居住支援の現場から―母子世帯向けシェアハウスとハウジングファースト [単行本]
    • 居住支援の現場から―母子世帯向けシェアハウスとハウジングファースト [単行本]

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居住支援の現場から―母子世帯向けシェアハウスとハウジングファースト [単行本]

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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2022/02/03
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居住支援の現場から―母子世帯向けシェアハウスとハウジングファースト の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    新たな住まいの支援から日本の貧困問題に迫る。配偶者から暴力を受けた後に住まいを喪失し、母子世帯向けシェアハウスで暮らすシングルマザーと、新たな住まいを得て生活の立て直しをはかる男性ホームレス経験者に焦点をあて、新たな支援策を検討する。
  • 目次

    はしがき

    序 章 住宅確保要配慮者(住宅弱者)という視点
     1 日本の経済格差と居住貧困
      (1)日本社会の貧困問題
      (2)女性と子どもの貧困
     2 研究の目的と章構成
      (1)研究対象と目的
      (2)リサーチクエスチョン
      (3)DV被害者とホームレスの3つの共通点
      (4)章構成
     3 本書における概念の整理
      (1)DV被害を受けたシングルマザー
      (2)ホームレス
      (3)生活再建

    第1章 住宅政策・ホームレス・DV被害者支援のこれまで
     1 日本の住宅政策と居住福祉
      (1)戦後日本の住宅政策
      (2)日本の住宅政策とジェンダー
     2 ホームレス
      (1)ホームレスの主体の描かれ方
      (2)ホームレス支援の状況
     3 DV(ドメスティック・バイオレンス)
      (1)DVの特徴
      (2)日本におけるDV被害者支援制度の課題

    第2章 母子世帯向けシェアハウスとハウジングファーストでの調査
     1 フィールドワークの概要
      (1)調査方法
      (2)調査協力者について
      (3)母子世帯向けシェア住居(シェアハウス)とは何か
      (4)調査の実施方法
     2 調査実施状況と分析手法
      (1)倫理的配慮
      (2)調査フィールドの状況や調査協力者のプロフィール
      (3)分析手法

    第3章 母子世帯向けシェアハウスを選んだDV被害者
     1 郊外に位置する母子SH「X」
      (1)いざシェアハウスへ
      (2)配偶者の身体的暴力から逃れて来たAさん
      (3)大家が語る母子SH「X」の運営
     2 都市部に位置する母子SH「Y」
      (1)2度目の住み込み
      (2)居住地を転々とした後にYに落ち着いたBさん
      (3)DV被害者と言われることにためらいのあるCさん
      (4)大家が語る母子SH「Y」の運営

    第4章 ハウジングファーストで住まいを得たホームレス経験者
     1 今の生活に満足感を持つFさん
      (1)無理な離家からホームレス状態へ
      (2)ホームレス状態と比べた今の生活
      (3)今後の展望
     2 生活保護受給を負い目と感じるGさん
      (1)借入金の返済に追われ路上生活へ
      (2)就労自立に向かって
     3 常にお金がない状態だったと言うHさん
      (1)転職を繰り返す日々
      (2)「寂しいというか、暇」な日々
      (3)スタッフとの距離感
      (4)家族との関係
     4 ホームレス経験の長いIさん
      (1)長いホームレス生活
      (2)ビッグイシュー販売から居住生活へ
     5 依存症と精神疾患を抱えるJさん
      (1)派遣切りから路上生活へ
      (2)自分で決められる生活スタイル
     6 支援スタッフから見たハウジングファースト
      (1)生活支援スタッフS1「できないことを助ける」
      (2)生活支援スタッフS2「アパート生活はプロセスの1つ」
      (3)生活支援スタッフ(ボランティア)S3「(当事者とは)お互いさまみたいな感じ」
      (4)シェルター管理スタッフS4「地域からの理解があるといい」

    第5章 生活再建には何が必要か
     1 生育過程、居住移動、主体の類型、必要な支援から考える
      (1)DV被害者
      (2)ホームレス経験者
     2 考察のまとめ
      (1)DV被害者
      (2)ホームレス経験者
     3 社会政策と学術研究への意義
      (1)政策的インプリケーション
      (2)学術的インプリケーション
     4 住宅弱者の居住福祉の実現に向けて
     5 本書の限界と今後の課題

    補 章 コロナ禍の支援現場の状況
     1 DV被害者支援
      (1)LINE・電話での相談状況
      (2)コロナ禍による支援活動の変化
      (3)地域社会の理解がDV問題解決への鍵
      (4)潜在的な被害者が声を上げられる社会を
      (5)行政主導から民間主導へ
     2 母子世帯向けシェア住居
      (1)コロナ禍での母子SHの状況
      (2)コロナ禍を受けて開始した独自の家賃補助
      (3)集住と感染予防の両立
     3 コロナ禍でのハウジングファーストの展開
      (1)支援への入口
      (2)一時的な住まい
      (3)アパート居住者への支援
     4 各支援現場から分かること
  • 内容紹介

    住宅弱者の居住福祉の実現を目指して
    DV被害者やホームレス経験者は、どのように居住不安定な状況に陥り、その後、どのように新たな住まいを得て生活を再建していったのか。母子世帯向けシェアハウスとハウジングファーストという民間支援を利用して生活の立て直しを試みる人たちに着目し、そのプロセスを明らかにすることで、公的制度の課題・問題点を逆照射する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    杉野 衣代(スギノ キヌヨ)
    1974年愛知県名古屋市生まれ。2016年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了、修士(社会デザイン学)。2020年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程修了、博士(社会科学)。現在、大阪市立大学都市研究プラザ「先端的都市研究拠点」特別研究員(若手)、東京都庁職員
  • 著者について

    杉野 衣代 (スギノ キヌヨ)
    愛知県名古屋市生まれ。2016年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了、修士(社会デザイン学)。2020年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程修了、博士(社会科学)。現在、大阪市立大学都市研究プラザ「先端的都市研究拠点」特別研究員(若手)、東京都庁職員。「DV被害者にとっての母子世帯向けシェア住居の可能性」『語りの地平 ライフストーリー研究』VOL.5、110-130頁、2020年。「東京におけるハウジングファーストによるホームレス経験者の生きる基盤――若年ホームレス経験者の事例を中心に――」『都市と社会』3、104-127頁、2019年。「DV被害を受けた母親の可視化しにくい困難――母子世帯向けシェア住居での事例調査から――」『生活社会科学研究』26、75-82頁、2019年。など

居住支援の現場から―母子世帯向けシェアハウスとハウジングファースト の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:杉野 衣代(著)
発行年月日:2022/01/30
ISBN-10:4771035725
ISBN-13:9784771035720
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:212ページ
縦:22cm
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