死刑制度と刑罰理論―死刑はなぜ問題なのか [単行本]
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死刑制度と刑罰理論―死刑はなぜ問題なのか [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/01/29
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死刑制度と刑罰理論―死刑はなぜ問題なのか [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    その存廃をめぐって激しく意見が対立する死刑制度。理論刑法学の卓越した研究者である著者が、刑罰論の観点から死刑制度を考える。死刑存置派、廃止派、刑法学の通説がともに議論の前提に置く刑罰理解=応報刑論を根底から問い直すことで死刑論議に新たな地平を切り開く。
  • 目次

     はじめに

    第一章 日本の死刑制度とその運用
     一 現行法における死刑
     二 刑事裁判と死刑
     三 死刑と量刑
     四 死刑とその執行

    第二章 死刑制度の刑罰理論的基礎
     一 死刑制度を正当化する論理
     二 刑罰の本質としての責任非難
     三 刑罰制度のあり方を規定する二つのベクトル
     四 本書が目ざそうとするもの

    第三章 重罰化傾向はなぜ生じたか
     一 平成時代における刑法思想の変化
     二 立法裁判実務行刑実務に見る重罰化
     三 永山事件と光市母子殺害事件
     四 重罰化の要因と背景

    第四章 被害感情と現行の刑罰制度
     一 被害感情とその量刑における考慮
     二 被害感情の充足を阻むものとしての責任非難
     三 被害感情と責任非難の対立関係
     四 再考――刑法は何のためにあるのか

    第五章 同害報復から規範の保護へ
     一 刑法による法益保護のメカニズム
     二 刑法は何を保護するのか
     三 実害対応型の応報刑論から規範保護型の応報刑論へ
     四 ヘーゲルの刑罰理論

    第六章 死刑存廃論議に与える示唆
     一 実害対応型の応報刑論が導く隘路
     二 規範保護型の応報刑論が描く犯罪者処罰の全体像
     三 公益実現のための刑法
     四 放置してはならない被害感情

    補 論 死刑制度をめぐる重要論点
     一 死刑のもつ一般予防効果をめぐる議論
     二 処罰感情と死刑制度
     三 日本人の死生観刑罰観との関係
     四 誤判の可能性と死刑制度
     五 死刑制度の運用のあり方

     おわりに
     索引
  • 出版社からのコメント

    理論刑法学の第一人者である著者が、刑罰論の観点から死刑制度を再考。論争に一石を投じる刺激的な書。
  • 内容紹介

    死刑制度の存廃をめぐっては激しい意見対立が続いている。理論刑法学の卓越した研究者である著者が、刑罰論の観点から死刑制度を考える。死刑存置派、廃止派、あるいは日本の刑法学の通説がともに議論の前提に置く刑罰論=応報刑論の意義を問い直し、その問題点を深く洞察することで、膠着した死刑論議に一石を投じる意欲的な書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井田 良(イダ マコト)
    1956年生まれ。現在、中央大学法科大学院教授、慶應義塾大学名誉教授、法学博士(ケルン大学)。過去には日本学術会議会員や宗教法人審議会会長などを務め、現在は司法研修所参与や法制審議会会長などを務める。名誉法学博士号(ザールラント大学およびエアランゲン大学)、シーボルト賞(フンボルト財団)、ザイボルト賞(ドイツ研究振興協会)、ドイツ連邦共和国功労勲章(功労十字小綬章)を授与される
  • 著者について

    井田 良 (イダ マコト)
    井田 良(いだ まこと)
    1956年生まれ。現在、中央大学法科大学院教授、慶應義塾大学名誉教授、法学博士(ケルン大学)。過去には日本学術会議会員や宗教法人審議会会長などを務め、現在は司法研修所参与や法制審議会会長などを務める。名誉法学博士号(ザールラント大学およびエアランゲン大学)、シーボルト賞(フンボルト財団)、ザイボルト賞(ドイツ研究振興協会)、ドイツ連邦共和国功労勲章(功労十字小綬章)を授与される。著作として、『理論刑法学の最前線I・II』(共著、岩波書店、2001年・2006年)、『変革の時代における理論刑法学』(慶應義塾大学出版会、2007年)、『講義刑法学・総論[第2版]』(有斐閣、2018年)、『法を学ぶ人のための文章作法[第2版]』(共著、有斐閣、2019年)、『講義刑法学・各論[第2版]』(有斐閣、2020年)、『刑法事例演習教材[第3版]』(共著、有斐閣、2020年)、『基礎から学ぶ刑事法[第6版補訂]』(有斐閣、2022年)などがある。

死刑制度と刑罰理論―死刑はなぜ問題なのか [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:井田 良(著)
発行年月日:2022/01/27
ISBN-10:4000615130
ISBN-13:9784000615136
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:222ページ ※218,4P
縦:20cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:354g
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