雷轟と猫 [単行本]

雷轟と猫 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「僕がこの大樹を折って見せるよ。ヒナタ」この決断にヒナタは、予想通りといったような、あたかも僕のことを昔から知っているかのような熱い視線を向ける。もちろん熱いと言ってもそれは決して鼓舞とかといったものではない。例えるなら光を求めて飛んだ蛾がその光に感電する様を期待するような。「あんたがこの大樹に干渉し得る何者かになった時、この大樹は折れる。七瀬、あんたは何者になる言うんや？」「さあね。もしかすると君の言った通り、白馬の王子様かもしれないよ」異常な父、余命宣告を受けた母、家出した兄、二人の美少女…。ある男子高生の歪んだ日常を描くＹｏｕＴｕｂｅｒによる衝撃の初小説！

• 出版社からのコメント

  ある男子高生の歪んだ日常を描くYouTuberによる衝撃の初小説！

• 内容紹介

  どれが僕で、どれが仮面なのかわからない――。
  
  進学校に通う高校生の藤原七瀬。優秀だった兄は「異常な父」に反発して家出してしまったが、七瀬は父親の望み通りに淡々と勉強に励む日々を送っていた。恋愛至上主義者の同級生キョウと休日に出かけはするが、恋人というわけではない。そんなある日、人のほとんどいない図書室で、日本人形のような少女アンナに出会う。運命の出会いに心躍らせる七瀬だったが、家族の中で唯一話せる母が入院して余命宣告を受けてしまい――。「断罪の森」で七瀬の前に現れる、関西弁を話す白猫とは一体何者なのか？　たくさんの仮面をつけた主人公の歪んだ世界と葛藤を、現役大学生YouTuberが鮮やかに描いた意欲作!
  
  
  図書館選書
  異常な父、余命宣告を受けた母、家出した兄、二人の美少女… ある男子高生の歪んだ日常を描いた現役大学生YouTuberによる衝撃の初小説！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  藤原 七瀬(フジワラ ナナセ)
  ２０１７年、桐蔭学園高等学校卒業。同年、同志社大学法学部法律学科入学。現在在学中。２０１９年、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ナナオは立派なユーチューバー」始動

• 著者について

  藤原　七瀬 (フジワラ　ナナセ)
  2017年、桐蔭学園高等学校卒業。同年、同志社大学法学部法律学科入学。現在在学中。2019年。ユーチューブチャンネル「ナナオは立派なユーチューバー」始動。

雷轟と猫 [単行本] の商品スペック