慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて、誰が誰を赦すのか(クリティーク社会学) [全集叢書]
    • 慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて、誰が誰を赦すのか(クリティーク社会学) [全集叢書]

    • ¥2,42073 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて、誰が誰を赦すのか(クリティーク社会学) [全集叢書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003517527

慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて、誰が誰を赦すのか(クリティーク社会学) [全集叢書]

価格:¥2,420(税込)
ゴールドポイント:73 ゴールドポイント(3%還元)(¥73相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/01/15
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて、誰が誰を赦すのか(クリティーク社会学) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    仇敵の息子を一方的に赦し解放する太守セリム(『後宮からの逃走』)、自分を裏切った夫に慈悲を与える伯爵夫人ロジーナ(『フィガロの結婚』)、愛と赦しを説くザラストロ(『魔笛』)…モーツァルトのオペラに表現された「慈悲」や「赦し」を精緻に解釈することで、そこに内在する無差別な愛や慈悲の不可能性やジレンマ、そしてそれを乗り越える世界のありようを導き出す。社会学者によるモーツァルト読解を通じた、愛と慈悲をめぐる画期的な共同体論。
  • 目次

    第1章 慈悲の問題系――モーツァルトのオペラにおける「赦し」
     1 慈悲とその困難
     2 モーツァルトのオペラと「赦し」――『イドメネオ』と『後宮からの逃走』
     3 ふたつの世界の葛藤――エリアスの仮説から

    第2章 赦しによる共同体――『フィガロの結婚』
     1 中断された赦し――『フィガロの結婚』第一幕・第二幕
     2 三つの和解――『フィガロの結婚』第三幕・第四幕
     3 「赦し主」と共同体

    第3章 ふたつの赦しなき世界――『ドン・ジョヴァンニ』と『コジ・ファン・トゥッテ』
     1 愛の無差別主義者たち
     2 赦しを拒絶する自由――『ドン・ジョヴァンニ』
     3 不完全なものとしての平等――『コジ・ファン・トゥッテ』

    第4章 無差別な慈悲の残酷――『皇帝ティートの慈悲』
     1 一七九一年のオペラ・セリア
     2 無差別主義的な慈悲――『皇帝ティートの慈悲』第一幕
     3 重唱に加わる皇帝――『皇帝ティートの慈悲』第二幕

    第5章 慈悲のポリティクスからの自由――『魔笛』
     1 無力な王子――タミーノの物語
     2 復讐者と赦し主の系譜――夜の女王とザラストロ
     3 慈悲の共同体からの自由――パミーナの物語

    文 献
    解 説――残酷な赦し、愛の二重性、そして、慈悲のポリティクスからの自由……………大澤真幸
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    純粋で絶対的な慈悲が成り立つ世界とは。モーツァルトの赦しを題材とする後期オペラから追求する。
  • 内容紹介

    どんな相手も無条件に愛し赦す、そうした純粋で絶対的な慈悲の世界が存在するとしたら--。だがそれは、現実には存在し得ないものであり、仮に実現したとしても生と社会への不都合に帰結してしまう。本書では、モーツァルトの赦しを題材とする後期のオペラ作品から、この二重の困難をめぐるアポリアを追求する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    奥村 隆(オクムラ タカシ)
    1961年生まれ。関西学院大学社会学部教授
  • 著者について

    奥村 隆 (オクムラ タカシ)
    奥村 隆(おくむら たかし)
    1961年生まれ。関西学院大学社会学部教授。著書に『他者といる技法──コミュニケーションの社会学』(日本評論社、1998年)、『エリアス・暴力への問い』(勁草書房、2001年)、『反コミュニケーション』(弘文堂、2013年)、『社会学の歴史Ⅰ──社会という謎の系譜』(有斐閣、2014年)、『社会はどこにあるか──根源性の社会学』(ミネルヴァ書房、2017年)、『反転と残余──〈社会の他者〉としての社会学者』(弘文堂、2018年)など。

慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて、誰が誰を赦すのか(クリティーク社会学) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:奥村 隆(著)
発行年月日:2022/01/13
ISBN-10:4000271784
ISBN-13:9784000271783
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:203ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:240g
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて、誰が誰を赦すのか(クリティーク社会学) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!