オープンダイアローグ 実践システムと精神医療 [単行本]
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オープンダイアローグ 実践システムと精神医療 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2022/03/28
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オープンダイアローグ 実践システムと精神医療 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    オープンダイアローグの日本での導入に向けて。精神科医療一般や地域精神医療との関係をふまえて、この対話実践を支えるシステムを展望する。
  • 目次

    はじめに(石原孝二・斎藤 環)

    Ⅰ オープンダイアローグのシステムと思想

    1 オープンダイアローグのシステムと実践の基盤(石原孝二)
     1 はじめに──7 つの原則の確認
     2 西ラップランドでなぜ可能だったのか?
     3 日本でオープンダイアローグを阻む3つの障壁
     4 日本で何ができるのか、何を目指すべきか
     5 ピアサポートとオープンダイアローグ

    コラム1 フィンランドの風土とオープンダイアローグ(森下圭子)
     1 冬戦争の精神と、戦後の復興
     2 気が付けば世界一幸せな国に
     3 ヨーロッパの日本、フィンランド
     4 森の民と個性
     5 フィンランドの風土とオープンダイアローグ

    コラム2 障害者運動とオープンダイアローグ(熊谷晋一郎)
     1 recovery movement──アメリカの精神障害者運動
     2 対話と制度化
     3 当事者主導型オープンダイアローグに向けて

    II オープンダイアローグと精神科医療・臨床心理

    2 オープンダイアローグは日本の精神医療の扉を開くか(高木俊介)
     1 はじめに
     2 オープンダイアローグとの出会い)
     3 日本の精神科医療の行き詰まりとACTの実践
     4 オープンダイアローグのシステムと思想
     5 ポリフォニーへの道は遠く
     6 おわりに

    3 ダイアローグ実践の哲学と臨床姿勢(白木孝二)
     1 オープンダイアローグの基本的考え方
     2 ダイアローグは「対話」なのだろうか?
     3 ニード適合型アプローチと自己定義ニード
     4 ダイアローグ実践の基本──話を聞くこと
     5 ダイアローグのプロセスと、決めるプロセスを分けること
     6 ダイアローグ実践におけるセラピストの質問とリフレクティング
     7  セラピストに必要な不確実性への耐性の重要側面、カテゴリー分類を避けること
     8 「ダイアローグモード」と、「問題解決モード」を分けて考えること
     9 オープンダイアローグ実践の二つの捉え方
     10 おわりに

    4 開業心理相談とオープンダイアローグ(信田さよ子)
     1 はじめに
     2 当事者から知らされる
     3 突破口としての期待
     4 家族との先行するつながりと介入
     5 OD実施における権力関係
     6 ODは楽しい──お任せと一対一からの解放
     7 心理劇とのつながり
     8 「採算が合うか」という視点
     9 おわりに

    III オープンダイアローグと地域精神医療

    5 地域精神医療とオープンダイアローグ( 下平美智代)
     1 はじめに
     2 脱施設化の流れの中で
     3 家族は重要である
     4 「ニーズ適応型治療」との出会い
     5 治療ミーティング
     6 治療ミーティングを優先的に実践することを支える組織的体制
     7 おわりに

    6  オープンダイアローグから学んだことをACT の実践に取り入れてみて変化として認識されたこと (伊藤順一郎・福井里江)
     1 はじめに
     2 本章の方法
     3 ACTとはどういうプログラムであるか
     4 日本にACTを導入するに際して、何を学び、どのようなことを大切にしたか
     5 ODを学び、その際に何がACTと異なると感じたか、どのような特徴をODに見出したのか
     6 ACTの臨床にODの対話の要素を導入しようという試みが何をもたらしつつあるか
     7 本報告の意義と限界
     8 おわりに

    7 認知症とオープンダイアローグ(森川すいめい)
     1 はじめに
     2 「もっと患者さんと話をしなさい」「もっと家族と話をしなさい」
     3 輪になって話す
     4 即時に会う、現場で会う
     5 本人のいないところで本人のことを話さない
     6 訪問診療というNeed-Adapted Approach
     7 それでも精神科医療が必要なときがあった
     8 そして本気の対話が必要なときがあった
     9 おわりに

    IV オープンダイアローグのトレーニングと実践に向けた試み

    コラム3 トレーニングコース(大井雄一)
     1 はじめに
     2 日本におけるトレーニングコースの紹介
     3 海外におけるトレーニングコース紹介
     4 トレーナー養成コース紹介
     5 結びに代えて──トレーニング体験の振り返り

    コラム4 クリニックと訪問看護ステーションを一体化した実践(西村秋生)
     1 オープンダイアローグの実践を想定した開設
     2 オープンダイアローグを実践するとは
     3 「私には怒る権利すらない」

    コラム5 精神科訪問看護という、ひととの出逢いかた──オープンダイアローグでつながり深まる世界の中で(三ツ井直子)
     1 出逢いの舞台は暮らしの中にある
     2 オープンダイアローグとの出逢い
     3 聞かれる体験を通じて、主観的世界の中での感情が伝わっていく
     4 統合失調症を持つ弟の姉として、精神科訪問看護師として
     5 オープンダイアローグと出逢って6年経った今、思うこと

    コラム6 琵琶湖病院における対話実践の取り組み(村上純一・山中一紗)
     1 はじめに
     2 対話実践との出会い
     3 当院での対話実践
     4 対話実践と出会ってから──私たちには何が必要か?
     5 Aさんの事例
     6 取り組みを通じた変化
     7 おわりに

    コラム7 オンライン診療の実態とリモート対話実践プログラム(RDP) (斎藤 環)
     1 オンライン診療のメリット・デメリット
     2 対話実践への応用
     3 リモート対話実践プログラム(RDP)

    おわりに──オープンダイアローグとパンデミックと人権 (石原孝二)
  • 内容紹介

    世界最多の精神科病床、身体拘束の問題などを抱える日本の精神科医療にとって、オープンダイアローグのアプローチは衝撃を与えた。精神科医療一般や臨床心理、地域精神医療との関係をふまえて、この「対話実践」の日本での取り組みや体制づくりの展開を提示する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石原 孝二(イシハラ コウジ)
    東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は科学技術哲学、精神医学の哲学

    斎藤 環(サイトウ タマキ)
    筑波大学医学医療系教授。専門は精神医学、精神保健学
  • 著者について

    石原 孝二 (イシハラ コウジ)
    東京大学大学院総合文化研究科教授

    斎藤 環 (サイトウ タマキ)
    筑波大学医学医療系教授

オープンダイアローグ 実践システムと精神医療 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:石原 孝二(編)/斎藤 環(編)
発行年月日:2022/03/24
ISBN-10:4130604155
ISBN-13:9784130604154
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:188ページ
縦:21cm
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