心理老年学と臨床死生学―心理学の視点から考える老いと死 [単行本]
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心理老年学と臨床死生学―心理学の視点から考える老いと死 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2022/02/15
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心理老年学と臨床死生学―心理学の視点から考える老いと死 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    誰もが経験する老いと死。人生の終焉へと向かう中に、人は何を見出せるのか。極めて実際的な問題でありつつも、学術的な研究に触れる機会は少ないだろう。本書では、老年学と死生学の分野を牽引してきた編者と、第一線の研究者である著者たちが、心理学的視座からの研究成果を提示していく。団塊の世代が70代になり超高齢化社会に突入している日本において、未来に活かせる知見を提供する書といえるだろう。
  • 目次

    推薦の言葉(柏木哲夫)
    はじめに──心理老年学と臨床死生学


     第Ⅰ部 高齢者の孤独と幸福--心理老年学Ⅰ:社会的側面
     
    第1章 老年期の社会的側面に関する心理学の成果とは?──社会的側面:総論(中原 純)
     1 老年期の社会関係とサクセスフル・エイジング
     2 老年期の幸福感──その概念および加齢変化
     3 老年期の社会的側面──その概念および幸福感との関連
     4 老年期の社会的側面に対する心理学の貢献とは?──社会情動的選択性理論を中心に
     
    第2章 高齢者の孤立・孤独はどのような問題につながるのか?──高齢期の孤独感(豊島 彩)
     1 高齢者の社会的孤立と孤独感
     2 孤独感のエイジング・パラドックスと対処方略
     3 孤独感を抑制する方略
     4 高齢期の孤独の問題
     
    第3章 次世代を助けようとする高齢者の心理的背景には何があるのか?──世代性と次世代への利他的行動(田渕 恵)
     1 なぜ高齢者は次世代を助けようとするのか
     2 世代性とはなにか
     3 次世代から「受け入れられた」と感じること
     4 おわりに
     
    第4章 老いの先にある幸福とは?──高齢期の「生きたい」という心理(中川 威)
     1 はじめに
     2 Valuation of Lifeに関する先行研究
     3 Valuation of Lifeに関する実証研究
     4 おわりに
     
    第5章 老いにより培われるものはあるか?──知恵の発達(春日彩花)
     1 はじめに
     2 「知恵」とは何か
     3 エイジングと知恵
     4 おわりに

     第Ⅰ部まとめ──高齢者の孤独,幸福,そして知恵の発達(佐藤眞一)


     第Ⅱ部 高齢者の認知機能と認知症--心理老年学Ⅱ:個人的側面
     
    第6章 老年期の個人的側面に関する心理学の成果とは?──個人的側面:総論(権藤恭之)
     1 はじめに
     2 HPAの初期の版の内容
     3 HPAの近年の版の内容
     4 心理老年学研究の中心的課題
     5 今後の心理老年学の課題
     
    第7章 職業は人生後半期の個人にどのように影響するのか?──職業経験の複雑性による高齢期の認知機能への影響(石岡良子)
     1 はじめに
     2 認知加齢研究の概説
     3 職業と高齢期の認知機能との関連
     4 仕事の複雑性はどのように高齢期の認知機能に影響するか
     
    第8章 若者と高齢者の認知機能にはどのような違いがあるのか?──高齢期の認知機能の特徴(上野大介)
     1 認知機能
     2 高齢期の認知機能
     3 高齢期の認知機能と感情
     
    第9章 百歳長寿者は他の高齢者と何が違うのか?──百寿者の認知機能(稲垣宏樹)
     1 はじめに──百寿者の認知機能を評価する意味
     2 百寿者の認知機能の測定方法
     3 百寿者における認知症の有病率
     4 MMSE,CDRによる認知機能評価の概要とMMSEカットオフ値の推定
     5 認知障害のない百寿者における認知機能の特徴
     6 MMSEによる認知障害を有する高齢者との比較
     7 おわりに

    第10章 認知症の医療と介護に心理学が必要な理由とは? ──認知症の神経心理学(鈴木則夫)
     1 はじめに
     2 神経心理学的アセスメントの意義
     3 神経心理学にもとづいた簡易認知機能スケールへの課題追加と解釈の工夫
     
    第11章 認知症ケアに欠けていること,必要なことは何か?──認知症の福祉心理学(大庭 輝)
     1 認知症ケアを取り巻く社会の現状
     2 認知症ケアに求められる2つの視点
     3 認知症ケアに必要なこと
     4 おわりに

     第Ⅱ部まとめ──高齢者の認知機能の変化と認知症(佐藤眞一)
     

     第Ⅲ部 死と死別--臨床死生学

    第12章 死と死別に関する心理学の成果とは?──臨床死生学総論(平井 啓)
     1 はじめに
     2 死に逝く者の心理過程
     3 死別/喪失に伴う心理
     4 死に関する意思決定とコミュニケーション
     5 おわりに
     
    第13章 幼い子どもは死を理解しているのであろうか?──幼児期における死の理解(辻本 耐)
     1 子どもが死を理解する時期
     2 クローズド質問によって測定される死の理解
     3 子どもの死に対する理由づけ
     4 クローズド質問と理由づけ質問を用いた死の理解の検討
     5 幼い子どもは死を理解しているのであろうか?
     6 子どもの死の理解の今後の展望
     
    第14章 がん患者が求めているものとは?──がん患者への支援(松井智子)
     1 がんに罹患すると
     2 がん患者への心理社会的支援と課題
     3 がん患者へ心理社会的支援サービスを届けるために
     4 がん患者への支援への期待
     
    第15章 患者の何が守られなければならないのか?──患者の権利擁護(竹村節子)
     1 患者の権利に関する見解の歴史的変遷
     2 医療における患者の権利
     3 医療における自己決定権の考え方
     4 患者の権利擁護とは
     
    第16章 大切な人の死といかに向き合い,そして生きるのか?──遺族の悲嘆とその心理(中里和弘)
     1 喪失と死別
     2 高齢期の死別
     3 遺族はいかに故人との絆を紡ぎ,その後の人生を生きるのか

     第Ⅲ部まとめ──人の生涯における死と死別(佐藤眞一)


    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    誰もが経験する老いと死。人生の終焉へと向かう中に,人は何を見出せるのか。極めて実際的な問題でありつつも,学術的な研究に触れる機会は少ないだろう。本書では,老年学と死生学の分野を牽引してきた編者と,第一線の研究者である著者たちが,心理学的視座からの研究成果を提示していく。団塊の世代が70代になり超高齢化社会に突入している日本において,未来に活かせる知見を提供する書といえるだろう。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 眞一(サトウ シンイチ)
    1956年生まれ。1987年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。(財)東京都老人総合研究所研究員、明治学院大学文学部助教授、同心理学部教授などを経て、大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授。博士(医学)
  • 著者について

    佐藤 眞一 (サトウ シンイチ)
    2022年2月現在
    大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野 教授

心理老年学と臨床死生学―心理学の視点から考える老いと死 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:佐藤 眞一(編著)
発行年月日:2022/02/25
ISBN-10:4623093212
ISBN-13:9784623093212
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:300ページ
縦:22cm
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