九州考古学論考 [単行本]
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九州考古学論考 [単行本]

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出版社:海鳥社
販売開始日: 2022/01/20
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九州考古学論考 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    常に東アジア世界を意識しながら、九州における「国」や「王」の成立過程、陶質土器・須恵器の系譜、沖ノ島や大宰府などの諸問題を検証。九州の考古学界をリードするとともに、その研究成果を社会に還元し続けてきた著者の論考を集成。
  • 目次

    ■第一章 農業社会の形成と発展
    第一節 農耕文化の成立
     弥生土器の出現/新たな展開/弥生土器の成立/大陸系磨製石器の流入/初期の金属器/イネの初見/稲作の開始
    第二節 農耕文化の発展と社会の変化
     農耕集落の展開/拠点集落の登場/渡来文化の問題/小国の形成/北部九州の国々/一支国の形成
    第三節 『魏志』倭人伝の国々─対馬国から一支国へ
     対馬国の考古学/一支国の考古学/壱岐の海人/邪馬台国時代の長崎/生活文化の諸相
    第四節 北東アジアの中の末盧国
    第五節 伊都国と斯馬国の遺跡群
     伊都国の遺跡群/伊都国と一支国/斯馬国の遺跡群/前方後円墳の出現と伊覩・斯摩縣主
    第六節 武器形祭器
     重留遺跡出土の広形銅矛/春日市千歳出土の中広形銅戈
    第七節 吉武高木遺跡の出土品と九州の小銅鐸

    ■第二章 邪馬台国をめぐる諸問題
    第一節 邪馬台国をめぐる国々
     『魏志』倭人伝に見える国々/列島各地の国々
    第二節 列島各地の拠点集落
     拠点集落の概念/『倭人伝』の国々
    第三節 邪馬台国周辺諸国の実像─対馬国から投馬国まで
     対馬国/一支国/末盧国/伊都国/奴国/不弥国/投馬国
    第四節 吉野ヶ里遺跡をめぐって
     吉野ヶ里遺跡と「国」・「王」/吉野ヶ里遺跡と朝鮮半島
    第五節 山門郡の考古学
    第六節 「聞」国の想定
     はじめに/紫川流域における弥生時代の遺跡/「聞」国の呼称について/「聞」国の検証/おわりに
    第七節 「胸形」国の可能性
     はじめに─問題の所在/「胸形」国の呼称について/宗形(宗像)郡域における弥生時代/おわりに─宗形(宗像)郡域における古墳の出現
    第八節 首長墓の出現と王墓の形成過程
     はじめに/田熊石畑遺跡について/首長墓の出現─吉武高木遺跡の場合/北部九州各地の首長墓/首長墓から王墓へ/おわりに
    第九節 邪馬台国東遷の可能性
    第十節 倭人伝の中の動物たち
     はじめに/倭人伝の中の動物/北部九州弥生時代中・後期の動物相/絵画に見る動物/おわりに─伊都国の動物たち

    ■第三章 九州の古墳文化と古代朝鮮
    第一節 加耶地域と北部九州
     はじめに/竈の始まりと系譜/陶質土器と初期須恵器/陶質製紡錘車について/朝鮮出土の倭の遺物/おわりに
    第二節 九州出土の朝鮮産陶質土器
     はじめに/陶質土器の実例/陶質土器の諸段階/おわりに
    第三節 北部九州の初期須恵器とその系譜
     はじめに/日本における初期須恵器の生産開始/北部九州の初期須恵器窯/北部九州初期須恵器窯の内容と特質/北部九州の初期須恵器とその系譜/おわりに─北部九州における初期須恵器出現の背景

    ■第四章 大宰府の研究
    第一節 九州歴史資料館と大宰府研究
    第二節 大宰府都城制─とくに水城と条坊制の系譜
     はじめに/大宰府都城の構造/泗沘都城の構造/大宰府都城制の系譜/おわりに
    第三節 大宰府の防衛体制をめぐって─羅城と関、防と烽
     はじめに/羅城と関/防と烽/おわりに
    第四節 朝鮮式山城
     はじめに/朝鮮式山城の定義/朝鮮式山城の構造的特質/朝鮮式山城の分布と意義/おわりに
    第五節 朝鮮半島から見た鞠智城
     鞠智城の築城とその背景/日本古代山城の中の鞠智城/朝鮮半島の古代山城/朝鮮半島から見た鞠智城
    第六節 大野城から四王寺山へ─戦から祈りの山へ
    第七節 大宰府研究の現在─万葉集と考古学
     はじめに/「貧窮問答歌」に見える伏廬と竈/「梅花宴」の舞台/大宰府鴻臚館の位置/博多湾岸の大宰府関連遺跡/おわりに

    ■第五章 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
    第一節 世界遺産記載とその意義
     はじめに/これまでの学術調査・研究の成果/世界遺産記載に相応しい顕著な普遍的価値/記載の意義/おわりに
    第二節 古代宗像の神社・寺院と古墳
     はじめに/「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群/宗像社の起源/宗像神社と鎮国寺/宮地嶽古墳と倭国/おわりに
    第三節 宗像の世界遺産と元寇
     はじめに/鷹島から元寇が見えてくる/海の祭祀/おわりに

    ■第六章 九州の中・近世考古学
    第一節 九州・沖縄出土の朝鮮産陶磁器
     はじめに/朝鮮産陶磁器の諸段階/おわりに
    第二節 中世博多の対外交流─新安沖発見沈没船をめぐって
     はじめに/新安沈没船の文物/新安沈没船の年代/新安沈没船の出航地と目的地/船舶をめぐって/船の性格/新安沈没船発見の高麗青磁/おわりに
    第三節 古上野・高取と李朝時代の陶磁
    第四節 文禄・慶長の役と佐賀県立名護屋城博物館
  • 内容紹介

    九州から東アジア史を見晴かす──
    常に東アジア世界を意識しながら、九州における「国」や「王」の成立過程、陶質土器・須恵器の系譜、沖ノ島や大宰府などの諸問題を検証。
    九州の考古学界をリードするとともに、その研究成果を社会に還元し続けてきた著者の論考を集成。

    図書館選書
    東アジア世界を意識しながら、九州における「国」や「王」の成立過程、陶質土器・須恵器の系譜、沖ノ島や大宰府などの問題を検証。九州の考古学界をリードするとともに、その研究成果を社会に還元し続けてきた著者の論考を集成
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西谷 正(ニシタニ タダシ)
    1938(昭和13)年、大阪府高槻市生まれ。1966年、京都大学大学院文学研究科(考古学専攻)修士課程修了。奈良国立文化財研究所研究員、福岡県教育委員会技術主査、九州大学助教授を経て、1987~2002年九州大学教授、1993~96年佐賀県立名護屋城博物館初代館長、2004~08年韓国伝統文化学校(現、韓国伝統文化大学)外国人招聘教授など。現在、海の道むなかた館長、糸島市立伊都国歴史博物館名誉館長、九州歴史資料館名誉館長、九州大学名誉教授、日本考古学協会名誉会員、名誉文学博士(東亜大学校・国立公州大学校)
  • 著者について

    西谷 正 (ニシタニ タダシ)
    1938年、大阪府高槻市生まれ。1966年、京都大学大学院文学研究科(考古学専攻)修士課程修了。奈良国立文化財研究所研究員、福岡県教育委員会技術主査、九州大学助教授を経て、1987~2002年九州大学教授、1993~96年佐賀県立名護屋城博物館初代館長、2004~08年韓国伝統文化学校(現、韓国伝統文化大学)外国人招聘教授など。現在、海の道むなかた館長、糸島市立伊都国歴史博物館名誉館長、九州歴史資料館名誉館長、九州大学名誉教授、日本考古学協会名誉会員、名誉文学博士(東亜大学校・国立公州大学校)。
    [主な著書・編著]『東アジア考古学辞典』(東京堂出版)、『魏志倭人伝の考古学-邪馬台国への道-』(学生社)、『古代北東アジアの中の日本』(梓書院)、『邪馬台国をめぐる国々』(雄山閣)、『古代日本と朝鮮半島の交流史』(同成社)、『地域の考古学』(梓書院)、『私の東アジア考古学』『九州考古学の現在』(海鳥社)など。

九州考古学論考 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:海鳥社 ※出版地:福岡
著者名:西谷 正(著)
発行年月日:2021/12/25
ISBN-10:4866561130
ISBN-13:9784866561134
判型:A5
発売社名:海鳥社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:551ページ
縦:21cm
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