律令体制史研究 [単行本]
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/01/21
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律令体制史研究 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本史における律令体制とは何だったのか。日本古代の列島社会がその最終段階において経験した「律令体制の時代」。列島内外の政治過程や社会実態との関わりを具体的に解明し、律令体制の成立から解体にいたるまでの歴史と構造を、全体的・動態的に明らかにする。
  • 目次

     序

    第Ⅰ部 律令体制の諸段階

     第一章 律令体制の形成
      一 二つの否定論
      二 公民制の形成
      三 官僚制の形成
      四 律令体制への道程
     第二章 律令体制の展開と列島社会
      序
      一 律令体制の確立──第Ⅰ期・六四五~七三八
      二 古代日本国の最盛期──第Ⅱ期・七三八~八四二
      三 律令体制の解体──第Ⅲ期・八四二~九六七
      結 語

     補論1 馬からみた長岡京時代
     補論2 仁明朝という時代
     補論3 摂関政治と国風文化

    第Ⅱ部 古代宮都と王権・官僚制

     第一章 王宮と官人社会
      序
      一 王宮と政務
      二 朝堂と律令官人制
      三 曹司と律令官司制
      四 内裏と宮廷社会
      結 語
     第二章 律令官司制論
      序
      一 律令官司制の基本構造
      二 律令官司制の特殊相
      三 ツカサと「官」
      結 語
     第三章 難波長柄豊碕宮の歴史的位置
      序
      一 〈小郡宮=子代離宮〉の造営
      二 〈豊碕宮=味経宮〉の造営
      三 小郡宮から豊碕宮へ
      結 語
     第四章 七世紀宮都史研究の課題──林部均『古代宮都形成過 程の研究』をめぐって
      序
      一 林部著書の内容
      二 林部著書の意義
      三 論点の検討
      四 結語にかえて──文献と土器
     第五章 長岡宮時代の朝廷儀礼──宝幢遺構からの考察
      序
      一 長岡宮宝幢遺構の発見
      二 新たな問題提起
      三 文献史料に見える宝幢(1)──制度史料
      四 文献史料に見える宝幢(2)──文安御即位調度図
      五 宝幢遺構の再検討
      六 長岡宮時代の朝廷儀礼
      結 語
     第六章 大極殿儀式と時期区分論
      序
      一 朝儀宝幢再論
      二 仏堂としての大極殿
      結 語
     第七章 後佐保山陵
      序
      一 聖武陵説とその影響
      二 聖武陵説の否定
      三 光仁陵説の提唱 附、光仁天皇の諡号について
      四 桓武天皇の権力集中
      五 長岡遷都の起点
      結 語

    第Ⅲ部 生産・流通・租税と古代社会

     第一章 税の貢進
      一 調庸貢進と文字
      二 貢進題記類の機能
      三 貢進題記類の沿革
     第二章 常布と調庸制
      序
      一 日本律令と常布
      二 常布の消滅
      三 常布の創出
      結 語
     第三章 古代但馬の繊維生産と流通
      序
      一 但馬の絹
      二 但馬の綿
      三 但馬の布
      結 語
     第四章 国際交易と古代日本
      序
      一 金と国際交易
      二 綿と国際交易
      三 産金のインパクト
      結 語
     第五章 院宮王臣家
      序
      一 院宮王臣家と「国制改革」
      二 院宮王臣家と「初期荘園」
      三 勅旨田
      結 語
     第六章 九世紀の調庸制──課丁数の変化と偏差
      序
      一 貞観九年五月八日太政官符(その一)
      二 貞観九年五月八日太政官符(その二)
      三 近江国・丹波国の課丁数
      四遠国の課丁数
      五 瀬戸内海諸国の課丁数
      六 意見十二箇条と奝然資料の全国課丁数
      結語──課丁数から見た九世紀の調庸制
     第七章 九世紀の国郡支配と但馬国木簡
      序
      一 「諸郷徴部」──郡雑任の編成
      二 「井」納帳──雑徭による物品調達
      三 「禁制」札──立札と抜札
      結 語

     初出一覧
     跋
     索 引
  • 出版社からのコメント

    律令体制の歴史と構造を、列島内外の政治過程や社会実態との関わりの解明を通じて動態的に明らかにする。
  • 内容紹介

    日本古代の列島社会は、その最終段階において、中央集権的な律令体制の時代を経験した。列島内外の政治過程や社会実態との関わりを具体的に明らかにし、新しい遺跡・遺物を十分に活用することにより、これまでの法制史的な「律令制」研究の限界を突破し、律令体制の歴史と構造を全体的・動態的に明らかにすることをめざす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉川 真司(ヨシカワ シンジ)
    1960年生。京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授。日本古代史専攻
  • 著者について

    吉川 真司 (ヨシカワ シンジ)
    吉川真司(よしかわ しんじ)
    1960年生。京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授。日本古代史専攻。
    著書に『律令官僚制の研究』(塙書房、1998年)、『聖武天皇と仏都平城京(「天皇の歴史」02)』(講談社、2011年)、『飛鳥の都(「日本古代史」3)』(岩波新書、2011年)など、共編著に『律令国家史論集』(栄原永遠男・西山良平と共編、塙書房、2010年)、『古代寺院史の研究』(菱田哲郎と共編、思文閣出版、2019年)など。シリーズ「列島の古代史」全8巻(上原真人・白石太一郎・吉村武彦と共編著、岩波書店、2005─06年)、シリーズ「古代史をひらく」全6冊(吉村武彦・川尻秋生と共編著、岩波書店、2019─21年)の編集委員。

律令体制史研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:吉川 真司(著)
発行年月日:2022/01/19
ISBN-10:4000255843
ISBN-13:9784000255844
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:513ページ ※505,8p
縦:21cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:790g
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