クリティーク社会学 経済の起原 [全集叢書]
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クリティーク社会学 経済の起原 [全集叢書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/01/15
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クリティーク社会学 経済の起原 [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    経済は、人間にとって生のごく一部であり、ほぼすべてでもある。それは何なのか?「起原」から問う。大半の問題が経済の論点に還元される現代社会では、経済は王である。しかし、経済とはそもそも何であり、そこには、いかなる論理が見いだされるのか。その起原を明らかにすることから、経済それ自体を通じた政治的な権力の内発という問題、また正義とは何かという考察にも導かれる。大澤社会学の最新地平!
  • 目次

    第1章 経済の起原をめぐる二つの問い
     1 交換と生産――経済を定義する
     2 物々交換ではなく……贈与
     3 人間の条件――動物との対照で
     4 贈与の二律背反
     5 二種類の物神性
     6 正義の原型?

    第2章 貨幣論再考
     1 石貨の島
     2 戦争のような物々交換
     3 貨幣のトートロジー
     4 稀少性のパラドクス
     5 所有、そして交換
     6 負債としての貨幣
     7 等価交換の前提としての不等価交換
     8 否定判断と無限判断

    第3章 原始貨幣と男の名誉
     1 承認された略奪
     2 原始貨幣
     3 「これは支払いではない」
     4 「これは支払いである」
     5 差異から矛盾へ――ヘーゲル『大論理学』を手掛かりに
     6 男の名誉
     7 家父長制のひとつの起原

    第4章 所有と贈与
     1 贈与の対立物としての所有
     2 奴隷とホモ・サケル
     3 主人と奴隷の弁証法
     4 中動態
     5 日本語の中動態
     6 経験の楕円的構成――贈与の源泉
     7 ヘーゲルの「本質論」

    第5章 ヒエラルキーの形成――再分配へ
     1 貨幣が社会的に一般化しているとき
     2 ヒエラルキー化に抵抗する社会?
     3 カースト制
     4 "liberté" の意味するもの
     5 マヌ法典が規定するライフ・サイクル
     6 二つのアウトカースト
     7 再分配システム
     8 原初的な贈与をめぐる二つの不可解
     9 中心の析出

    第6章 商品交換と市場経済――そして「軸の時代」の転換
     1 硬貨の発祥地
     2 対自的な貨幣のための「一方的贈与」
     3 硬貨の発生機序
     4 鉄の串から
     5 哲学の原点
     6 民主政と悲劇
     7 そして喜劇
     8 商品たちの物神崇拝(フェティシズム)
     9 市場経済の誕生
     10 その先に……資本主義経済へ

    結ばぬ結び 〈互酬の正義〉を超えて
     1 情念の経済
     2 贈与と負債の合致――「資本主義」のための予告篇
     3 互酬は正義か
     4 「贈与以前の贈与」としてのコミュニズム
     5 「互酬性への怒号」を手掛かりに
     6 「贖罪」の三つの解釈
     7 キリストの自己消滅
     8 コミュニズムの回帰

     文 献
     解 説――すでにあり、いまだなきコミュニズム………市野川容孝
     あとがき
  • 出版社からのコメント

    経済の起原とは何か。贈与と商品交換、所有と負債といった論点から考察する。(解説=市野川容孝)
  • 内容紹介

    現代社会において、経済は王である。しかし経済の起原とはいったい何なのか。本書では、贈与、所有、貨幣、負債等を主題に、経済をめぐる二つの問いを追究する。第一に、贈与が支配的な交換様式から商品交換が支配する交換様式への転換はどのように生じるのか。第二に、人はそもそもなぜ贈与するのか、である。(解説=市野川容孝)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大澤 真幸(オオサワ マサチ)
    1958年生まれ。社会学者。著書に『自由という牢獄―責任・公共性・資本主義』(岩波現代文庫、2018年。河合隼雄学芸賞)、『ナショナリズムの由来』(講談社、2007年。毎日出版文化賞)など
  • 著者について

    大澤 真幸 (オオサワ マサチ)
    大澤真幸(おおさわ まさち)
    1958年生まれ。社会学者。著書に『不可能性の時代』(岩波新書、2008年)、『自由という牢獄──責任・公共性・資本主義』(岩波現代文庫、2018年。河合隼雄学芸賞)、『ナショナリズムの由来』(講談社、2007年。毎日出版文化賞)、『新世紀のコミュニズムへ──資本主義の内からの脱出』(NHK出版新書、2021年)、『〈世界史〉の哲学』シリーズ(講談社)など。

クリティーク社会学 経済の起原 [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:大澤 真幸(著)
発行年月日:2022/01/13
ISBN-10:400027175X
ISBN-13:9784000271752
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:276ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:308g
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