スマートグリッドと蓄電技術 [単行本]
    • スマートグリッドと蓄電技術 [単行本]

    • ¥2,20066 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003519543

スマートグリッドと蓄電技術 [単行本]

福井 正博(共著)有馬 理仁(共著)
価格:¥2,200(税込)
ゴールドポイント:66 ゴールドポイント(3%還元)(¥66相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:コロナ社
販売開始日: 2022/01/31
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

スマートグリッドと蓄電技術 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    1.序論
    1.1 スマートグリッド
    1.2 地球環境とエネルギー事情
    章末問題
    2.エネルギー環境の変化
    2.1 発電・送電・蓄電の役割
    2.2 再生可能エネルギー活用による変化とマネジメント
    2.3 VPP,アグリゲーション
    2.4 蓄電池の役割
    章末問題
    3.リチウムイオン蓄電池
    3.1 蓄電池の進化と役割の変化
    3.2 各種蓄電池の特徴と使い分け
    3.3 鉛蓄電池の動作原理
    3.4 リチウムイオン蓄電池の動作原理
    3.5 リチウムイオン蓄電池の構造的特徴
    3.6 リチウムイオン蓄電池の材料と組み立て
    3.7 固体電池の動作原理
    章末問題
    4.蓄電池のモデル化とシミュレーション
    4.1 等価回路モデルと抽出方法
    4.2 温度特性とその表現,抽出方法
    4.3 温度管理(発熱,伝熱の理論)
    4.4 開回路電圧,充電率,満充電容量
    4.5 組電池のモデル化とばらつきの考慮
    章末問題
    5.蓄電池の状態推定
    5.1 充電状態の推定方法(カルマンフィルタの基礎と電池への応用)
     5.1.1 充電状態のSOC推定方法
     5.1.2 電流積算法
     5.1.3 カルマンフィルタの導入
     5.1.4 電池モデルの生成
     5.1.5 カルマンフィルタの適用
     5.1.6 システムノイズと観測ノイズの推定
    5.2 内部インピーダンスの推定方法(逐次最小二乗法)
     5.2.1 逐次最小二乗法の導入
     5.2.2 逐次最小二乗法で用いる電池モデルの生成
     5.2.3 逐次最小二乗法の適用
    5.3 劣化現象と劣化診断方法
     5.3.1 交流内部抵抗法
     5.3.2 交流インピーダンス法
     5.3.3 矩形波インピーダンス法
     5.3.4 過渡応答変換法
     5.3.5 放電曲線微分法
     5.3.6 充電曲線解析法
     5.3.7 適応フィルタ
     5.3.8 差電圧法
     5.3.9 機械学習
    5.4 劣化診断システムの例
    5.5 寿命推定
    5.6 動的状態推定
    章末問題
    6.蓄電池管理システム(BMS)
    6.1 BMSの機能
    6.2 大規模蓄電池システムのBMS
    6.3 安全性を高める工夫
     6.3.1 BMS装置
     6.3.2 使用シーンとBMS
    章末問題
    引用・参考文献
    章末問題解答
    索引
  • 出版社からのコメント

    蓄電技術に着目して,スマートグリッドをエネルギーマネジメントの観点から解説。
  • 内容紹介

    本書の特徴は,多くの紙面をリチウムイオン蓄電池のモデル化と最適制御および管理,活用技術の説明に割いたことである。安全かつ長寿命な蓄電システムの構築に必要な技術を初めて学ぼうとする人たちが,エネルギー活用技術の全体像を把握しながら,無理なく読み進めることができるよう,以下の構成とした。

    1章,2章は導入であり,社会規模でのエネルギーシステムの全体像と課題,その中での蓄電システムの位置づけと役割について説明した。さまざまな発電方法における再生可能エネルギーの特徴は,発電と需要の調整技術が課題であることである。それらの調整のために,社会実装としてキーとなるのが蓄電システムであり,大きな価値を生むということを示し,3章以降を通読するための動機づけとした。
    3章では,蓄電池の進化と役割の変化を歴史的背景から振り返り,より過去の時代から長期にわたり活用されている鉛蓄電池や将来高い安全性かつ高効率な蓄電デバイスの主流として期待されている固体電池との比較を行いながら,現在および今後主流の一翼として期待されるリチウムイオン蓄電池の動作原理や実装,特徴について詳しく解説した。
    4章と5章ではBMS(battery management system)の観点から,電気化学的なデバイスをコンピュータ制御するために必要な技術を解説した。まず,4章で等価回路を用いたリチウムイオン蓄電池の電気的特性と温度特性のモデル化およびシミュレーション技術について解説し,電流に対する電圧応答から内部インピーダンスの特徴を理解し,その後,内部インピーダンスの温度特性や充放電動作に伴う温度分布の変化を解析するための手法を示した。また,単一セルの特性だけではなく,組電池にした場合のモデル化方法や特性ばらつきの扱い方に関しても解説を行った。5章では蓄電池の内部状態を推定するための技術として制御工学で用いられるカルマンフィルタや逐次最小二乗法などの最適化技術を丁寧に解説した。マイコンなどを用いてプログラミング実装する場合にも理解が容易となるように配慮した。また,蓄電池の代表的な劣化現象と等価回路モデルでの変化から劣化モードや劣化割合を認識する方法を解説した。将来的には蓄電池セルに搭載されたBMSが高機能化し,内部抵抗のリアルタイム測定や機械学習による劣化現象の把握,さらには,残寿命,残価値の推定が可能となることが予想されるので,それらの高度な状態把握に向けた技術の紹介も行った。
    最後に6章では,BMSシステムへの要求や機能についていくつかの使用シーンを想定して,全体のまとめを行った。

    図書館選書
    スマートグリッドは電力の流れを需要・供給の双方向から最適化するものである。スマートグリッドは分散された電源や蓄電池,センサーデバイスなどで構成されるが、本書は蓄電技術の観点からエネルギーマネジメントを説明する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    福井 正博(フクイ マサヒロ)
    1981年大阪大学工学部電子工学科卒業。1983年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了(電子工学専攻)。1983年松下電器産業株式会社勤務。1989年~90年カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。1999年博士(工学)(大阪大学)。2003年立命館大学教授

    有馬 理仁(アリマ マサヒト)
    2004年東京工業大学生命理工学部生命科学科卒業。2006年東京工業大学大学院生命理工学研究科修士課程修了(分子生命科学専攻)。2006年大和製罐株式会社勤務。2019年~20年東京工業大学非常勤講師。2021年立命館大学大学院理工学研究科博士後期課程修了(電子システム専攻)博士(工学)。2021年立命館大学授業担当講師

スマートグリッドと蓄電技術 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:コロナ社
著者名:福井 正博(共著)/有馬 理仁(共著)
発行年月日:2022/02/18
ISBN-10:4339009784
ISBN-13:9784339009781
判型:A5
発売社名:コロナ社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:電気
言語:日本語
ページ数:135ページ
縦:21cm
横:15cm
他のコロナ社の書籍を探す

    コロナ社 スマートグリッドと蓄電技術 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!