ルポ コロナ禍の移民たち [単行本]
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ルポ コロナ禍の移民たち [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2021/12/27
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ルポ コロナ禍の移民たち [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    コロナ・ショックは移民社会をどう変えたか。気鋭のルポライターが訊いた、日本で生きる外国人ならではの偽らざる本音と生き抜き方―。
  • 目次

     はじめに

    Prologue 移民最前線タウン新大久保の2020年春
     「ここは日本なんだから、大丈夫ですよ」
     パニックが起こるのではないか
     外国人たちが見せた意外なたくましさと、商魂
     「10万円の給付、外国人も対象なの?」
     外国人につきまとう「在留資格」の問題
     10万円給付に「アベさんありがとう」

    Chapter 1 名古屋“九番団地”の住民たち
     東海地方に多い外国人労働者
     ネットカフェ難民となったフィリピン人技能実習生
     コロナ防護服を折りたたむバイト
     名古屋の中の異国、九番団地
     2020年4月に襲った首切りの大波
     東海地方に日系人の労働者が多い理由
     高齢化とコロナ禍、ふたつの問題
     コロナだから、あえて起業?

    Chapter 2 学習支援と食料支援の実践者たち
     アルゼンチン×ブラジル人夫妻が立ち上げた教室
     一斉休校の影響で学校の授業についていけない
     外国人の子供たちに目立つ「コロナ転校」
     オンラインだからこそのメリットもたくさんある
     食料支援を続ける日系ペルー人
     支援しているほうも外国人の失業者
     ペルーに渡った日本人の子孫が、今度は日本にやってくる
     「外国人から先に切られる」
     誕生日プレゼントは解雇通告
     かれらを弱者と呼んでいいのだろうか

    Chapter 3 コロナに感染した外国人たち
     外国人の感染者は、日本人よりも多いのか
     感染リスクの高い現場を外国人が支えている
     一家10人丸ごと自宅隔離のペルー人
     「仮放免」のロヒンギャ難民がコロナに感染
     「仮放免」にはワクチンの通知も来なかった
     コロナ患者の医療通訳に奔走するフィリピン人
     コロナで進む「外国人労働者の高齢化問題」

    Chapter 4 揺れる留学生たち
     留学生たちが消えた新大久保の街
     オンラインでの授業は果たして「留学」なのか
     感染の怖さを抱えながら、コンビニで働く
     日本人の友達ができない
     生まれて初めてのひとり暮らしが、コロナ禍の東京
     1年以上も「入国待ち」の留学生たち
     日本人は海外留学できるのに、外国人留学生は日本に入れない
     オリンピック選手は隔離なしで日本に入れる
     深夜2時30分からのオンライン授業
     国際的な信用問題につながりかねない
     外国人は、日本にとって「例外の人」
     「日本は、国民になにもかも任せて、国がなにもしない」

    Chapter 5 翻弄される技能実習生たち
     ベトナム人を犯罪に追いこんだもの
     コロナ禍の入国制度も悪用して金儲け
     ベトナム人尼僧のもと、逃亡実習生たちと年越しをする
     本堂に並ぶベトナム語の位牌
     血が出るほど殴られた
     かれらの「たくましさ」は日本人にどう映るのか
     大恩寺には監理団体のベトナム人もやってくる
     実習生たち手づくりの晩ごはん
     実習生たちと焚火を囲む大晦日
     実習生たちと布団を並べて2020年が暮れていく
     「チャンスがあったら、また日本に来たい」
     名古屋にもあるベトナム人の駆け込み寺
     助けるほうと、助けられるほうをつくっちゃいけない
     ベトナム人僧侶は実習生たちのアニキ
     「日本はもう、来たくないですね」
     技能実習制度が失敗した理由
     徳林寺の大きな家族

    Chapter 6 なんでも対象外の難民たち
     多くの外国人が助かったという「10万円給付」だが……
     言葉や文化も奪われた人々
     保険もない、就労もできない「仮放免」という立場
     解体や工事現場で働くクルド人たち
     コロナ禍で減少する仕事、増える労働事故
     病院に行きたくても行けない
     東京オリンピックの「難民チーム」の陰で

    Chapter 7 “職域接種”するフィリピンパブ嬢たち
     栄4丁目、通称「女子大小路」
     街全体がクラスター化してしまった
     1000人のフィリピンパブ嬢がワクチンを職域接種
     お金がなくなると「ウータン」でしのぐ
     東海地方の工場労働者を支えてきた存在
     ワクチン接種でみんな明るくなった

    Epilogue 「コロナはチャンス」したたかな商売人たち
     新大久保の外国人人口は1000人減だけど
     コロナ禍なのに出店ラッシュ
     コロナで空いた物件をいまのうちに押さえたい
     アジアの「市場」と化した新大久保
     この街はコロナに負けなかった

     おわりに

     初出一覧・主要参考文献
  • 内容紹介

    コロナ・ショックは移民社会をどう変えたか。気鋭のルポライターが訊いた、日本で生きる外国人ならではの偽らざる本音と生き抜き方――。2020年から21年末までの取材成果を結集。苦悩、絶望、悲惨さだけじゃない、ポジティブでしたたかな姿も垣間見えた旅の記録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    室橋 裕和(ムロハシ ヒロカズ)
    フリーライター。1974年生まれ。週刊誌記者を経てタイに移住。現地発の日本語情報誌でデスクを務め、10年にわたりタイおよび周辺国を取材する。2014年に帰国したあとはアジア専門のライター、編集者として活動。「日本に生きるアジア人」「アジアに生きる日本人」をテーマとしている
  • 著者について

    室橋 裕和 (ムロハシ ヒロカズ)
    フリーライター。1974年生まれ。週刊誌記者を経てタイに移住。現地発の日本語情報誌でデスクを務め,10年にわたりタイおよび周辺国を取材する。2014年に帰国したあとはアジア専門のライター,編集者として活動。「日本に生きるアジア人」「アジアに生きる日本人」をテーマとしている。
    〔主要著書〕
    『ルポ 新大久保:移民最前線都市を歩く』辰巳出版,2020年
    『日本の異国:在日外国人の知られざる日常』晶文社,2019年
    『バンコクドリーム:「Gダイアリー」編集部青春記』イースト・プレス,2019年
    『おとなの青春旅行』(下川裕治との共編)講談社,2018年

ルポ コロナ禍の移民たち [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:室橋 裕和(著)
発行年月日:2021/12/30
ISBN-10:4750353175
ISBN-13:9784750353173
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:293ページ
縦:19cm
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