
     032 再生の神話・聖杯伝説 T・S・エリオットをめぐって④

    2014
     033 異界に誘う猫 T・S・エリオット番外編①
     034 死と魂の世界「猫の町」 T・S・エリオット番外編②
     035 「すみれ」の帰還 「引力」をめぐる物語
     036 渡辺昇、ワタナベ・トオル、綿谷ノボル 追悼・安西水丸さん
     037 静かで深い再生への思い 「海」をめぐる短編集『女のいない男たち』
     038 剣を持って、森に竜を退治に行く 「アーサー王と円卓の騎士」
     039 ワーグナーへの思い 『ニーベルングの指輪』『トリスタンとイゾルデ』
     040 村上春樹の四国学 物語の聖なる場所

    2015
     041 「両義的」という視点 再読『女のいない男たち』
     042 「移動」をめぐる物語 「動きのある魂の力」
     043 「名づけ」をめぐる物語 「私はあなた自身の投影に過ぎない」
     044 タイガーの横顔が左右逆の世界へ 犯罪者の対決①
     045 息を呑むような対話 犯罪者の対決②
     046 「最高の善なる悟性」 恐怖を超える①
     047 自己解体と自分の意識の再編成 恐怖を超える②
     048 村上主義者 村上さんのところ①
     049 理想を抱き続ける 村上さんのところ②
     050 「物語」をめぐって 『職業としての小説家』
     051 動物・植物・食べ物 『ラオスにいったい何があるというんですか?』
     052 物語の動き、文章の動きを大切に 川上未映子によるロングインタビュー

    2016
     053 「28」と「キョウチクトウ」 多様な読みの視点
     054 象徴的な「五」という数 四つに折った五千円札
     055 再会の児童公園の滑り台はどこか 七夕神話と青梅街道

    索引
  • 出版社からのコメント

    そうだったのか! 村上春樹。
  • 内容紹介

    村上春樹の全作品を読み、また1985年から村上春樹を取材し続けた文芸記者による、10年間の春樹読解の記録。「わかりそうでわからない」春樹作品にちりばめられた謎を、作品の細部を読み込み、「惑星直列」のようにつなぎ合わせ、解き明かしていく。
    東日本大震災の直後から10年間、地方紙と共同通信のwebサイト「47NEWS」にて毎月連載されていた
    「小山鉄郎の村上春樹を読む」を待望の書籍化! 全114回の連載を2分冊で刊行。

    デビュー作から一貫して持ち続けている「歴史」と「戦争」という主題について、「青」をはじめとした「色」の意味、「4」や「208と209」、「8月15日」といった数字にこだわる理由、T・S・エリオットからの影響や、村上春樹の「ブーメラン的思考」とは何か―― 村上春樹の、一番わかりやすくて、一番深くて、一番楽しいガイドブック。
    村上春樹がまた読みたくなる!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小山 鉄郎(コヤマ テツロウ)
    1949年生まれ。群馬県出身。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹氏に注目し、85年から取材を続け、以降、村上氏へのインタビューは10回に及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムの可能性を広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞
  • 著者について

    小山鉄郎 (コヤマテツロウ)
    1949年生まれ。群馬県出身。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹氏に注目し、85年から取材を続け、以降、村上氏へのインタビューは10回に及ぶ。その一部は、村上春樹のインタビュー集『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』にも掲載されている。主な著書に、『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』(新潮文庫)、『村上春樹を読みつくす』(講談社新書)、『大変を生きる――日本の災害と文学』(作品社)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)などがある。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムの可能性を広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞。

村上春樹クロニクルBOOK〈1〉2011-2016 の商品スペック

商品仕様
出版社名:春陽堂書店
著者名:小山 鉄郎(著)
発行年月日:2022/01/10
ISBN-10:439419024X
ISBN-13:9784394190240
判型:A5
発売社名:春陽堂書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:419ページ ※413,6P
縦:21cm
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