裁判例で紐解く 企業の安全衛生責任 [単行本]

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裁判例で紐解く 企業の安全衛生責任 [単行本]

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出版社:労働新聞社
販売開始日: 2022/01/24
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裁判例で紐解く 企業の安全衛生責任 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    労災裁判の第一人者である筆者が、弊社発行「安全スタッフ」に連載記事から69の判例を精選、各事件につき詳細に解説をしています。前著「労災裁判例に学ぶ企業の安全衛生責任」の続編となりますが、本書は労災事故に限定せず、企業等の安全衛生責任が問われた裁判例を採り上げております。企業の安全衛生責任の正しい理解に欠かせない一冊です。
  • 目次

    1.安全配慮義務
     No.1 西松建設・吉田建設事件(東京地裁平成22年3月19日判決)感電による後遺障害への損害賠償
     No.2 鴻池組等事件(横浜地裁平成22年12月21日判決)被災態様に関する供述の信用性
     No.3 浜岡原発事件(静岡地裁平成24年3月23日判決)孫請作業員への安全配慮義務
     No.4 ニューメディア総研事件(福岡地裁平成24年10月11日判決)職場復帰者の突然死と注意義務違反
     No.5 DNPメディアテクノ関西事件(大阪地裁平成22年7月14日判決、大阪高裁平成24年6月8日判決)請負業者従業員への安全配慮義務
     No.6 岩手県職員化学物質過敏症事件(盛岡地裁平成24年10月5日判決)受動喫煙による症状悪化への損害賠償
     No.7 慶應義塾事件(東京高裁平成24年10月18日判決)シックハウス症候群での退職と慰謝料
     No.8 七十七銀行女川支店事件(仙台地裁平成26年2月25日判決)津波被災で死亡も避難指示に合理性
     No.9 曽於市教員自殺事件(鹿児島地裁平成26年3月12日判決)治癒前の特別研修の心理的負荷認める
     No.10 外国人技能実習生事件(千葉地裁平成26年9月30日判決)作業中の事故めぐる暴行で使用者責任
     No.11 環境施設ほか事件(福岡地裁平成26年12月25日判決)安全帯着けない作業指示で企業責任
     No.12 日本政策金融公庫事件①(大阪地裁平成25年3月6日判決)異動前後の心理的負荷を認め巨額賠償
     No.13 日本政策金融公庫事件②(大阪高裁平成26年7月17日判決)軽症うつの業務との因果関係認めず
     No.14 積水ハウス事件(大阪地裁平成27年2月23日判決)受動喫煙症などで安全配慮義務違反認めず
     No.15 仁和寺事件(京都地裁平成28年4月12日判決)過去の精神障害による過失相殺せず
     No.16 デンソー事件(名古屋地裁平成28年3月29日判決)作業変更での関節炎に企業責任認めず
     No.17 市川エフエム事件(東京高裁平成28年4月27日判決)職場復帰後の自殺に過失相殺類推適用
     No.18 障害者視力検査事件(東京地裁平成28年8月2日判決)健診後の眼痛で安全配慮義務認めず
     No.19 貨物運送会社広島営業所事件(鹿児島地裁平成30年1月23日判決)荷積みで腰痛に安全配慮義務違反認めず
     No.20 ケー・アイ・エス事件①(東京地裁平成28年6月15日判決)短時間の投入作業に伴う腰痛に賠償
     No.21 ケー・アイ・エス事件②(東京高裁平成28年1月30日判決)持病の腰痛悪化に企業責任認めず

    2.損害賠償額
     No.22 日本総合住生活ほか事件①(東京地裁平成28年9月12日判決)墜落事故は指導不足が原因と高額賠償
     No.23 日本総合住生活ほか事件②(東京高裁平成30年4月26日判決)二丁掛け指示なく墜落で過失5割に
     No.24 浅口市事件(岡山地裁倉敷支部平成30年10月31日判決)労務参加での被災に使用者責任
     No.25 種広商店事件(福岡地裁平成25年11月13日判決)製造機械の挟まれ災害で5割過失
     No.26 アイシン機工ほか事件①(名古屋地裁岡崎支部平成27年5月26日判決)誤操作の挟まれ災害で過失相殺6割
     No.27 アイシン機工ほか事件②(名古屋高裁平成27年11月13日判決)安全教育の実施を認め企業責任否定
     No.28 フルカワ等事件(福岡地裁平成30年11月30日判決)過労による脳梗塞で9000万円超賠償

    3.アスベスト
     No.29 大阪泉南アスベスト国家賠償事件(大阪高裁平成23年8月25日判決)石綿粉じんに対する国の規制権限行使
     No.30 泉南アスベスト事件①②(最高裁第一小法廷平成26年10月9日判決)国の規制権限不行使を違法と認める
     No.31 F会社控訴事件(大阪高裁平成27年6月24日判決)“重喫煙者に起因”と石綿の損害認めず

    4.過労死等
     No.32 大庄事件(控訴審)(大阪高裁平成23年5月25日判決)過労死に対する管理職・経営陣の責任
     No.33 K社事件(東京高裁平成26年4月23日判決)くも膜下出血に過労での影響認めず
     No.34 F大学事件(福岡高裁平成26年3月13日判決)脳内出血発症に業務の過重性認めず
     No.35 竹屋事件(津地裁平成29年1月30日判決)2店兼務管理職の過労死で代表らに責任

    5.過労自殺
     No.36 西日本旅客鉄道事件(大阪地裁平成27年3月20日判決)総合職の過労自殺で賠償額1億円超す
     No.37 ネットワークインフォメーションセンターほか事件(東京地裁平成28年3月16日判決)出向社員の過労自殺で元・先に責任
     No.38 飲食店店長自殺事件(大阪地裁平成30年3月1日判決)過労の是正措置怠り会社法上の責任
     No.39 ディーソルNSP事件(福岡地裁平成30年12月11日判決)過労自殺で支援要員拒否に過失相殺
     No.40 青森三菱ふそう自動車販売事件(仙台高裁令和2年1月28日判決)過労による適応障害で高額賠償

    6.パワハラ
     No.41 岡山県貨物運送事件(仙台高裁平成26年6月27日判決)パワハラ放置の使用者に高額賠償
     No.42 サントリーホールディングス事件①(東京地裁平成26年7月31日判決)パワハラと休職申出阻害で使用者責任
     No.43 サントリーホールディングス事件②(東京高裁平成27年1月28日判決)パワハラの違法性認め上司と会社に責任
     No.44 国立大学法人金沢大学事件(金沢地裁平成29年3月30日判決)パワハラで職場改善せず使用者に責任
     No.45 F社パワハラ事件①(長野地裁松本支部平成29年5月17日判決)女性社員への嫌がらせで企業責任認める
     No.46 F社パワハラ事件②(東京高裁平成29年10月18日判決)「退職強要に当たる」と慰謝料増額へ
     No.47 加野青果事件①(名古屋地裁平成29年1月27日判決)パワハラによる自殺で慰謝料のみ認める
     No.48 加野青果事件②(名古屋高裁平成29年11月30日判決)自殺との因果認め賠償額33倍以上に
     No.49 住宅福祉協会事件(東京地裁平成30年3月29日判決)虚偽回答の通報に伴うパワハラを認定
     No.50 関西ケーズデンキ事件(大津地裁平成30年5月24日判決)過重な業務への配転指示で苦痛認める
     No.51 ゆうちょ銀行パワハラ事件(徳島地裁平成30年7月9日判決)指導の範囲でも安全配慮義務違反に
     No.52 共立メンテナンス事件(東京地裁平成30年7月30日判決)恫喝や揺さぶりにパワハラ行為認定
     No.53 三栄製薬事件(東京地裁平成30年3月19日判決)ADHD社員のパワハラ訴え認めず
     No.54 ビーピー・カストロールほか事件(大阪地裁平成30年3月29日判決)1時間以上の注意パワハラと認めず
     No.55 (公財)後藤報恩会ほか事件①(名古屋地裁平成29年9月28日判決)勤務態度の注意に違法性認めず
     No.56 (公財)後藤報恩会ほか事件②(名古屋高裁平成30年9月13日判決)地位の違い踏まえ違法な退職勧奨に
     No.57 松原興産事件①(大阪地裁平成30年5月29日判決)班長のパワハラ放置で使用者責任
     No.58 松原興産事件②(大阪高裁平成31年1月31日判決)パワハラ賠償で素因減額を破棄
     No.59 社会福祉法人Y会事件(福岡地裁令和元年9月10日判決)人格貶める過度の指導に使用者責任

    7.その他
     No.60 松山刑務所事件(前橋地裁平成25年12月13日判決)運搬作業時の骨折で予見可能性認める(労災外)
     No.61 コンチネンタル・オートモーティブ事件(横浜地裁平成29年6月6日判決)主治医の診断書の信用性認めず
     No.62 東レエンタープライズ事件(大阪高裁平成25年12月20日判決)セクハラ被害で派遣元の責任追及(労災外)
     No.63 航空自衛隊自衛官セクハラ事件(東京高裁平成29年4月12日判決)性的関係強要による退職で慰謝料認める(労災外)
     No.64 大阪拘置所事件(最高裁第一小法廷平成28年4月21日判決)未決勾留中の安全配慮義務負わない(労災外)
     No.65 京都市事件(最高裁第三小法廷平成23年7月12日判決)時間外勤務によるストレスへの慰謝料(労災外)
     No.66 解体工事下敷事故事件(岐阜地裁平成27年7月8日判決)通行人死亡の公衆災害で高額賠償に(労災外)
     No.67 化学物質過敏症(シロアリ駆除)(佐賀地裁平成28年10月18日判決)駆除剤散布による再発に使用者責任(労災外)
     No.68 狩野ジャパン事件(長崎地裁大村支部令和元年9月26日判決)疾病診断ないが過労に慰謝料認める(労災外)
     No.69 社会福祉法人藤倉学園事件(東京地裁平成31年3月22日判決)重度の知的障害者だが平均賃金で認定(労災外)
  • 出版社からのコメント

    企業等の安全衛生責任が問われた69の判例を精選、各事件につき詳細に解説をしています
  • 内容紹介

    労災裁判の第一人者である筆者が、弊社発行「安全スタッフ」に連載記事から69の判例を精選、各事件につき詳細に解説をしています。前著「労災裁判に学ぶ企業の安全衛生責任」の続編となりますが、本書は労災事故に限定せず、企業等の安全衛生責任が問われた裁判例を採り上げております。
    企業の安全衛生責任の正しい理解に欠かせない一冊です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    外井 浩志(トイ ヒロシ)
    弁護士。昭和56年3月 東京大学法学部公法学科終了。同57年4月 東京労働基準局大田労働基準監督署に労働基準監督官として勤務。同57年10月 司法試験合格。同60年4月 安西法律事務所入所、弁護士登録(第一東京弁護士会所属)。平成10年4月 安西・井上・外井法律事務所に改称。同14年4月 安西・外井法律事務所に改称。同18年3月 外井法律事務所開設。同22年4月 第一東京弁護士会副会長(同23年3月まで)。令和3年4月 外井・鹿野法律事務所に改称。
  • 著者について

    外井 浩志 (トイ ヒロシ)
    昭和56年3月 東京大学法学部公法学科終了
    同57年4月 東京労働基準局大田労働基準監督署に労働基準監督官として勤務
    同57年10月 司法試験合格
    同60年4月 安西法律事務所入所、弁護士登録(第一東京弁護士会所属)
    平成10年4月 安西・井上・外井法律事務所に改称
    同14年4月 安西・外井法律事務所に改称
    同18年3月 外井法律事務所開設
    同22年4月 第一東京弁護士会副会長(同23年3月まで)
    令和3年4月 外井・鹿野法律事務所に改称

裁判例で紐解く 企業の安全衛生責任 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:労働新聞社
著者名:外井 浩志(著)
発行年月日:2022/01/24
ISBN-13:9784897618777
判型:A5
発売社名:労働新聞社
対象:実用
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:286ページ
縦:21cm
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